AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20181005のエントリ

パキスタン人男性53歳、悪い人じゃないことはよくわかっているのだが、話がとらえどころがなく、話が長く、どうしてよいのかわからなくなってしまうことがある。続けて通院したことはないが、数カ月に一回はなにかの症状でやってくる。昨日は目が熱い、日があたると頭の皮膚が熱いという。痛いんじゃないよねっと訊ねると「そう、痛いんじゃないの、熱いの」と言う。しばらく考え込んでしまったが、僕が悩んでいるとみたのか、ほかの医療機関でもらったという薬を見せてくれた。抗ヒスタミン剤にセレスタミン、アレルギーの治療だ。ポケットの中から血液検査の結果を取り出し、見せてくれた。好酸球が6.3%とほんの少しだけ高い。抗ヒスタミン剤は一日一回なのだそうだが、内服するとすごく眠気が来て、仕事ができない、だからやめてもいいだろうか?と質問された。この抗ヒスタミン剤が本当に必要であったかどうかはアレル―ギ―があったかどうかによるだろうが、いずれにしても眠気が来て仕事ができないようではやめたほうが無難と思い、わけを話してやめてもいいのじゃないかと告げた。もう、この医療機関にはいかないそうだ。けっきょく、20分ぐらい話して、とくにすることなく帰って行った。中国人女子14歳、右の下腹痛で学校の職員と母親が付いてきた。母親はほとんど日本語がわからず、通訳できるのは本人だけ。僕はごくごく簡単な北京語と筆談で対応したが・・・所見、血液検査の結果からも急性虫垂炎ではなかった。問診では「昔から」腹痛と下痢があるそうで、たぶん根底には過敏性腸症候群があるようだが、今回の痛みはいつもとちがうとのことだった。アメリカ人女性57歳、外で飲酒して駅で転倒、救急車で運ばれたそうだが、右の頬のあたりに皮下出血あり、アルコールがやめられないそうで、すでに手が震えている。アルコールの禁断症状なのだろう。やめたいけど飲んでしまう、そういう繰り返しなのだそうだ。やめるための医療機関も紹介したが、本人が行かないとのこと、これではやめるのはむずかしそうだ。
  • 2018/10/5 9:00
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