AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20161128のエントリ

26日の土曜日は一か月に一回のベトナム語通訳がやってくる日で、ベトナム人が多かった。82歳ベトナム人男性、同じベトナム人の奥様が今年の夏ごろより認知症症状が顕著になって、彼を通じて何度も介護認定の話などしたが、本人が協力的ではないとのことでご主人もすっかりあきらめている。奥様のほうはお薬だけ処方することが続いていて医師としても心配になるのだが、どうしても医療機関に行くのはいやだそうだ。こういうインドシナ難民出身の高齢者、僕のところに通って来てくれる米国人の精神疾患を抱えた人のように日本人と結婚した外国出身の配偶者の高齢化で「外国人の認知症」という認知症プラスワンの問題を抱えた人たちが大挙して出現するのもあながち大げさとは言えないと思う。たとえ人数が多くなくとも、そういう人を抱えた地域では大きな問題となるだろう。フィリピン人女性81歳、いつもの診察と家族ともどもインフルエンザの予防接種を施行。痛い?と不安そうだったが、終わると「ドク、痛くなかった」と微笑んでくれた。実はこの方も居住している秦野市でインフルエンザ予防接種を受けると市からの補助で2000円か2500円で受けられるはずなのだが・・・慣れない医療機関に行くのはいやだそうだ。外国人患者の場合、その気持ちはよくわかる。じろじろ見られたり、受付で不審がられたり、やっかいな患者が来たと思われたり・・・そういうことがない社会でありたいのだが・・やはり市町村を超えて、こういう事業の広域化が必要だとつくづく思う。
  • 2016/11/28 9:00
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