AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20161013のエントリ

カンボジア人女性46歳、もともと高血圧で受診していて、ときどき片頭痛の発作をおこす。片頭痛についてはアマージなどトリプタン製剤で著効しているのだが、今回は1か月ぐらい頭が重いと訴える。血圧は上昇していないとのこと、頭が重い時、どうしているのかと尋ねるとアマージを内服しているがよくならないと続ける。その通りで片頭痛ではないときにトリプタン製剤を内服してもよくなるわけがない。あまりに心配しているので、近くの医療機関ですぐにCTを撮影してもらい、脳外科医に診ていただいたが、「なんでもない」「きっと筋収縮性頭痛でしょう」ということだった。僕もほっとしたが、一番ほっとしたのは本人だろう。ラオス人女性58歳、健診の結果を聞きにやってきた。自分で作ったというラオス料理をいくつも持ってきてくれた。こんなにいただいたのに言うのもなんだけど・・・はい、クンモウ、なんですか?と言うので「中性脂肪(カイマン)が高い、正常は149までなのに270もあるよ」と言うと、どんな食べ物がいけないのか?と尋ねてきた。脂身の多い肉とか・・と話し始めたら、「そんなに食べてないけど・・」とうつむき加減。そこでいただいた料理をあけて見せて、「ほら、こんなに多いでしょ」と指差したら、ますますしょげてしまった。「これはね・・・おいしいからいただいておきます」と言うと、顔がぱっと明るくなってようやく笑ってくれた。ジャマイカ人女性28歳、隣のS市からの新患。風邪ひいちゃったと。後でAMDA国際医療情報センターの前日の日誌を見たら、彼女に該当する人物から英語で対応できる医療機関を教えてほしいと相談電話があったことが記載されていた。アメリカ人女性55歳、精神科疾患と消化器疾患を抱えている。いろいろな事情で、近くの公立病院に情報提供書を書き、行っていただいたのが3か月ほど前。具合が悪くて予約以外の日にも受診せざるを得ない時があったらしい。本人だけで受診をしたら通訳を連れてこないと診察しないと言われたそうで、ご主人もそうそう仕事を休むわけにもいかず、結局は僕のクリニックで診てほしいというご主人の希望だった。大腸内視鏡検査の所見も病理の医師の診断も「ごく軽い病変」ということであったので引き受けた。この公立病院、至近距離にある市の国際関係の外郭団体から必要に応じて通訳が派遣されてくるのだが、あまり機能していないようだ。
タイの国王ラマ9世の健康状態がいよいよ悪いようだ。タイの友人たちといっしょに王様の健康を祈るために、以前に親友がくれた国王の誕生日の色である黄色のシャツを着てきた。これで一日診療しようと思う。
  • 2016/10/13 8:50
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