AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20180710のエントリ

ペルー人夫婦の胃がん検診での内視鏡検査を予定していたが、予定は10時半なのに9時過ぎに奥様だけやってきた。ご主人は都合が悪くてキャンセル、奥様は夜勤でそのままやってきたとのこと。朝のうちに一般診療のほかに特定健診の予定が9人もいたのだが、大雨の後で洗濯でもしているのか?と思うほど、9時前後に患者がいなかったので、このペルー人女性の内視鏡検査を9時15分から行ってしまった。「寝たままじゃないと内視鏡検査ができない」と言うので、サイレースを1/10に薄めて静脈注射、終わってからアネキセートを静脈注射してすぐに目が醒めたのだが、隣の部屋のベッドに移したあたりから、夜勤の疲れも出たのか、いびきをかいて寝ていた。11時ごろ、内視鏡の画像で説明して帰ってもらった。結果は異常なし。中国人女性がご主人である中国人男性46歳の特定健診の結果を聞きにやってきた。日本語の日常用語はそれなりに上手なのだが、医学用語はわかりにくいようで、中性脂肪が高いとかLDLコレステロールが高いとか話しても「それなーに?」「くすりほしい」「どうしてくすりいらない?」と数回話しても同じ質問が帰ってくる。これは絶対に根負けして怒ってはいけないと思い、こちらも同じ答えを「やさしい日本語」で同じ回数だけ説明した。久しぶりに理解してもらうことのむずかしさ、もどかしさを感じた。そうそう、最初に書いたペルー人女性、結果説明を行って診察室から出て行ってしばらくしたら事務員がやってきて「院長、今の○○○さん、お金持ってきてないんだって。次の時でもいいですかあ?」と言う。お金がないわけではなくて、「持ってきていない」のだそうだ。金額にすると静脈麻酔の費用を含めても4千円程度、つぎに別の検診で来る予定があるそうで、やむをえず、了承した。
  • 2018/7/10 9:00
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