AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20190201のエントリ

先月、バンコクから戻る機内で、ふと目にした機内販売カタログの中に多言語翻訳機器があった。30か国語ぐらいに対応しているそうで、「おためし」ができないので、買って使えないならお金の無駄遣いになるというリスクがあることに悩んだ挙句に買った。値段は言わないでおこう。帰国して普通ならすぐにあけて、操作方法などを見るところなのだが・・インフルエンザが流行って忙しいとか医師会関係の仕事に忙殺されているとか・・・理由をつけて自分をごまかしていた。そう、年を取ってくると説明書を読んでセットアップすることに異常なほどの面倒くささを感じてしまうのだ。昔、母が簡単な器械を買ってきて使えずに放置していることを笑ったりしてきたが、後5カ月で70歳を迎える今、自分がそうなっている。ようやくその気になってセットアップしたのが10日後、そして日本語-タガログ語にして、フィリピン人のスタッフと翻訳の正確さがどうなのか、調べてみた。すると、簡単な言葉、たとえば買い物のときとか、どこに行きたいとか・・そういうフレーズは正確なのだが、こと医療に関するフレーズになると、「おかしな」翻訳になっていて意味が通らないとフィリピン人スタッフに指摘された。とくに難しいフレーズではないのだが、医療分野に関してはこうなってしまう。この機器を医療の現場で使うのはむずかしそうとわかった。極端な言い方をすると「こんにちは」「さようなら」ぐらいの場面しか役立たないだろう。お金の無駄遣いに終わりそうで泣き。いま、外国人医療の委員会等に行くと、こういう翻訳機器のよさをアピールする発表が少なくない。本当に役立つのか、つい疑い深くなってしまう。
  • 2019/2/1 10:25
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