AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20170506のエントリ

先月29日から5月5日昨日まで、バンコクにずっといてタイの親友たちと久しぶりに長くすごした。2日の火曜日には医学部学生への奨学金授与式でプミポン空軍病院へ、いつものように院長や研修担当の先生方と懇談、その後、故ラマ9世国王陛下がなくなられた国立シリラート病院に行って、とくに植物を使った伝統医学を現在に生かしているセクションやアユルベーダー医学の部門を見学してきた。プミポン空軍病院は空軍病院であるからして国立であり、また空軍病院だというのに、近隣の人々の一般診療を積極的に行っている。場所もバンコク北西に位置するためか、あまり裕福そうな人たちはいない。ちなみに数年前に訪れた時には外来の広い受付のところに電子オルガンがおいてあって、男性が弾いており、患者や家族がつぎつぎに歌う「素人歌合戦」のようなことをしていたが、今回は電子オルガンだけがちょっと汚れて置かれていた。シリラートはそれとはまったく対照的な病院だ。チャプラヤーを超えたトンブリ地区にあり、いわゆるオールド バンコクの中にあるせいか、お金持ち風の患者が多い。国立ではあるが、さまざまなプロジェクトを行っていて、私立に近いような印象を受けた。だれもが公平な医療を前面に掲げる日本とは、ずいぶんちがった印象を受ける。バンコクの大型病院はいずれも医療を良くも悪くも産業として考えているという点では一致していると思う。どちらがいいのか、国の経済や文化さまざまな因子の中で考えねば、結論は出ないだろう。
  • 2017/5/6 9:00
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