AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160902のエントリ

カンボジア人女性80歳、日本語はまったく話せず、いつも御嬢さんがついてくる。この御嬢さんたちとももう30年近くのつきあいになってきた。お母さんが具合が悪いというので、具体的に尋ねてみたら下痢と腹痛で、症状から感染性腸炎と診断した。そしていつもの治療も。アメリカ人の成人男性が二人続いて、その後にタイ人女性。3人とも高血圧。ああきょうもこれで終わりかと思った4時45分ごろ、ドイツ人女性から電話があった。2歳になるお嬢ちゃんと犬の散歩をしていたが、お嬢ちゃんが犬のリードを持ちたがり、つい渡したらそのタイミングで犬がダッシュして・・・お嬢ちゃんは引っ張られて転倒、口の中から出血して大慌てで電話してきたらしい。10分ほど待っていると、やってきたが、お母さんはちょっとパニックになりかけていた。あーんというと泣きながらも口の中を見せてくれた。出血があり、ぬぐっていくと、前歯にぶつかって口腔内が切れていることがわかった。こういう傷は縫合しない。よほど切れていないと縫合しても糸は自然にとれてしまい、意味がない。また縫合しなくても治る。この話をしたらお母さんは少し落ち着いてきた。頭や口腔内、舌などは小さな傷でも大出血することがあるから驚かないようにとも話して一件落着。お嬢ちゃんは最後にはバイバイして帰って行った。平和な一日。
  • 2016/9/2 9:00
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