AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20170406のエントリ

桜が満開になり、暖かくなって気持ちがいい。ただこの時期、郡市医師会も県医師会もNPOも総会や代議員会を控え、準備にあわただしくなる。アメリカ人男性42歳、35日分の処方を頼まれたが、彼に処方している睡眠導入剤だけは30日分しか処方ができない。もしかして睡眠導入剤が手元にいくつか残っていないかと尋ねたところ、ちょうど1週間分ぐらいあると言うので、睡眠導入剤だけ30日分処方とした。フィリピン人男性32歳、B型肝炎のキャリアでフィリピンで買ったというインカビルという抗ウィルス剤をすでに2年半ぐらい内服しているとのことで、その治療効果をチェックするために先週来院したのだが・・・血液検査の結果、肝機能は異常なし、ただし、HBs抗原は陽性、同抗体は陰性で治療効果がない状態。このような抗ウィルス剤は日本でも高価だが、フィリピンでも高価なはず。尋ねてみたら、一回に買うのに50万円以上使っているとのことだった。驚いた。フィリピンの物価で50万円といえば私立の看護学校の授業料の2年分だ。日本の公的保険もあり、日本で生活していくということなので、近くの公立病院の消化器科を紹介した。内服するならキチンとしたプログラムに沿って適切な薬を使わなければ意味がない。今までは手元にインカビルがなくなってしまう期間があり、「飲んだり飲まなかったり」であったのとこと。紹介して先方に情報を伝えたところ、英語、タガログ語しかできないのなら英語の通訳がいないと診られないとの話で、またまたややこしいことになってしまった。最終的には、どういうシステムになっているのか、通訳が見つかったとのことだが、水曜日の予約になったので、僕のところのフィリピン人スタッフが付いていくのかもしれない。
こういうサービスについては個人的に行うことでもあるので、してはいけないとかしてあげてほしいとか僕は一切、言わないことにしている。
  • 2017/4/6 9:17
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