AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20180521のエントリ

ペルー人男性59歳、先週痛風発作で来院。コルヒチンを処方、痛みはほぼ取れた。引き続き減量して1週間分だけ処方、尿酸値など採血した。ペルー人一家、隣のA市から来院。
診察室に入って来るなり、孫娘29歳に「せんせい、ひさしぶり」と満面の笑みでハグされた。もう10年近く前になるだろうか、この女性と母親の体やメンタルのことで随分相談にのったり、時間をとられたことを思い出した。今回、この女性からみて73歳の日系2世の祖父と母親48歳といっしょに来院。母親48歳女性はA市の大腸がん検診で2日間便潜血反応で1日だけ陽性となっていて、孫娘が質問するには「もう1回同じ検査をしたほうがいいと思うけど、どうでしょうか?」と。この検査は検診の約束事の中で一日でも陽性であれば精密検査である大腸内視鏡に進むことになっていると話した。小さな大腸がんであれば、1日だけ陽性ということも十分にありえるからと続けたら、納得してくれた。祖父にあたる73歳男性については高血圧があり、近くの医療機関を受診しているが、スペイン語が全く通じないので、僕のところで診てほしいとのこと、僕程度のスペイン語でいいのか?と訊ねると、OKとのことなので了解した。A市はあまり医療機関が多いところではなく、大和市の僕のクリニックでも市の枠を超えて、特定健診やがん検診、各種予防接種を助成付きで受けることができる。これを伝えたら、すごく安堵しているようだった。こういう情報は市民には市の広報などで情報提供されているはずなのだが、日本語が読めない人たちには伝わりにくいのだろう。役所の人たちはそういう事実をどのように考えているのだろう?
  • 2018/5/21 9:00
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