AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2016 8月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 1 2 3
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

20160808のエントリ

6日の土曜は日本人の患者も外国人の患者もとくに後半の時間、いつもの土曜より少ないと思ったが、それでも数えてみたら土曜4時間の間にやってきた外国人は16人だった。48歳のフィリピン人女性、高血圧で診察を始めて2回目の来院、血圧を測定し、ちょうどいい具合に血圧も下がっていたので初回と同じ降圧剤を1か月分、処方を書き、じゃ次回ねと話したところで、別の話があると・・・背中を向けて、「背中にしこりがある」と言う。触ってみると脂肪腫にまちがいないと思うが、小さくはない。このように悪性腫瘍ではない場合、一番困るのは手術の適応だ。手術しなきゃいけないと言うわけではないが、放置しておくと良性腫瘍でもゆっくりとは大きくなる。大きくなると場合によっては周囲を圧迫して軽度の痛みが出ることもあるし、摘出した後、その大きさのデッドスペースができて傷がきれいに治らないなんてこともありうる。おまけに彼女の場合は場所が場所だけに大きくなると背中をあけた服は着にくいだろう。ここまで話して、どうする?と尋ねると・・・なんと近くの公立病院で手術予定であったが怖くてやめたのだと言い出した。けっきょく、今週の金曜の午後、僕のところで手術することになった。背中は腕や太もも、膝下に比較して皮膚が厚くて、小外科はやりにくい場所だが、心して行うことにした。月曜の朝、クリニックにやってきたら生活保護の継続必要の可否を尋ねる書類が市役所から来ていた。見ると17人中、外国人が8人、やはり多い気がする。とくに外国人の場合は一度職を失うと再雇用されにくい傾向が日本人より大きい気がしてならない。
  • 2016/8/8 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (509)