AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20170603のエントリ

ペルー人男性41歳、「胃が熱い」と来院。痛いの?と尋ねると、「痛くない、熱い」と答える。南米の人も中国や東南アジアの人もよく「胃が熱い」と訴えるが、日本人からは「胃が熱いです」とは聞いたことがない。彼らが言う「胃が熱い」とは日本人の患者が訴えるどのような言葉に該当するのだろうか?と考えたことはしばしばある。ところがまったくわからない。経験上だが、こういう訴えの患者の食道や胃の中を内視鏡で覗いてみても、逆流性食道炎もないし、潰瘍ももちろん癌もない。胃炎の一種なのか?などと考えざるをえなくなっている。こういう状況だから何を処方したら効果があるのかもわからない。
いま、大和市のがん検診と特定健診が始まっていて忙しく、午前中、診察の合間に予約で入れることができる内視鏡検査は原則1人、午後に2人程度なのだが、たまたまきのうはあまり患者数が多くなく、朝食はしてこなかったという彼の言葉を信じて内視鏡検査を行うことにした。結果はやはり粗大病変はなし、ただしピロリ菌が陽性であったので、よく話して除菌療法を1週間処方した。これでよくなってくれるといいのだが。
  • 2017/6/3 9:00
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