AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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東邦大学看護学部の学生5人が研修でやってきた。たまたまスタッフをよく知っているので数年前から頼まれてはいるのだが。こういう日にあまり混みすぎると説明してあげる時間がない。あまり混みませんようにと願っていたら本当に患者の少ない一日だった。こういう日もあるのねって感じ。それでも僕のほうはフィリピン人2名来院。ひとりは内視鏡も行った。研修は午後3時までなのだが、彼女たちが帰った3時15分ごろ、カナダ人男性から電話。おなかが痛いらしい。拝見したが急性感染性胃腸炎と診断した。平和に一日。夜は医師会の定例総会。帰宅するのは10時ごろか。
  • 2012/5/29 16:07
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きょうは僕の診察のほうの外国人患者は高血圧の患者のみ。ガーナとペルーとフィリピン。よく聞くとみなさん、両親のどちらかまたは両親が高血圧。やはり遺伝性の高い疾患なのだろう。高血圧で通ってくる外国人はすごく多い。薬の飲み方、食事についても何度も何度も僕自身、しつこいと思うぐらい毎回、継続的治療をとかあぶらっこい物やしょっぱいものは食べ過ぎないようにと話すのだが、あまり効果があるとは思えない。ついには一か月、二か月と来なくなり、忘れたころにまたひどくなってやってくる。仕事が忙しい、夜の勤務をしているからと言われても、僕は理解できても病気は待ってくれない。ちゃんと通ってくるのは皮肉なことに生活保護の人が多い。仕事をしていないし、医療費が無料なので受診しやすいのだろうが、こういう現実を見ると、うーん、これでいいのだろうかと考えこんでしまう。
  • 2012/5/28 16:09
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きょうもインド人の健診希望者3人。朝早く、ほかの患者が来る時間までに終えてしまった。こういうのは特別サービスのひいきではなく、通常の診療時間帯に来られると混みあって収集がつかなくなるからだ。でっぷりといい体格。生年月日を見ると僕の息子とほとんどかわらない年だ。そういえばうちの息子、卵型のドームをした野球場やその隣のホテルなどを運営している会社に勤めているのだが、ちゃんと仕事しているのかしらと心配になる。ひとつ年下の娘は医師になって2年目だが、医師になったころは海外の論文の内容など教えてほしい言われたが、すぐに父親はあてにならぬと気がついたようで、こういう仕事関係のことを聞かれることもなくなってしまった。話がそれてしまったが、その後やってきたフィリピン人46歳の女性、甘いものを食べると胸からおなか、頭に至るまで響くという。以前も逆流性食道炎かなと思ったのだが、この病名ですべての症状をカバーできるとはとても思えない。おまけに甘いものを食べるとおしっこが出にくいという。排尿回数はいつもと変化ないそうだ。検尿しても異常所見なし。患者を前にしてしばらく考えこんでしまった。そういえばこの彼女、以前にやってきた2年前も同じような訴えをしていた。けっきょく本人の希望で29日の火曜日に内視鏡でチェックすることになった。
  • 2012/5/27 7:30
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きょうは外国人じゃない話。すごくショックな話。つい10日ほど前に自宅のすぐ近くにお住まいの男性がやってきた。強度の不眠症で薬を出してほしいと言う。処方して1週間程度でまたやってきた。4週間処方しておいたので、どうしてやってきたのか?と尋ねてみたら薬を飲みきったからと答える。不審には思ったが、きっと1日量の1.5倍ずつ内服してしまったのかと思い、さらに2週間処方してみた。そして4日が過ぎたきょうの午後、またやってきた。やはり「薬は全部飲んでしまったら来た」とのことだった。最初にやってきたときは睡眠不足でぼーっとしていらっしゃるのかと思ったが、そうではないようだ。きょうはたまたま昼休みにやってきたので外来の待合室で待っていただいたのだが、いすに座っているところを見ていたらぼーっとして目がうつろになっている。これはもしかして認知症かと「ところできょうは何日ですか?」と尋ねてみると案の定、とまどった表情で僕の後ろのカレンダーを見ながら18日と答える。まちがいない。この男性、自宅の地域の自治会長をおやりになっていたようなしっかりした方だったのに・・こうなってしまうものなのだろうか? ご自宅に電話して奥様といっしょにあす、来てくださるように話そうとしたが、自宅は留守。身近にいつもいる人ほど気がつかないというが・・・夜にもう一回電話してみるつもりだ。きっと介護認定の話もせざるをえないだろう。人間って悲しい生き物だと思った。
  • 2012/5/25 17:41
