AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20181022のエントリ

20日分のブログにフィリピン人女性がフィリピンに残したこどもを日本に引き取った場合の問題の多さを書いたばかりなのに・・・フィリピン人男性18歳、隣のZ市から初めて来院。付いてきた母親40歳は診たことがある。この男性、3月に日本に来たばかりだそうで、もちろん日本語は理解できない。めまい、耳鳴り、頭痛、食欲不振など体調の悪さを訴えていてメニエール等、考えるのだが、どうも話していて気になるのは彼が積極的に話をしないことだ。今、何をしているの?と尋ねると、工場で働いていると母親が答えた。日本語をちゃんと勉強したほうがいい、ボランティアの日本語教室も地域にあるからと話したのだが、「通っていたけど、やめてしまった」そうだ。二つ年下の妹もいっしょに日本にやってきたそうで、これはもう移民と呼ぶべきだろう。フィリピン人女性が日本人と結婚して来日、少なくないのは永住許可をもらったころに離婚、もしかしたら永住許可をもらうまで離婚せずにがまんしていたのかもしれないが・・・そのがまんにもご主人の暴力などに耐えている場合と、はじめから永住許可がもらえるまでの「結婚」とわりきっている「なんちゃって結婚」とがあるようだ。いずれにしても日本語もわからず、学校にも行かず、底辺をさまよう生活が待っているのではないかと心配になる。彼の病もどうやらそういう背景があってのことではないかと思った。
  • 2018/10/22 9:00
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