AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20180608のエントリ

ペルー人男性59歳、高脂血症を気にしていて採血を行ったが、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪すべて正常範囲内であった。血圧も正常範囲内でほっとしたようすで帰って行った。タイ人女性47歳、高血圧で治療中、廃品回収業だそうだ。こういう分野で働いている外国人も少なくない。76歳アルゼンチン人男性、高血圧、高脂血症、高尿酸血症で治療中、かなり太っていて、このような体重では運動療法そのものができない。すでに両ひざに痛みがあり、かなりゆっくりと移動している。こういう体型で同じような悩みを抱える日系南米の人たちやその伴侶、こどもたちは少なくなく、栄養改善や運動療法など早い時期からしっかり行わないと、歩行障害ひいては寝たきり状態の人たちを増やすことになり、公的保険の医療費や介護費、さらには介護の分野に大きな影響を与えるだろう。この数日、外国人労働者のわが国への大幅な受け入れ増を伝えるニュースが多いが、これら健康面にも気をめぐらせておかないと、将来的に深刻な問題を抱えかねないだろう。先日、体がだるいと訴えるので採血を行ったタンザニア人男性の検査結果が戻ってきた。HA抗体はトータルとしては陰性だが、IgMは著明に増加しており、現在、A型肝炎に罹患しているということだろう。S-GPTの上昇はこのためと考えられる。会社への診断書を依頼されていて、病名だけでなく、具体的に説明文を書かないと、最悪の場合は首になりかねないと心配している。僕の書く診断書の責任は重たそうだ。
  • 2018/6/8 9:00
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