AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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先日から書いているめまいを訴えるベトナム人に女性について精神疾患を診てくださっている精神科医から問い合わせに対する手紙が来た。やはり心因性のめまいであるとのこと。精神科医ではない僕にはわかりづらい精神科専門用語で見解が書いてあった。さすが専門家だ。10時ごろになって奥さんがついてきたペルー人男性50歳。会社の検診の結果がヘモグロビン8.2g/dlと強い貧血、採血をしてみると7.6mともっと進んでいる。たしかに顔色が悪いが、動いても動悸はないそうで、ゆっくりと貧血が進んでいるのだろう。そうすると痔を一番考えなくてはならないのは痔かなあと思ったところ、次の言葉に驚かされた。「せんせい、まいにちね、うんちするとあかい血が出る」。痔も考えなくてはならないが直腸がんなども否定しなくてはならない。否定しなくては・・・というより可能性としては半々かもしれない。この年末にきて新年まで置いておけない患者が出てくる。そのまま肛門直腸診をおこなっても、触れるところにしこりはなく、手袋に付いてくる便も血液が混じっている感じではない。26日の月曜の昼休みに大腸内視鏡を組んだ。何もないことを祈りたい。昼から県医師会の会長会へ。あすは祭日で一日早く木曜に来てくれた方が多い。おひとりおひとり話をしているはずなのだが、忘れて僕がいない時間帯に来てしまう患者が少なくない。きょうも迷惑をかけるのが心苦しい。
  • 2011/12/22 13:41
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12月も中旬になり、風邪がはやって来たのか外国人の患者数も急に増えてきた。きのうは計15人、フィリピン人3人、ブラジル人3人、中国人2人、ガーナ人2人、ペルー人、韓国人、タイ人、アメリカ人、パラグァイ人だった。外来から聞こえてくる言葉もにぎやかだ。冬になるとフィリピン人がみな元気がなくなって見える。寒いところは苦手なのだろう。きょうの朝になって受付でフィリピン人男性のカルテが出ないと騒いでいる。僕のところはまだ電子カルテではない。電子カルテを導入すると今までのカルテを全部電子カルテになおさなければならないので作業量を考えるととてもできない。どうもそのフィリピン人男性が過去に使っていたカルテの名前と今回、窓口で告げた名前がちがうらしい。保険診療ではこういうことはないが、自由診療ではこういうことがありうる。ようやく入ってきたフィリピン人男性、よく見る顔だった。以前に比較してあまりに顔が痩せこけている。糖尿病が心配になり、尿の検査だけまず行ってみたが、異常はなかった。空腹時に胃が痛いと言うが、ごはんを食べてきたし、保険がないので、まずは胃酸を抑えるプロトンポンブインヒビターを数日処方し、効果がなければ内視鏡という話をした。午後になってやってきた日系アルゼンチンの男性、仕事場で具合が悪くなり、血圧を測ったらあまりに高いので、会社から帰って医者のところへ行けと言われたとやってきた。血圧190/100、すごすぎる。具合が悪いわけだ。年末が近いけどとりあえず数日分処方して降圧剤の効果を見、さらに空腹時で採血してコレステロールや中性脂肪や肝機能、腎機能をチェックすることにした。
  • 2011/12/20 19:08
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ある学会からメディカルツーリズムを受け入れる医療機関を支援する・・・というようなメールが届いた。個人的な感想を言うと、やはり大きな医療機関のことが頭の中に最初にあるのだろう。僕のクリニックのようないわゆる開業医のところには地域の外国人やたまたま親族訪問に日本にやってきて病気になったという外国人がやってくることがあっても、わざわざ「治療のために日本にやってくる」外国人が来ることはない。