AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20190124のエントリ

カンボジア人女性48歳、日本語とタイ語が上手、昔、タイ国境のポイペトで商いをしていたと聞いたことがある。体が痛いので鎮痛剤だけ欲しいという。C型肝炎のキャリアでもあり、高血圧もあってしばらく内服治療していたことがある。血圧を測ると160/100。降圧剤もこの半年ぐらい内服していない。小学生のお嬢さんも日本人のご主人も僕のクリニックで拝見していて、ほかの医療機関を受診して降圧剤をもらっているということはないと思う。にもかかわらず、「もう治ったから薬はいらない」と頑なに言う。こういう際には説得にもかかわらず、本人が内服治療に納得しないのだから、不本意ながら、治療のごり押しはしない。説明を十分に行ったうえで、患者が選択した意思はたとえ、医師からみて不適切と思っても、その意思を尊重しなければならないからだ。それにしても彼女のように日本社会に溶け込み、日本人のご主人と生活していても、それでも今回のような頑なさがあることに外国人医療のむずかしさを久しぶりに感じた。定期的にCTで肝臓のチェックをすることや採血してα-Fetoproteinをチェックすることの意義についても話しているのだが、なかなか採血に応じてくれない。これも同様。
  • 2019/1/24 16:28
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