AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20181011のエントリ

ベルー人女性38歳、障害をもつ方、風邪をひいて来院。車いすを押してきたのがベル―人と思われる若い女性。診察の後、彼女に患者とどういう関係なのか、尋ねてみたところ、「だんなさんのお父さんの妹」と答えた。日本語で「義理のお父さんの妹、だから義理のおばさんていうのだよ」と教えてあげた。もうひとり、車いすに乗って診察にやってくる外国人はブラジル人女性、たしか80歳をとうに超えていた。彼女がやってくるときは必ず息子さんか、ベル―人の息子さんのお嫁さんが車椅子を押してくる。僕の目からみると、ファミリアの結束が極めて高いようにみえる。遠い異国にいて、固いファミリアの結束があるからこそ、いろいろと乗り越えてきたからなのだろうか? 6日に診察した外国人は小児科を合わせて22人、9日は僕のほうだけで5人だった。きのうの夜は厚木医師会に招いていただいて外国人患者を受け入れるにあたっての注意事項や解決法などお話しさせていただいた。医師や医療機関の事務系スタッフに聴いていただけるのはありがたい。開業して28年と10カ月、この間、外国人医療の講演や講義をさせていただいたのは108回、そのうち、医師会に呼んでいただいたのはわずかに4回しかない。こういう話、あまり学問的な話ではなく、興味も薄いのかと思っていた。個人的な話になるが、昨晩、司会をしてくださった公的病院の院長先生と講演の前に控室で話をしていたら・・・実は高校が僕と同じとおっしゃる。といっても学年もちがうし、1学年870人もいたマンモス校なので、ほんとになにげなく「僕はワンダーフォーゲル部に入っていたけど、先生は何をなさっていましたか、クラブは?」と訊ねたら、呆然とした顔で僕の顔を見つめて「えっ、私もワンダーフォーゲル部ですが」とおっしゃる。なんと部活の後輩だった。14年も下になるとこちらも気がつかないが、山に登ったりテントで寝泊まりした仲間は家族も同然、強いきずなでむすばれている。彼には失礼かもしれないが、突然、弟がひとり、できた気がした。
  • 2018/10/11 9:00
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