AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20170602のエントリ

フィリピン人女性50歳、またまたややこしい患者がやってきたものだ。高血圧で1週間前から拝見しはじめたが・・・降圧剤の効果のチェックと採血をするつもりだった。前回、やってきた日から昨日まで、めまいがしたそうで、会社で診断書を書いてもらえと言われたそうだ。欠勤していたらしい。しかも5千円しか持っていないと言う。再診料+血液検査料+自費で診断書作成料を合計すれば、ほぼ5千円に近くなってしまう。こういうように医療費という点で手足をしばられた状態で診察をするのは難儀なことだ。めまいについては自覚症状なので、事実かどうかはわからない。前回初診時、血圧が相当高かったけど、めまいを訴えはしなかった。こういうケース、体調がちょっと悪いから休んじゃおう・・なんてことで、その後始末としての診断書の作成であるとすると、あまり気分のいいものではない。おまけに、5000円しか持っていないという申告は「診断書を安く書き上げろよ」という意味に取れなくもない。外国人患者を28年も診ていると、中にはあまり好ましく思えない人たちもいて、こういうケースに会うたびに人を疑う自分がいることにいやになることもある。けっきょく、診断書ではなく、会社あてに簡単にメモ書きにして渡した。こういうメモ書きでごく安い金額しかもらわないのだが、こういう方法がベストとは思えない苦渋の選択だ。
  • 2017/6/2 9:00
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