AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20161115のエントリ

アメリカ人男性69歳、昨日から嘔吐、腹痛とひどい下痢があったと来院。朝から日本人患者でも同様な訴えの人が6人ばかりいた。おととい、食べた食事の何かが悪くてあたったらしいと彼が言うので、たぶんちがうと思うと話した。質問させてくださいねと前置きして・・・吐き気はもうないんじゃないですか?と尋ねるとyes 、腹痛は下腹部がぐるぐる音がして痛みが急に強くなったり弱くなったりするんじゃないですか?と尋ねるとyes。これは急性感染性腸炎ですと説明した。問題は感染の原因なのだが、ウィルス感染だと思うと言うと目を丸くしていた。彼の場合、ちょうど先週の中ごろ、風邪症状でやってきたことがあった。ウィルスの感染症が呼吸器系のつぎに消化器系でおこったと考えればすべてのつじつまがあう。特別な検査も行わずにビフィズス菌の製剤だけを処方した。消化を助けてあげて脱水にならぬよう水分補給を行い、もし食欲があるというならしばらくは低カロリーのものを食べるようにとも指示した。一般的な話だが、欧米人の場合、なかなか信用してくれないような気がする。ところがなにかで病気の治療や説明に納得してくれるとそこからは信頼してくれる。彼の高血圧の治療もはじめて来院したころはストレスに感じたこともあったが、最近は楽しく会話しながら終わることができるようになった。
  • 2016/11/15 9:00
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