-AMDA国際医療情報センター NEWSLETTER 22号 (1997年10月発行) より、一部変更-
 

タイ人向けHIVプロジェクト経過報告

 

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 以前からご紹介しておりました通り、エイズ啓蒙活動として、今年度もタイ語による電話エ イズ相談およびタイ人看護婦の派遣を9月より行っております。
 2ヵ月が経過いたしましたが、その1件1件の通訳、カウンセリングの内容は非常に重みがあるものでした。
 通訳に関しては、すでにHIVに感染している患者さんと医師との間に入り何回か行いました。CD4の値、その数値の意味すること、今後の治療、薬の飲み方とその副作用などの説明を医師から患者さんへ正しく伝えることができました。それにより医師は「本当に 患者さんは理解してくれただろうか?」といった疑問を残すことなく安心して治療を進 められ、患者さんは自分の病状を正しく理解し、注意を守りながら生活をすることがで きるようになりました。
 派遣先の病院では、すでに帰国が決まっている患者さんに対し、健康管理と感染予防 に関する医師の説明を患者さんへ通訳し、その後、タイ人看護婦は患者さんと一対一で 話しをして様々な不安を共有しました。またHIVに感染している妊婦や子供を出産した 母 親とも面接をしました。その報告を聞き、これはもはや患者本人だけの問題ではなく、生まれてくる子供の将来についても考えなくてはならない現実を再認識させられまし た。
 母国語で同国の看護婦さんと話すだけでも、かなり患者さんの気持ちも和らぐことと 思います。このようなケアを必要としている患者さんがいらっしゃいましたら、また言 葉の壁により治療をスムースに進められずにお困りの先生がいらっしゃいましたら、ぜ ひご連絡下さい。このプロジェクトの実施期間は限られているため、ぜひ有効にご利用 いただきたいと考えております。

担当看護婦:プラパポン・ヨスコン
 

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