AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160428のエントリ

昨日書いた結核に感染しているとアメリカで2度言われたというアジア系のアメリカ人男性、紹介した専門医から夜になってインターネットメールで返事が来た。胸部レントゲン写真を撮影したが何も異常はありませんとのこと。いったいどうなっているのだろう?同じく昨日書いた高血圧と糖尿病で故国からの薬を飲み続けているフィリピン人女性の採血の結果は・・・空腹時で血糖値280・・・高すぎる。薬を飲み続けてはいるが全くコントロールされていない。あの体型ではけっこう食べているのだろう。故国から薬を持って来たり、送ってもらっているらしい外国人はごく普通にいる。日本で医療機関に行く時間がないからなのか、はたまたお金の問題なのか・・・高血圧もそうだが、糖尿病の場合、なにか薬を飲んでいればいいというものではない。血糖値に合わせて薬の種類や内服方法を変えなければいけないだろうし、食事療法や運動療法は何より大切だ。このように故国からの薬を内服していて症状が悪化してやってきたという患者を山ほどではないが、けっこう見ているので、今回の彼女は症状が悪化しないうちに来てくれて不幸中の幸いと言うべきか。最後も同じく昨日書いたベトナム人患者の件。約束通り、息子さんと午後から空腹で来てくれた。昨日の心電図も異常なし、今日撮影の胸部レントゲン写真も異常なし。ここでもしやと気がついた。訴えは食後に下から胃が押されるようで、さらに前胸部が苦しいとのことだった。レントゲン写真を撮影しようとして彼の体を見たら、腰にベルトをぐっと巻いている。腰痛症でどこかの整形外科で勧められたとのこと。そう、この「ぐっと巻いた」ベルトが胃を圧迫していて、とくに食後は胃が膨れるので強く圧迫感を感じるのではないかということだ。この通りに話したら笑いながらわかってくれた。
  • 2016/4/28 9:00
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