大きい病院ではそういうメディカルツーリズムのニーズがどれほどあるのだろう? いろいろな本、雑誌に書かせていただいたが、メディカルツーリズムを積極的に受け入れている国といえばインド、タイ、シンガポール、韓国だ。そしてメディカルツーリズムにやってくると想定されているのは現時点では中国の富裕層だ。タイ、シンガホールでは華僑が多くて、なおかつシンガホールでは中国本土と同じく学校でも北京語での教育となっているので中国本土からの人とは通訳を置かずに話をすることができる。おまけに韓国、タイ、シンガポールの物価は日本よりはるかに安い。それでも日本の医療は進んでいるからと言う人はいるかもしれないが、留学生や国際学会などを通じて医療技術は世界中にあっと広まっていく。「この手術は私の大学が開発したので特許にして私の大学でしか手術ができません」などいうことがないのだ。心の中ではメディカルツーリズムはだめかとすでに思っている関係者は少なくないと思う。関係しているお役人の中にもいると思う。
日本医師会はメディカルツーリズムが広がることによって自費診療が増え、TPPで市場開放を求める米国の保険会社などがそこにもつけこんでくると思っているようである。TPPで米国の保険会社が付け込んでくるのはまちがいないだろう。医療関係の財政の厳しいことを受けて近い将来、政府が保険診療できる疾患に制限を付け始めると、では国民としては保険診療から除外された疾患の治療などに要する費用をどのように工面するかというと保険会社にお世話になるということになる。すなわち公的保険と民間保険の二つの制度に加入するということになる。しかしそれは民間保険に加入できる財力のある人たちだけだ。こうして国民皆保険制度は崩壊する。このシナリオは正直、ものすごく信ぴょう性がある。日本医師会がメディカルツーリズムやTPPに反対しているのは理にかなっていると僕は思う。
話が脱線してしまったが、どうして「メディカルツーリズム」で、どうして「在日外国人」ではないのだろう? 今までだって在日外国人は健康、医療に関しては極端な言い方をすると誰にもふりかえられずに来た。国にも地方自治体にも多くの医療機関にも。今回、外国人の医療に少しは日が当たるかと思ったが、厚労省の外国人受け入れ医療機関の認定制度といい、今回の学会といい、医療を受けることを目的にやってくる外国人を想定してのことである。僕らのまわりにいつも暮らしている外国人はまたまた置き去りか忘れ去られているようだ。もしかして彼らが同じ外国人と言っても医療機関にとっては「もうからないやっかいな」人たちだからだろうか?
  • 2011/12/19 16:20
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僕の感はあたった。おとといの木曜のところで書いためまいのベトナム人女性、小学生の息子とやってきた。ベトナム人の名前はグエンやトランがやたらに多くてへたをすると間違えてしまうことがある。耳鼻科専門医からの返事が来ていて読んだ覚えがあるのに、カルテに付いておらず、事務で探したら別のベトナム人のカルテに付いていた。いくら忙しくてこういうまちがいはいけない。専門医では「病的所見はない」ということであったが、めまいはあるらしい。精神科でいただいている5種類のお薬の副作用も考えねばならないと思い、精神科の主治医に手紙を書いた。次の診察は来年の1月14日土曜日というので、それまで待たずに早く持って行ってくれるよう、こどもに話したが、伝わらない。よくよく聞くと、伝わっていないのではなくて、以前にその精神科でめまいの薬をもらおうと話したら、ここにはめまいの薬はないと言われたらしく、「だから精神科に行ってもめまいの薬は出ない、なぜ行くのだろう?」と思ったようだ。もじもじしながら息子が難しくて通訳できないと言いだしたので、きょうは休んでいるクリニックのベトナム人通訳に電話して通訳してもらった。たしかに高学年とはいえ、小学生にはむずかしい話だ。このケース、けっきょく、一番関係があるかもしれない耳鼻科専門医がひっこんでしまったために、どうやら袋小路に入り込みそうだ。もうすぐ12時半、1時に終わってから慶応大学看護医療学部大学院の講義へ。終りは午後6時。こちらもせわしいが、僕に合わせて土曜の午後の講義を受けにきてくださる学生さんも大変だろう。申し訳ないような気分。
