AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2018 4月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 1 2 3 4 5
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

201804のエントリ

タンザニア人女性37歳、先日採血した甲状腺機能についての検査結果と今後のことを相談するために来院。血液検査結果は異状なく、貧血の原因精査のために早く婦人科を受診するように話した。フィリピン人男性56歳、高血圧と高脂血症と自分で言い出すので、なぜ、そう思うのか?と訊ねたら、「ずっと母国の家族から薬を送ってもらって内服していた」とのこと。こういうケースが非常に多い。日本で医療機関を受診して処方をしてもらうのが、髙いと思っているのだろうかと考えてしまう。彼の場合は日本の公的保険にも加入しているし、費用の面では「ものすごく高額」になるとは思えないのだが。1か月前に内服薬は「飲みきってしまった」そうで、何という名前の薬を飲んでいたの?と訊ねても覚えていないとの返事が返ってくる。もし、その薬剤でコントロールできていたのなら、同じ薬を継続するのが一番安全なのかもしれない。せめて薬の台紙が残っていれば手がかりになるのだが、残念。血圧を測定すると、やはり160を超えているし、最低血圧も100近い。とりあえず「みつくろって」1週間分処方して経過を見せてもらうこととした。ブラジル人の生後2か月後の女の子、母親がどうしてもピアスの穴をあけてほしいと連れてきた。5分もかからずに終了したのだが・・・母親が持ってきたピアスがバック止めとサイズが合わないらしく、ピアスをバック止めに挿入してもバック止めが脱落してしまう。母親の話では友人にもらったものだとか・・挿入したピアスが抜けないようにそっと帰りますと出て行ったが、心配。タイ人女性54歳、しばらくタイに帰ってきたとのこと。御嬢さんやお孫さんと遊んできたらしく、顔色もいいし、血圧もいいし、良いことづくめ。やはり一人で異国に暮らすストレスにいつもは押しつぶされそうになっているのだろう。
  • 2018/4/28 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (138)
ペルー人女性51歳、青い顔で息せき切ってやってきた。子育てのころからときどきやってくる方でそのお子さんもすでに大学2年生、もともと気にするタイプなのだが・・血圧を測定したら160もあったと・・・最近、高血圧が気になって自宅で毎日測っているらしい。計測するとやはり160を超えている。日頃は120台で安定しているのにどうしたのだろうと? 肩のはり、軽度の頭痛あり、降圧剤をとりあえず1週間処方して来週の火曜、連休の狭間の5月1日に再度来てもらって血圧のチェックと採血を行うことにした。フィリピン人男性60歳、県内の遠方より来院。献血に行ったところ、B型肝炎があると言われ、献血できなかったとのこと、先方より情報提供の書類を持ってきた。カルテには保険証番号が書き込まれていないので、本当に保険証を持っていないのか?と訊ねたら・・法務省と在留資格について係争中と話していた。どうやらむずかしそうな話で、僕が首を突っ込むことではないが、はっきりとしたのは日本の公的保険には加入できないということだ。肝機能、HBs抗原、同e抗原、α-Feto protein など採血、費用については何の問題もないという話だったが保険外診療10割ですべて支払っていった。4月もあすで終わり、1年の1/3が終わったわけで・・・早すぎる。
