AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160411のエントリ

カンボジア人女性78歳、とうとう介護施設に入ることになり、そのための検査に来院。自分の年齢さえわからなくなっていた。人間、いつかこういう時が来るが悲しい。ペルー人男性42歳、前日に外国人から電話が入り、フィリピン人通訳が対応したが、最後は日本語で話していた。その相手は彼だった。たしか内視鏡をやってほしいとのことで食べずに来院するように話してもらったのだが・・カルテに記載された住所を見てびっくり。茨城県からやってきたとのこと。相当前だが、クリニックの近くに住んでいたことがあり、僕が内視鏡検査を行ったことがあってやってきたと話していた。ただ本人が痛く感じるところは胃の場所ではなく、内視鏡は必要ないと判断した。会社の検診の結果も持ってきたが、中性脂肪が400近く、これって空腹時なのだろうか、あの日本語力ではあやしいと思い、スペイン語で何も食べず、飲まずを意味する「アユナ」で検査を受けたのか?と尋ねると、その日は朝食を食べたとのこと。ちょうど何も食べず飲まずでやってきたので、採血をして再検することとした。それにしてもこの程度のことで茨城県からやってくるなんて。医療機関情報から疎外されているのだろう。これから茨城に戻ると話していた。こういう時、もし治療が必要だとしても一回の通院で終わるわけがない。外国籍住民に対する医療機関情報を含む生活情報提供は絶対的に必要であり、その方法については自治体ごとにぜひ真剣に考えてもらいたい。
  • 2016/4/11 9:00
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