AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20161219のエントリ

16日の金曜日は19人、17日の土曜は13人とここのところ、外国人患者が多い。日本人と同じで急性感染性胃腸炎が多く、説明に苦慮する。17日は1週間前にピロリ菌の呼気テストを行った某国立大学の中国人女子留学生27歳が結果を聞きにやってきた。約3か月前に「胃の具合が悪く」内視鏡検査を行ったところ、とくに深刻な疾患は認められなかったが、同時に施行したピロリ菌検査が陽性で除菌療法を1週間行っていたのだが・・・呼気テストの結果は陰性だった。ただ、当時とあまり症状は変わっていないと微笑みながら話してくれた。大学の保健室の医師も対応に困っていたようだが、要するに・・器質的疾患はなく、あるとしたら機能的疾患なのだろうと思う。機能的疾患なら内視鏡検査を行っても「異常」は見つからない。よく他院で内視鏡検査を受けたけど、異常がないと言われた、でも痛いのはなぜ?とか、具合が悪いのはなぜ?と問われることがあるが、これは器質的疾患はありませんと言われたのだと思い、そのように説明している。20日に帰国して「もう帰ってはこない」そうで、今回が最後と思い、いろいろと尋ねてみたが・・・最後に一言、彼女が発した言葉でなんとなく理解ができた。英語だったが、「私、なにか体が具合悪いとどこかに癌があるって思ってすごく心配になっちゃうんです」と言った。心配性というより、キャンサーホビーに近いのではないかと思った。もしかしたら、故国に帰って母国語で話す毎日になると今ある症状はなくなってしまうかもしれない。
  • 2016/12/19 9:00
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