AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20190122のエントリ

ナイジェリア人男性、たしか数カ月前に高血圧で一か月分処方してすでに薬がなくなっているはず。血圧を測定すると156/100と高い。「高いだろう?」「高いよ」という会話をした。この間、ほかの医療機関を受診してはいなかったそうだ。どうして放置していたのか?と訊ねると「忙しかったから」という返事。北隣のS市に住んでいて、「忙しくて数カ月も来れない」なんて考えづらい。治療の継続性の意義は常に話しているはずなのだが・・・これ以上は患者の責任としか言いようがない。フィリピン人女性56歳、同じく北隣のS市の米軍基地から来院。アメリカ系フィリピン人と結婚しているという娘さんが付き添って来た。風のうわさに僕のクリニックにフィリピン人スタッフがいると聞いてやってきたそうだ。上腹部の痛みがあり、S市の医療機関を受診したところ、超音波検査で胆石と言われ、鎮痛剤だけもらったとのことで、セカンド オピニオンというか、今後の相談に訪れたと話してくれた。超音波の写真を持っていて、大きな胆石がはっきりと映っていたので、無駄な医療費は省こうと超音波検査は行わなかった。治療法としては手術しかないことを話した。本人は米軍属の家族として基地内で暮らしているので、日本の住民基本台帳には掲載されておらず、したがって国民健康保険を含む我が国の公的保険には加入できない。すなわち保険外診療となってしまう。手術のおよその費用は?と言われても保険外診療では医療機関により費用が異なる。保険外診療を保険点数10割で計算している町田慶泉病院の院長を務めるAMDA国際医療情報センター副理事長の中西先生に電話、中西先生のところではおよそいくらになるかをお訊ねしたところ、たぶん50万から60万、それに術前検査費用等がかかるだろうという返事をいただいた。このお返事を患者に伝えながら、横須賀の米軍病院での治療はどうなのか、検討してみてはとも伝えた。帰り際にきょうの診察について、保険会社に請求するための書類作成を依頼された。ということは海外の民間保険に加入しているということだと思う。これについてはさきほど、教えてはくれなかった。大切なことだったのに。フィリピン人女性から午前中に電話あり。就職のための健診を受けたいがいくら費用がかかるか?と。検査の内容によって費用は異なることを話して、検査項目を教えてもらったが、これがけっこう多項目にわたっている。およその費用を聞かれたので、計算して伝えるとお金がないので後払いにしてほしいとリクエストされた。フィリピン人スタッフとも話し合ったが、見ず知らずの初診の人なので、断った。いつも来院していて知っている人ならば、家族構成なども知っていて、それなりの信用があって後払いでもOKすることがないわけではないが、初診となるとちょっと厳しいと言わざるをえない。
  • 2019/1/22 11:09
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