  • 2011/12/19 9:02
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午前中にやってきたタイ人女性、南相馬市から避難した方だった。息子さんを連れてご主人の姉にあたる人が住んでいるこの大和にやってきたとのこと。きょうは足の病気のことで携帯電話でご主人とも話した。ご主人は福島に残っているそうで、不安でさびしい、いつも心配していると話していた。来年の春には息子さんの小学校入学のために福島に戻るとも話していた。あんなに愛されていたらご主人も幸せだろう。原発から26キロのところに住んでいたそうだ。それにしても全国津々浦々まで外国人が住んでいるものだと実感した。だからこそ行政の各種のお知らせなど多言語で対応する必要があるのだと力説したい。原発事故など命とかかわることだ。津波も地震も。一人の命が大切だと日頃言っているのはどこのどいつだろう? できないとき、努力もしないのに「そこまでは手がまわりません」などと簡単に言わないでほしい。ところでそういうとき、どこが司令塔になって外国人に対する広報を行うのだろう? まあ今の行政の体質では期待する方が悲しいことに無理らしい。診察を終えて会計を待っている時にはたとひらめいて、あわてて呼びもどした。そして僕の机の中にいつもあるプラ・クルアンを彼女の手にひとつ握らせた。プラ・クルアンはタイ人なら例外なく持っているお守りだ。小さなペンダントのようなものでケースの中には歴史的にえらいお坊様や仏さまのレリーフが彫られている。タイイに行くとプラ・クルアン専門の雑誌が露天でも売られているし、歴史的なものはベンツ一台にも匹敵する額で売買されている。男性ならネックレスのようにして身につけている。僕は身にはつけてはいないが、3つ持っていて、きょう彼女に渡したのはバンコックにいる33年来の親友の奥様から10年前にいただいたものだ。ほんとにもらっていいの?クンモウ(先生)と言って、僕がいいよと答えると、額に押し当てて帰って行った。チョークディカップ、彼女の人生が守られますように。
  • 2011/12/16 17:10
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精神科の薬を内服しているめまいを訴えるベトナム人の女性を耳鼻科専門医に紹介した件、きょう結果が郵送されてきた。とくに原因がないとのことだ。困ったことになった。原因があれば耳鼻科専門医のところに通院するようになるのだが、あの書き方では「うちは関係ありません。今後は先生のところで診てください」ということなのだろう。すると今度彼女がやってきたときに「なんでもないのにどうしてめまいが続くのか?」と僕が患者から責められることになる。自分の専門なら次々と薬を変えて、どれがよく合うのか手探りで検討することもできなくもないが・・専門外の分野でこれをやれと言われるとちょっとつらい。僕よりも耳鼻科専門医のほうがめまつについてはよくわかっているはずだから専門医で薬を考えてもらったほうが絶対にいいはずなのだが・・この専門医に限らないが患者が外国人となるとこういうケースが多い。おかげでもともと一般外科という消化器外科プラス乳がんや足の静脈瘤などを大学で診ていた僕もいまは簡単な泌尿器科や眼科の処置までしなくてはならないときがある。昼直前にカンボジア人の若い男がやってきた。すでに日本に帰化していて、カンボジアのビザを申請するためにHIVの即日検査をして証明書が欲しいのだそうだ。聞くと生後半年で「呼び寄せ事業」で日本にやってきたとのこと。呼びよせ事業とはインドシナ難民として日本に受け入れられたベトナム、カンボジア、ラオスの人たちの故国に残った家族を、離れ離れになってはいけないという人道上の配慮から後になって文字通り、日本政府の許可のもとに呼び寄せる事業である。ところで不思議なことがある。カンボジアだけでなくロシアも台湾も長期ビザを申請するときにはエイズ検査を行って結果を提出することを義務付けられる。もし検査を行って陽性に出たらどうなるのだろう? カンボジア人の彼はもちろん陰性だった。
