AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20180510のエントリ

タイ人女性50歳、血圧が180まで上昇し、自分でも驚いて1週間前に来院。アムロジピン6ミリを処方した。1週間内服して来院。渡した血圧手帳を見ると自宅では130から140台に下がってきている。11時ごろだったが、計測すると130/80 、これでちょうといいのかと思い、採血して一か月分処方して待合室に戻ってから、再度話がしたいと言っていると看護師がおしえてくれた。この薬を飲むとふらふらするというか、仕事中に眠くなると訴える。血圧手帳のデーターや11時になってからの血圧から推測するに、血圧が下がりすぎているとは思いにくい。しかし本人が薬に対する信頼を失っているようなので、イルベサルタン100ミリに変更して処方した。それでも訴えが続くようなら再度考えると話した。月曜に就労のための健診にやってきたフィリピン人とペルー人の男性のうち、フィリピン人男性がやってきた。S-GOT, GPTが軽度に高く、どうやらA型肝炎に罹患歴があるのではないかと推察した。体型から想像した通り、LDLコレステロール、中性脂肪が軽度に上昇していて、食事療法などの話をした。もうひとり、ペルー人男性はやってこなかったが、職員の話では朝から近くの駅前で酒を飲んでいるのを見かけたことがあるとのこと、中性脂肪は300を超え、s-GPT, γ-GPTも高値、おまけにHDLコレステロールは30台、食事療法に運動療法、場合によっては内服治療が必要だと思う。健診の目的が就労するためなので、あまりこのように書くと就労できなくなるのではないかと心配になることがある。それでも医学的な「虚偽」は書けないと思う。
  • 2018/5/10 9:04
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