  • 2018/4/27 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (126)
おとといの24日は午前中は僕が診察した外国人はゼロ、1年に1回程度の「外国人患者ゼロの日」がやってきたかと思ったが、そうではなかった。午後になって日本人患者より外国人患者が明らかに多かったし、さまざまなリクエストもあってバラエティに富んでいた。インド人女性30歳、同じインド人のご主人とかわいい2歳のお嬢ちゃんと来院。単なる風邪ひきだった。ご主人がいうには奥様は「生き物の研究者」だそうだ。生物学者という意味だろう。帰り際に「じゃ、ご主人も研究対象なのですね」と言うと大爆笑。イギリス人男性24歳、母国から遊びにやってきた母親と来院。風邪ひきの症状と目がかゆいと・・・真っ赤になっていた。数日前からの症状で発熱も軽度だがあることから、花粉症ではなく、目の症状も風邪によるものだろうと診断し、薬を処方した。どこかで英語を教えているらしいのだが、国民健康保険には加入しておらず、母国の民間会社の保険に加入していた。彼が保険会社に医療費を請求するための英文の書類が5ページほどあり、その医師記入のページを書かねばならない。そして英文の領収書、慣れているとはいえ、時間がかかり、面倒くさい。ただ、受け取りに再度来てもらうのも気の毒と考え、あまり患者も待ってはいなかったので書き上げてしまった。彼の場合、違法に働いているということはないと思うので、本当は国民健康保険に加入できるはずだ。前回も書いたが、こういうケース、国民健康保険への加入は義務のはずなのだが、母国で民間保険に加入しているために「これでいい」と判断してわざと国民健康保険には加入しないということだろう。今回のように「小さな」病気ならいいが、「大きな」病気で手術をしたなどという場合は、民間保険には支払いの上限があって、一定額以上は支払えませんということになる。ところが、国民健康保険に加入していると高額医療費助成制度が適応され、何百万円もの医療費がかかっても月の支払いは5万程度で済んでしまう。このケースだって大きな手術を受けたら、医療費の未払いをおこしかねないのだ。たぶん、こういうことはわかっていないのだろう。タイ人女性57歳、日本人のご主人と離婚し、国民健康保険の掛け金も支払わずに使えなくなっている。左の手背に大きなガングリオンがあって来たらしいと受付の職員と看護師がおしえてくれた。お金がないので出直すと言って帰ろうとしているというので急いで引き留めさせた。カルテを作成せずに診察室に通して患部を診ると、たしかに大きなガングリオンがある。処置はごく簡単だ。お金は今日はいらないから心配しないようにと話して17Gの針をつけた注射器で穿刺し、圧迫。相当量のゼラチン様の内容が出た。手背もすっきりし、圧迫痛もなくなり、感激したとかで涙目になり、部屋の冷蔵庫の上に置いてあるタイ人からいただいた仏像を熱心に拝んで帰って行った。イギリス人女性60歳、以前に数回高血圧で拝見したことがある。体調が悪いという。たしかに声も変化していて風邪症状。これが10日続いていると言う。診察と内服薬を処方してはい、終わりかと思ったら・・・ビザが切れてしまうので数日前までに入管に行かねばならなかったのに、このように体調が悪くて行けなかった、飛行機の変更もしなければならない、だから入管に書類を書いてほしいとのことだった。たしかに風邪症状なので、まったく嘘とは思わないが、この程度の風邪で入管に行けないとは思えない。とりあえず、入管の担当官あてに客観的事実だけを書いた書類をその場で書いた。彼女のリクエストが認められることはないと思うが・・・そういえば、この彼女もビザが切れる切れないの話をしているところをみると日本の公的保険に加入する資格があるはず、だが加入していない。厚労省にはこういうところを徹底する気はないのだろうか?