  • 2011/12/15 15:42
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突然やる気がわいてきた。依頼されていた原稿書きのことだ。きのうの話の続きだが、夜になって世田谷の自宅に向かう途中、どうしても書いておかねばならないことに気がついた。東名高速を走っていたので港北サービスエリアに車を入れて停め、かばんの中のメモ用紙に忘れぬよう書きとめた。家に着いてからパソコンを取り出すのももどかしく書き始めた、いや打ち始めた。エネルギーが湧き上がるのがわかる。4000字の原稿というとさほどは長くはない。まずは書きたいだけ書いて削っていく方法を採ることにした。ここで依頼書をもらっていたことに気が付き、3週間放置しておいたその依頼書を初めて詳細に読んだ。やはり書き方に注文が付けられていた。そして依頼書に沿って再び作業開始、1時間も書いたか。きょう水曜はクリニックの休診日、朝から昨日の続きを始め、いますでに3/4を書き終えた。この分なら見直しをしても今週中には編集者に送れるだろう。たぶんきのう依頼された4回連載の原稿もすべて12月末には書きあがるだろう。年末年始はぼーっとすごしたい。夜は隣の藤沢市医師会の忘年会へ、来賓として招待されている。
  • 2011/12/14 14:44
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 昼休みになってある医療系雑誌の編集者など来院、依頼原稿について説明を受けた。なぜか毎年、11月12月は依頼原稿が多い。もちろん外国人や外国人医療に関するものばかり。昨年は母が当時重症で僕も身動きとれなかったので6千字で依頼された原稿は一度は断った。ところが「これを書けるのは小林先生しかいません」とおだてられ、数日かけて説得され、時間がかかってもいいという一言で引き受けてしまった。けっきょく4件引き受けて書いた。今年は3件。毎日忙しく、講義、忘年会もあってなかなか書く気になれない。僕は芸術家ではないが、芸術家のように? 気が向いたときにはあっというまに書きあげるのだが、気が乗らないと時間があっても書けない。というわけでむりやり書こうとしても無理なのはよーくわかっているので、そういうときは何もしないで書く気になるのを待つことにしている。不思議と1週間か2週間で「創作意欲」がふつふつと湧いてくる。今回はたぶん土曜日に慶應大学看護医療学部大学院の講義を終えるまでは書けないだろう。だから来週は外出すこし控えなくては。
 午後から僕の頭痛の種のタイ人女性がやってきた。僕の言うことは何も聞いてくれず、医学的には正反対なことでも思い込むとてこでも動かない、いや譲ろうとしない。けっきょく、診察室に30分、終わった後、待合室でタイ語の通訳と30分話して帰って行った。
  • 2011/12/13 17:31
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ペトナム人の40台前半の男性、仲間が通訳でついてきた。見ると国民健康保険に加入している。ベトナム人で国保に加入しているということはこのあたりではインドシナ難民として日本にやってきた人たちだ。その家族で「呼び寄せ」でやってきたとしてもこの事業が終わってすでに5年は経過している。なのに一言も全く日本語が話せない。態度を診ていてもまったく僕の言葉がわかっていないのが読み取れるし、顔にも表情がない。クリニックにカルテがあって、見るとこの前の受診は5年近く前だ。顔には全く見覚えがない。通訳の男、なんとなくうさんくさそうな奴。「せんせい、ひさしぶり」と言う。ここで僕が思ったことは実は国保を持っている人物は通訳としてやってきた彼で、患者の男性は最近ベトナムからやってきて滞在している、保険に加入していない男ではないかということだ。あまりにも日本語が話せなすぎだ。受付に念のために患者である彼の外国人登録証を確認しておくように話した。結果は・・・僕の早とちりだった。外国人登録証に貼られた写真はまちがいなく彼の写真で、しかも在留資格の欄には「定住」とあった。定住資格を取得するには来日して5年は経過しているはず。それなのにあの日本語力なのか・・・不思議だ。全て通訳の男が話す。不思議すぎる。人を疑うのはいやだが、保険情報などは日頃から慎重に確認しておかねばならない。これはまちがいがない。
