AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20171109のエントリ

フィリピン人男性52歳、今年の4月まで甲状腺機能亢進症と高血圧で内服薬を処方していたのに・・・具合が悪いと現れた。めまいがする、胸が苦しいとの訴えがあった。心電図に異常はなかったが、血圧は180を超えていた。手の震えや極端に頻脈はなかったが、甲状腺機能をチェックするため、採血を行った。コロンビア人の8歳のお嬢ちゃん、近くの公立学校に登校する際、公園で見つけた犬がかわいくて抱こうとしたところ、咬まれて父親と来院。傷の処置を行い、抗生物質の予防投与を3日分処方、そして破傷風のワクチンをすべきかどうか、考えた。たまたま父親が母子手帳を持ってきてくれたため、確認するとほとんどのワクチン接種について記載がなかった。急ぎ確認しなければならないので、役所の当該担当課に電話したところ、個人のプライバシィーで教えられないとのこと。なんだか行き過ぎたプライバシィの保護に思えてならない。わけを話したところ、破傷風のワクチン接種を終えているかどうか、急ぎ確認して教えてくれることになった。10分程度後に電話があり、未接種であることが確認できたので接種を行った。とてもすなおで日本語が上手な子で、彼女にはかわいそうな出来事だったので申し訳ないが、僕にとっては一服の清涼剤のようだった。
  • 2017/11/9 9:00
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