  • 2018/4/26 9:13
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (121)
ネパール人男性37歳、国保に加入する資格があるのに加入していなかったが・・・受付に国保の保険証を出したと職員が教えてくれた。今後、高血圧の治療を続けなければならない状況になり、やはり加入しておくべきと思ったのだろう。国保や社保は過去3か月に遡って適用される。彼の場合は初診が今月で、これが3回目の診察なので過去の2回の診察分も保険が適用されることになり、その分の返金を行った。このように病気になってしまうとあわてて保険に加入するということはあまりいいことではない。わが国の公的保険制度は国民皆保険制度と称されるが、国民だけでなく、外国人であっても加入資格のある人すなわち日本に3か月以上在留する資格を持ち、役所で住民基本台帳掲載の手続きを執って在留カードを発行してもらった人は「加入が義務」とされている。ところが義務であるにもかかわらず、加入しなくても何の罰則もないため、故意に加入しない人たちがいるわけだ。こういう人たちも医療機関においては医療費の未納を積み重ねる可能性がある。医療機関の経営者としては少しでも医療費の未払いのリスクを減らす意味でも、市町村役場で住民基本台帳への記載を申請した時にそのまま国保への加入を行う、そういう制度を新設してほしい。昼ごろ、受付からアルゼンチンの○○先生という人から電話が入っていますが、話しますか?と連絡があった。大学病院のレジデントだったときに、JAICAを介して南米に移住した日本人の子孫である日系人の医師たちが研修にやってきていて、その一人が彼だった。2年間、外科、内視鏡室でいっしょに勉強した少し年下の仲間だ。今はアルゼンチンの風光明媚な港町で働いているとは聞いていたが・・・日本国籍の奥様が具合が悪いとのこと。しばらく病状など聞いていて、久しぶりの彼の声にうれしく思うとともに、彼の心中を察して声がうまく出なかった。
  • 2018/4/24 9:03
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (153)
21日の土曜日、久しぶりに朝一番から日本人患者、外国人患者ともに多かった。ベトナム人スタッフがやってくる日でもあったため、外国人患者20人中ベトナム人5人、フィリピン人5人、ペルー人4人、ネバール人2名、アメリカ人、インドネシア人、インド人、中国人各1名、土曜の診療時間4時間の間に20人、僕と小児科でちょうど10人ずつを診ているので、1時間に2.5人ずつ診ていることになる。待合室では「常に外国人がいる」という状態だったろうと思う。フィリピン人の慢性疾患の患者2人は別々のファミリーなのだが、ゴールデンウィークに一時帰国そうだ。LCCが就航するようになり、成田~マニラもプロモーションのときは片道1万円以下のときもあるそうで、あまり裕福ではない彼らでも「簡単に」一時帰国できるようになったわけだ。こういう人たちも新設の出国税を支払うわけであるから、出国税の使い道を訪日外国人すなわち外国人観光客に限定するのはいかがかと思う。在留外国人すなわち我々の隣人として居住している人たちなどの医療整備にも使い道を拡大すべきと思う。ただそれは医療費の支援をするとかそういうことではない。訪日外国人も在留外国人も含めて、外国人が母国語で医療・医事に関して無料で相談する窓口がないので、そういう電話相談窓口をつくってほしいと思っている。それは実はAMDA国際医療情報センターが長年、行ってきたことだ。その意義は外国人側にとってだけではなく、私たち日本人の側にとっても大きい。医療機関におけるトラブルを未然に防いだり、日本社会で外国人が健やかに生活できる、すなわち日本社会の安定のためでもある。1時に診察を終えて、そのまま母校の看護医療学部の講義へ。2時45分から2時限の授業を行った。この講義ももう10年以上になるだろう、僕を呼んでくれていた後輩の教授も今年度で定年になるそうで、もしかしたら僕の講義もこれで終わりだったかもしれない。
  • 2018/4/23 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (118)