  • 2011/12/12 17:33
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きょうは外国人医療じゃないが、いい経験をした。昼前にある歯科医から電話があった。歯の治療をしていたら患者がくしゃみをした途端に歯にかぶせてあった金属製のものを誤嚥したとのことだった。一般的には誤嚥すると食道に入る。実は僕は誤嚥して食道や胃に入ってしまったものを内視鏡を使って取り出すのが得意だ。たぶん50例以上にのぼるだろう。過去にはあかちゃんが誤嚥して食道に刺さっている画鋲を摘出したこともあるし、栃木の病院に出張していたときには20台の女性から長さ14センチの大匙を1時間唸ってがんばって取り出したこともある。経験上10円玉の大きさは自然に胃から十二指腸への幽門、小腸から盲腸への回盲弁という消化管では一番狭くてひっかかりやすい部位を通り過ぎて肛門から便とともに自然排出される限界だと思っている。この金属のかぶせものは大きさからは十分には自然排出されるであろうし、形状も胃や腸に刺さるようなものではないのでこのまま様子を見てもいいだろうが、とりあえずどこにあるのかという診断だけはつけておこうと来院してもらった。ガストログラフィンという造影剤を飲んでもらってレントゲン写真を撮ってみるとなんと金属のかぶせものは消化管ではなく、気管支に入っていた。一分一秒を争う緊急ではないが、1日か二日放置しておくと無気肺、肺炎を引き起こす可能性は高い。気管支鏡で摘出してもらわねばと二次救急当番病院に電話した。ここでは専門医がいないとのことで断られた。たしかにこの場合、気管支鏡検査ができなければその病院に行ってみても意味がない。やむをえないと言わざるをえない。当番医と直接話したところ、直接三次医療機関に連絡をしてくれと言われた。三次救急の大学病院にすぐに電話、電話の中の看護師らしい女性が呼吸器科なのか、呼吸器外科なのか、担当医に尋ねてみたところ、いま急患で忙しくて診察できない、受け入れられないと断られた。僕もちょっといらいらして「じゃ、どこに電話したらいいのだ?」と強く言うと看護師が「では耳鼻科に尋ねてみます」と答えてくれた。10分近く待たされ、電話に出てきたと思ったら「こどもなら診られるがおとなは無理」と言われた。どんな耳鼻科医が当番なのだろう、不思議だ。普通は「おとなはいいけどこどもはちょっと・・」なのだと思うけど。ほかの二次医療機関をいくつか教えるので直接交渉してくれと言われた。そのうちの一つの病院に電話、最初に「気管に飲み込んだ」と話したら、呼吸器はきょうは夕方からと言われた。やれよかったと思ったら、すこし間を置いて「すみません、呼吸器科の先生はいなくて当番は消化器の先生でした」と断られた。ほんとかよ?ってタイミング。もう最後の手段と救急車を呼んだ。救急隊に電話したときに上記の大学病院のほかに少し遠くの三次救急病院をいくつか教えてくれた。救急隊が突然連れて行くより、医師が頼んでおいた方が受け入れやすいと言われた。それからすぐにそのうちのひとつ、S大の附属病院に電話、事情を話して待たされている間、ドキドキした。「いいですよ、来てください」と担当医から言われた時には崩れ落ちそうになった。そしてやってきた救急車が走り去るまでの1時間ぐらい、4件目でやっと救われた。患者が並んでくれている時間帯に1時間もかけてこんなことまで医師が診療中にしなくてはならなくなったとしたらやってられない。
  • 2011/12/12 8:54
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