AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20171005のエントリ

フィリピン人女性60歳、右の聴力がほとんど失われていて、そうでなくても日本語があまり上手ではなく、「やりにくい」患者として、以前の医療機関ではあまり歓迎されてはいなかったようだ。初診のときの印象は「ぶっきらぼう」で「自分の言いたいことだけを言う」やりにくい患者というものだった。どうやら右の聴力が失われているために、「自分のいいたいことだけ言って」「ぶっきらぼう」なのではないかと推定し、補聴器を使うようには話したが、なかなかいいものがなく・・・ようやく耳の中に入れるタイプのものを使ってから、よく聞こえるようになったのか、会話が成立するようになり、非常に明るくなった。そうなってみると、単なる「普通の人」だった。カンボジア人女性54歳、特定健診のために来院したときに、胃の具合が悪いと訴えるので、午後からでも急いで内視鏡検査をしようと予定を組んだのに・・・朝になって、「きょうの午後は都合が悪い、来週の○○日にしてほしい」と電話があった。しかも時間が午後4時だという。この時間に内視鏡検査を行うと、検査後の機器の始末を行う看護師の仕事に影響が出てきてしまう。そういう理由があるので、もう少し早い時間に・・と話したところ、「それじゃやらない」という返事。せっかく時間のないところに予約を入れたのに・・・なんともいえない気分になってしまった。そういえばと規定健診の結果を話さなければ・・と思っていたら、夕方、診察の終わり際に本人が「結果を聞きに」やってきた。こちらが拍子抜けするほど、あっけらかんとしていた。
  • 2017/10/5 9:04
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