ネパール人男性37歳、4日前に頭痛を訴え、初診で診察、高血圧と診断し、降圧剤を処方したのだが・・一時よくなった頭痛がまた出現したと来院。血圧は160/100と前回より上昇している。なぜ?と思ったが、きょう採血をすると決めて来たので朝から薬も飲んでいないと話してくれた。これだけでこのように高くなるかどうか?いずれにしても来週の火曜日に来てもらって血液検査の結果を説明し、血圧を測定して薬剤が今のままでいいかどうか、計測することにした。インド人にも共通の巻き舌の英語がわかりにくい。タンザニア人女性37歳、のどに押されたような感じがあり、甲状腺が心配と来院。触診では何もない。とりあえず採血は行っておいた。3か月ほど前にタイ人の若い男が中年の同じタイ人に付き添われて現れた。小学校に通っている頃より視力が落ち、最近では両目とも光がわかる程度におちているという。付き添ってきた男性が、「自分の親戚の男性だが、このままでは失明するのではないか、なんとかしてもらえないか」と話していたのを覚えている。近くの眼科専門医に診てもらったところ、白内障がひどいそうで、手術したらよくなるだろうということだった。近くで日帰り手術を行っている別の専門医にお願いして、手術を施行してもらった。支払いは親戚の男性がすべて払ったと専門医がおしえてくれた。なんと術後の視力が両側とも1.2だそうで、本人は別世界みたいと喜んでいるという。こういう話はこちらもうれしくなる。
  • 2018/4/21 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (133)
昼休み前にペルー人女性60歳来院。いつもの高血圧の診察と同じペルー人のご主人の降圧剤を欲しいとのこと。ご主人のほうは口をすっぱくしていっしょに来院するように言うそうだが、来ない。しかも中性脂肪が「相当に」高いのだが、いつも「高血圧の薬だけ欲しい」との伝言がある。こんなことしていると脳卒中になってしまうこともあるんだよと奥様に話すと・・・・ご主人の父親は「なんて日本語で言うの?体が半分動かなくなって・・・」と返してくる。「ああ、hemiplegiaね」と言うと、「そうそう、それでね、だんなさんの兄さんもこの間、なっちゃった」と続ける。そういう遺伝的体質なのだろう。「でもね、がんこだから、だめ。言うこと聞かなくて」とこぼす。「そうなってしまったら働いて国にお金送ることもできなくなるし、それどころか、病気の治療でお金が残らないよ」と話した。奥様はよく、その意味がわかっているのだが・・・インド人男性48歳、横浜の青葉区から来院。4日前にお酒を飲みすぎて、つぎの日から軟便と腹痛とのこと、胃が痛いとは言うのだが、痛いところを触ってもらうと胃の場所ではない。むしろ小腸を疑うべきで、腹痛も波のある痛みとのことで、まずは急性感染性腸炎を疑って処方した。このところ、インフルエンザや花粉症の時期が過ぎて、外国人患者も少なくなってきたが、それでも一日7人か8人程度はやってきてくれる。。
  • 2018/4/20 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (108)
インドネシア人22歳男性、隣のA市から来院。日本語がほぼわからない状態。もしや英語は大丈夫か?と話しかけたところ、通じてほっとした。企業の研修生として来日してまだ3か月程度で、あと2年9か月は日本にいるそうだ。痛みに波のある腹痛と吐き気なので、急性感染性腸炎と診断した。こういうときに思うのだが、研修生ということは担当者がいるはずだし、僕のクリニックまでやってきたということはだれかが僕のクリニックの情報提供をしたはずだ。会社側というか研修生を受け入れている側に言いたいことは、せめて何語が話せるとか、情報提供をしてほしい。診察終了後、会社側に情報提供する必要があるだろうかどうか、一瞬悩んだが、そういう「いじわる」はしてはいけないと思い、簡単に書いた書類を持って行ってもらうことにした。会社側が彼自身に病気を説明しろと言っても彼には正確には言えないだろう。会社側から事前に連絡もなかったし、会社側の対応に???と思うことが多かった。あと9日でゴールデンウィークの始まり。ついこの間、お正月だったのに、あっというまに4か月が過ぎてしまう。
  • 2018/4/19 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (115)