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きょうは午後から県医師会の会長会。天気もいいし、お出かけ日和。ここのところ、立場上、県央地区のメディカルコントロール委員会で消防関係者と、同じく県央地区地域産業保健センターの運営会議で労働基準監督署の関係者と会って会議をすることが立て続けにあった。前者は僕の休診日である水曜の昼間に設定され、後者は月曜の午後7時からに設定されていたので、出席しない理由がなくなってしまったからだ。消防署は火災と救急に関係があり、労働基準監督署は労働条件などに深く関係している。いろいろと議論があり、消防署や労働基準監督署でも諸問題に対して真剣に対応を考えているということがよくわかって、やはり出席してよかったと思った。それにしても会が終わろうかというころ、僕が外国人の人たちへの配慮について質問すると突然、シーンとなってしまう。外国人のことなど想定外なのだろう。悪気はなくてもそういうことなのだ。こういうところから外国人のことを考えて行かなければ同じ社会にいっしょに住むといっても掛け声倒れになってしまう。ひょっとしたら僕が外国人のことを持ち出してお役人を刺激していることはいいことなのかもしれない。きっとうるさいと思われているのだろうが、そうでなければ彼らが日本語ができない人たちのことに気がつくこともないかもしれない。
  • 2012/5/24 13:51
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冷たい雨、15度しかない。あすは28度との予想、これじゃ体も耐えられまい。フィリピン人女性、44歳。横浜の日吉から風邪をひいて39度出してやってきた。どうもこちらに知り合いがいるらしい。ここまで来なくてもいいのに・・・インフルエンザが心配だったらしく、何度も尋ねて不安そうにしているので念のために検査した。やっぱり陰性だった。ペルー人の男性、吐き気があって頭が痛いと来院。3月を最後に来院していない。降圧剤もなくなって一か月、180/110。頭が痛いはずである。どうして持続的にお薬を飲まなければならないかをまた話したが、わかってくれたかどうか。午後2時40分にタイ人女性現れる。いつも拝見しているうつっぽい人だ。けっきょく約30分しゃべり続けて帰って行った。いつも体重が減ったと嘆くのだが、今回はすこし増えたそうで本人もいつもより機嫌がよくほっとした。雨で天気が悪く、患者が少ないというのになぜか外国人の患者は全然少なくない。これから終りまで1時間、きのう切開排膿したフィリピン女性、ちゃんと来るかどうか。
  • 2012/5/22 16:34
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朝やってきたフィリピン人女性、前回、顔がはれていておたふくと診断したのに、数日して近くの公立病院に行ったらしい。おたふくだから何も処方しないで経過を見ると話したそのことに不信感を抱いたのだろう。同病院で採血と尿の検査を受けて血中のアミラーゼが高いと言われ、慢性膵炎の診断で薬を処方されていた。これは明らかにまちがいだろう。顔の腫れが少なくなっていたのかもしれないが、血中のアミラーゼが上昇していたのはおたふくのためだと思う。血中アミラーゼの分画を検査すればすぐにわかることだ。彼女がその公立病院の薬を出して続けた方がいいかどうかと尋ねるので困り切ってしまった。ほかの施設の医師が処方した薬に対して僕の責任でやめるというわけにもいかないし・・・他の病院やクリニックに行きたいときは紹介状を書いてあげるから必ず教えてくれと頼んでおいた。午後の最初にあらわれた20台のフィリピン人女性、彼女も事情を抱えていて8ヶ月のあかちゃんを一人で育てている。僕のクリニックのことは友達から聞いたと言っていた。左のわきの下が痛くて仕事を午後から休んで来たとのこと、見ると腫れあがって膿が出かかっている。痛いわけだ。局所麻酔を使って切開し、膿を押し出したところ、中からアテロームのかすが出てきた。毛穴が塞がって毛穴の外に汗になってでるべきものが皮下に貯まり、もともと汚いものなので感染しやすいということなのだ。いずれ根本的に取り除かなければならないよというとがっかりしたような顔つき。でも痛みは今晩にはもうよくなるだろう。そして4時近くなって日系ペルー人男性来院。68歳、風邪をひいてやってきたのだが、身体が不自由、高血圧、糖尿病で腎不全となり、透析を受けているとのこと。これでは出稼ぎにやってきたのに故国の家族にお金を送ることもできまい。少子高齢化に伴って外国人を労働力として入れるべきという声もあるが、この男性の場合は労働力として貢献するというより、むしろ日本の医療費にとって負担になっている可能性が大きい。バブルの頃に労働力が追い付かず、単純労働力でもいいから外国人を入れたいということで日系人の子孫に限って単純労働者を認めたあの国の方針はいやな言い方だが政治的に言えば今のように景気が下がって来ると正しかったとは言い切れないかもしれない。というかそんなところまで考えもしなかったのだろう。彼らのひとりひとりは僕は大好きなのだが。
  • 2012/5/21 17:08
