AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160401のエントリ

カナダ人男性25歳、歩行困難なのに川崎市から来院。左足の付け根を痛そうにしている。もしや痛風か?と思ったが、熱もあったというので、ちがうと判断。見せてもらうとひどい化膿。すでに蜂窩織炎をおこして股の付け根のリンパ節まで腫れている。切開排膿はすでに皮膚が壊死状態になっていたので、局所麻酔してメスで切るということはせずに注射針で皮膚を破るようにした。皮膚の下の組織も壊死、そうこうしているうちに気持ちが悪いと言い出した。顔面が蒼白、いわゆる脳貧血をおこしたのだろう。頭を低くしてすぐに回復。白血球数もCRPも相当な高値だった。本来、こういうケースは家の近くで診てほしい。理由は頻回に通院しなければならないからだ。抗生剤の経口投与だけでは無理と判断し、抗生剤の点滴静注を行った。糖尿病など感染症に弱い基礎疾患がないかどうか心配だ。今日はチェックしなければならないだろう。そういえば通訳の欧米人女性が付いてきた。見たところ、彼より少し年上と思われる彼女、僕の話す英語をフランス語に翻訳していた。聞けば彼はカナダでもフランス語が話されている東部ケベック州の出身だそうだ。今から20年も前になるだろうか、言語的にはフランス語圏であるケベック州がカナダから独立するしないでもめていたことを思い出した。昨日で3月も終わり。3月の外国人患者数は新規12人、延べ228人。4月になり診療報酬改正のために保険点数も変更になる。新しい項目もあり、しばらく慣れるまで忙しそう。
  • 2016/4/1 9:00
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