ネパール人男性37歳、頭痛が一か月半ぐらい続いていると来院、頭痛の性状は血管拍動性で、頭痛があっても仕事はできるとのこと、これらから片頭痛ではなさそうと判断した。血圧を測定すると140/100、以前に計測した時には120/ だったとのことから高血圧のための頭痛ではないかと推測し、アムロジビンの5ミリを1週間処方して様子をみることにした。よく見ると日本の公的保険に加入していない。処方箋のほうには公的保険らしき番号が印刷されていて、どうしたのか?と思ったが・・・以前は国保に加入していたそうだ。掛け金を支払うことがなく、無効になってしまったのだそうだ。日本の公的保険制度、国民皆保険制度は世界に冠たる保険制度であり、外国人でも加入資格のある人たちは加入する義務がある。ところが、この加入義務は罰則のない義務であるため、こういう人たちが生まれることになる。一般的に日本の公的保険に加入していない人たちと言えば、つい不法滞在と思いがちだが、そうではない。まず駐留米軍の軍属や外交官は外交特権があるかわりに加入できない。つぎに3か月未満の短期滞在者も加入できない。日本の公的保険に加入するには住民基本台帳に掲載さけなければならないわけで、両者ともに掲載されないので、したがって加入できないわけだ。つぎに自分の判断で加入しない人たちだが、このネパール人などのように掛け金を支払うのがいやで加入しない人たちがいる。南米やアジアからの出稼ぎの人たちの中に多い。病気でないときにも掛け金を払って、お互いに助け合うという趣旨が理解できておらず、支払う掛け金があるならば、それを母国の家族に送ってしまう。こういう人たちは重い疾患に罹患した時には支払っていなかった公的保険を使おうとするのだが、役所で支払っていなかった近々の数年分の掛け金を一括払いするように求められ、それが支払えずにけっきょくは医療を受けることをあきらめて重症化して運び込まれるか、医療機関に医療費の未納を積みあげることになる。いつも思うのだが、日本に入国したときにまちがいなく加入してもらう方法はないものだろうか? もうひとつ、公的保険に加入資格がありながら加入していない人たちがいる。欧米からやってきた人たちだ。彼らは母国で高い民間会社の保険に加入しており、日本の公的保険に加入する意義が見いだせない。「二重に」保険金を支払うことがばかばかしく思えるようだが、この判断も実はまちがっている。彼らが加入している民間保険には支払いの上限があるし、出産には使えないものもある。ところが日本の公的保険制度の中では高額医療費助成制度というものがあり、どんなに高い医療を受けようと、それが保険診療であるならば、一か月の支払いが収入により異なるが、6万円程度で済んでしまう。また出産については出産一時金があって、ほとんどの出産はこれで賄えてしまう。こんなことがおこるのも公的保険への加入が罰則なき義務であるからだと思うのだが、いかがだろうか? 逆にいえば「必ず加入する」ことが担保されるならば、医療機関での外国人患者の医療費未納は相当に減るものと考える。
  • 2018/4/17 9:10
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (145)
13日には午後5時をわずかにすぎて、県医師会の関係の会へ出かけようとしたらガーナ人男性がやってきた。診療時間をわずかにすぎている。制度上は時間外のお金をいただけるのだが、地域で医療を行っていると、そうもいかない。あそこは高いなどという噂をたてられかねず、算定できない。こういう「算定できない」診療報酬上の項目はまだまだある。政府は診療報酬をあげたと言うだろうが、実際には「絵に描いた餅」状態になっているのだ。14日の土曜も同じ、午後1時で診療が終わりなのに1時をわずかにすぎて37歳のタンザニア人女性来院。動悸がするとか喉が変な感じとか左の下腹部がかがむと痛いというような話をしていた。顔を見てもしや貧血と思って至急に血液検査を行ったら、Hbが8.4しかなかった。問題は貧血の原因がどこにあるかで、来週には婦人科を受診するように勧めた。この2例とも、たぶんクリニックの「もうけ」はないと思う。たった一人の患者のためであっても、看護師も事務職も帰れない。彼らに時間外勤務の手当を払わねばならない。自分の時間外勤務の手当はゼロとしても、それでももうけはなしだろう。複雑な気持ちだ。それに時間ぎりぎりというのはへたをすると検査会社の集配が終わっている時間で、終わっていると生化学の検査などすることができない。フィリピン人女性53歳、故国から送ってもらっていたアムロジピンとシンバスタチンを飲みきってしまったと来院。飲みきったのはもう1か月も前の話だそうだ。血圧測定するとやはり高かった。食事をしないでやってきたというので肝機能、脂質代謝、腎機能などの血液検査も行った。
  • 2018/4/16 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (116)