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きのうの夕方になって横浜のコンピユーター関連会社に勤めるインド人から電話、あしたもインド人の同僚ふたりの検診をしてほしいとせがまれた。この分ではいっしょに働いているインド人の同僚15人の検診を依頼される気がする。先週の土曜に3人施行、そして朝早く約束の時間に2人、ちゃんと現れた。あと10人、土曜にすこしずつ頼まれるのだろう。それにしてもコンビューター会社って景気がいいらしい。というわけで朝から外国人が多い半日だった。いつもやってくるカンボジア人にもしかしたら僕が結婚式に主賓で呼ばれたカンボジア人の母親のことを話してみたら・・・○○・・・おおぅ、よく知っているよ。カオイダンからいっしょに難民で日本に来た。カオイダンとはタイ国内のカンボジア国境からすこし離れたところ、カンボジア難民キャンプがあったところだ。いま何してるの?と尋ねてくる。家族構成もまちがいなく答えるところを見ると本当にいっしょにやってきたのだろう。ということは彼女が日本に難民として受け入れられてインドシナ難民大和定住促進センターに入った時、最初に健診を行った医師はこの僕だ。それで彼女が足繁く来てくれるわけが分かった。診察も終わりという頃、パキスタン人男性現れる。39.5度の発熱、体を触っても熱い。住所を見ると転居していて町田の八王子寄り。あそこからは車でもへたをすると1時間はかかる。尋ねてみるとやはり車でやってきたとのこと、ふらふらになりながら来たよと言われた。そんなになりながらここまで・・・と思うとなんだか感謝。そんなフラフラなのに、先生、久しぶり、元気ですか?と聞かれた。
  • 2012/5/19 10:30
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きのうの午後にやってきたフィリピン人女性、焼き肉屋のおかみさん、胃が痛い、顔のおできが治らないという。近くの皮膚科専門医に診てもらってもなおらず、相談も兼ねてやってきた。同じフィリピン人の友達が、これを使ったらいいよとクリームをくれたというので見せてもらったらリンデロンクリームだった。ステロイドが入っている。人それぞれ病気がちがうのだから勝手に自分の薬を人にあげたり、もらったりしてはむしろよくないのだよと言い聞かせたが、どうだろう? 胃に関しては空腹時も食べても痛い、背中も痛いというので、きのうは膵臓も疑って血液検査と尿検査を行い、きょう胃の内視鏡検査を行った。その直前に彼女の親戚のフィリピン人男性が高血圧のチェックにやってきた。彼に尋ねると「あいつは酒のみすぎだあ」と言う。うーん、きのうそんなことは一言も言っていなかったが・・・そうなんだと思いつつ、内視鏡検査。何も異常はなかった。検査中に取り寄せた昨日の血液検査と尿検査の至急結果では尿中のアミラーゼがきわめて高い。血液中のアミラーゼは正常であることから急性膵炎でしかも発症から10日近くすぎているということだろう。彼女に尋ねてみるとたしかに痛みが出てから2週間ぐらい経っているのではないかという返事。そこで「何かドクトールに隠していることない?」と切り出すと。「ない」と怪訝そうな顔。「お酒たくさん飲むんだって?」沈黙、下を向いて苦笑いしている。「ときどきたくさん」「ときどきたくさんじゃないでしょ。毎日意識なくなるまでテキーラ飲むって知ってるよ?」「だれに聞いた?」「親戚のダニーから」。こういうやりとりがあったあと「はい、もう飲みません」「ほんと?あなたが元気で働かないでフィリピンに帰したここども、どうやって養うの?」「はい、もう飲みません」。慢性膵炎治療薬を処方。さて言うとおりやってくれるかどうか。膵炎になってもお酒をやめられずにぼろぼろになった人たちを多数見てきただけにああはなってもらいたくない。
  • 2012/5/18 17:35
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暑い、本格的な夏日になってきた。朝の早い時間にフィリピン人男性やってきた。しばらくフィリピンに帰っていたとのことで血色がいい。親戚のほかにどうも「会いたい女性」に会ってきたらしく、からかうと赤くなってしまった。かわいい。席を立つときに「ドクトールといっしょだよ」と言われた。診察室の中、爆笑。一本とられた。ペルー人の患者に処方。今回、4月の診療報酬点数改定で処方薬のうち、一つでも一般名で医師が処方箋に記載すると、ジェネリック医薬品の中でも一番安いものが処方されるしくみになった。医療費削減のためであることははっきりしている。それにしても同じ薬のジェネリックであっても会社によって値段が何倍も異なるのはどういうわけか? これで「同じ作用の薬」と信じろというほうがむずかしい。それでも制度は制度。このペルー人の患者の処方薬にもひとつそういうものがあった。すると今までとは仮に作用が同じでも名前も薬の色も違うものが処方されるはず。これを説明するのがまた大変。とくに僕のクリニックのすぐ近くの調剤薬局で薬をもらうならいいのだが、遠くの知らないところでとなると具体的にどういう名前の薬が出たのかもわからない。ある意味、費用と引き換えに「危いこと」をしている気がしてならない。
  • 2012/5/17 14:43
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