AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160809のエントリ

あまり愉快じゃないことがあった。土曜にやってきてきのう月曜のブログに書いた高血圧と背部の大きな脂肪腫のフィリピン人女性、きのうのブログは今度の金曜の午後に脂肪腫の摘出手術を予約したと書いたが・・・金曜の午後に予約したのは別人で、彼女の予約はきのう月曜の午後だった。2時に来院するようにと話しておいたのに、診察が始まって気がついたら2時半になっていた。現れる気配は全くなく、フィリピン人通訳に尋ねると彼女にも連絡が全くないとのこと。午後に内視鏡検査を至急で行う患者もいたのだが・・もうこのフィリピン人女性を待っている必要はないと決断し、内視鏡検査は予定通りの時間に行った。けっきょく、来なかった。どんな医療も患者が納得して受けるべきというのが僕の持論だ。医療は医師がベストを尽くしても、ベストの結果に終わるとは限らない。そういうとき、患者自身が納得して受けた医療でなければもしうまくいかなかったとき、あるいはごく小さな問題が残った場合でも患者の不満は残るだろうし、募る場合もある。最悪の場合は訴訟にだって発展しかねない。だが、今回の脂肪腫の手術は彼女が望んで選択したことだ。それなのに・・・クリニックにもフィリピン人通訳の携帯にも連絡なくすっぽかすとは・・・たしか近くの公立病院でも手術予定をたてたけど怖くて行かなかったと話していた。それで同じ公立病院で高血圧の治療を継続することをあきらめ、僕のところにやってきたのだが・・・この分では高血圧で僕のところに来ることもなくなるだろう。こうして自分自身でどんどん「行けなくなる」ところを増やしていくことになる。局所麻酔でせいぜい10分か15分の小手術と思っていても、背中は皮膚が厚いところで脂肪腫となめてかかると出血など痛い目に会うことがある。それなりに朝から覚悟はしていたのだが・・別の日にやってほしいと言われることもないとは思うが、もし言われてもモチベーションを保つのが極めてむずかしそうだ。
  • 2016/8/9 9:00
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