AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20161104のエントリ

1日の火曜は午後3時で診療を切り上げたというのに僕のほうだけで7人の外国人患者。ここのところ、寒くなってきて来院者が多い。カンボジア人男性、1年ほど前に血圧が高くてめまいがすると来院。数か月通ってよくなったらいつのまにか来なくなってしまった。そしてまた頭痛とめまいがあるとやってきた。日頃は120台という血圧がやはり150近くに上がっている。彼に限らないが、いつも口をすっぱくして食事療法と内服治療を続けるように話すのだが、こうなってしまう。残念というかなんというか、言葉がうまく見つからない。フィリピン人男性62歳、日本に長く不法滞在していて、入管に捕まったのちに事情はよくわからないが、在留の延長を求めて裁判していたらしい。こういう事情を聞かされてからすでに1年半ぐらいは経過したと思う。1か月ごとに暫定的な在留許可が出ていたが、今回は認められず、最後の診察にやってきた。それはそれでやむをえないことと思う。この間、もちろん保険外診療を行ってきたわけだが、しばらく医療機関に行けないだろうと2か月分の薬の処方を依頼された。国民の相当数が海外で「出稼ぎ」しているフィリピン、62歳になって帰る母国は彼にとってどんなところだろう。30年近くも大手をふるって歩けぬような生活をしてきた彼の人生、不法滞在は悪いこととわかっていても気の毒にはなる。フィリピン人男性49歳、尿酸値が高く、痛風発作も何度か発症しているというのにこのところやってこないと思っていたら・・・また痛風発作。何か力が抜けそうになる。
  • 2016/11/4 9:00
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