AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20170914のエントリ

12日の火曜日、診療も終わろうかという時間にフィリピン人スタッフの携帯に電話があった。フィリピン人のこどもが転倒して唇を切ったとのこと。来てもらってもいいですか?と尋ねられ、どうぞと答えた。唇の切り傷はおよそ縫う必要がないことが多い。とくに口の内側については縫っても糸が取れてしまう。しばらくしてこどもの泣き声とタガログ語の大きな声が聞こえた。ほかの患者の診察をしていたので、まずは看護師に状況を見てきてもらった。すると・・・先生、もしかしたら欠損になっているかもしれませんよと言う。診察室に入ってきたのはカルテでは8歳だが、とても「体格のいい」お嬢ちゃん、そしてタオルで押さえていた傷を見ると、ぱかっと割れている、これは欠損ではなく、深く切れて皮膚が両側にひっこんでしまったためと判断、唇は縫いにくいのだが、幸いなことに通常の皮膚の部分に大きくかかっていたので縫合することを決断、付き添いの母親に話した。問題は・・・体格がよすぎるほどいい8歳のお嬢ちゃんがおとなしくしてくれるかどうかだが・・・やはりそんな甘いことはなかった。局所麻酔をしようとすると大暴れ、こどもの手足を抑制するセットを使おうにも体格がよすぎて使えない。それでも局所麻酔をなんとか終えて・・その後は順調に縫合、シグマ針6-0を使った。きっと抜糸のときに老眼では見にくいにちがいない。帰りに「バイバイ」して帰って行った。きのうの水曜日、休診日だというのに、AMDA国際医療情報センターの書類を整えるためにクリニックに来て仕事。それから医師会に行き、医師会の仕事、なかなか休めない。
  • 2017/9/14 9:08
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