AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160908のエントリ

67歳の日系ペルー人の女性、67歳にして初めての内視鏡検査にやってきた。日本人でも内視鏡検査に恐怖感を覚える人は少なくなく、のどの麻酔だけではなく、サイレースを1/10に薄めたものを静脈注射して軽く寝てもらって行う方法を希望する人も多い。日本人の場合は内視鏡検査に対するアレルギーというか恐怖感はあまり強くないと思う。なにしろもともと胃がんが多い民族であり、内視鏡検査が身近なものになっているからだと言えるだろう。ところが外国人の場合、日本人よりは内視鏡検査に対する恐怖感が強いのか、またなじみが薄いためか、のどの麻酔だけで行えるという人は極めて少ない。サイレースの静脈注射をしても抑制がとれてしまうせいか、抵抗する人が少なくない。マウスピースを噛んでもらっていてもほんの少し油断したすきに内視鏡を噛まれてしまい、修理に50万円かかって泣いたこともあった。それゆえ外国人に内視鏡検査を行う場合は細心の注意で行っているのだが、この日系ペルーの方は「のどの麻酔だけでだいじょうぶと思う」と言い放ち、その通りにごく普通にげっぷもなにもせずに終わってしまった。ちょっと拍子抜け。褒めてさしあげた。そういえばはじめて一人で内視鏡検査を行ってからもう40年ぐらい、あのころはずいぶんと太かったが、今の内視鏡は本当に細くなった。
  • 2016/9/8 9:00
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