AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201604のエントリ

このところ、AMDA国際医療情報センターへの電話相談で医療ビザに関連したものがいくつかある。数日前のケースは医療ビザで来日しているアフリカ人の親族からで、結論的に言うと医療費が高くて払えないから、何か助けてくれる制度はないか?というものだった。残念だがそういう制度はない。不思議に思うのは現地国の日本大使館に医療ビザを申請するめときに支払い能力について調べていないのだろうかということだ。調べていないということはないと思う。そうだとしたら虚偽の申告をしたということか。もし医療ビザを取得して来日するまでに民間業者が介在していてこのようなことがあったとしたら、医療費の未払い分は民間業者に負担してほしい。少なくとも医療機関が未収金として負担させられるのには納得がいかない。医療滞在ビザを創設した法務省はこのあたり、いったいどう考えているのだろう? もし医療機関において未収金という損失が出ることも織り込み済みの制度だとしたら、あまりではないかというのが経営者としての意見だ。今後、現地国の日本大使館における医療ビザ発給のチェックを厳しくしないとこういう事例はなくならないだろう。
  • 2016/4/29 9:00
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昨日書いた結核に感染しているとアメリカで2度言われたというアジア系のアメリカ人男性、紹介した専門医から夜になってインターネットメールで返事が来た。胸部レントゲン写真を撮影したが何も異常はありませんとのこと。いったいどうなっているのだろう?同じく昨日書いた高血圧と糖尿病で故国からの薬を飲み続けているフィリピン人女性の採血の結果は・・・空腹時で血糖値280・・・高すぎる。薬を飲み続けてはいるが全くコントロールされていない。あの体型ではけっこう食べているのだろう。故国から薬を持って来たり、送ってもらっているらしい外国人はごく普通にいる。日本で医療機関に行く時間がないからなのか、はたまたお金の問題なのか・・・高血圧もそうだが、糖尿病の場合、なにか薬を飲んでいればいいというものではない。血糖値に合わせて薬の種類や内服方法を変えなければいけないだろうし、食事療法や運動療法は何より大切だ。このように故国からの薬を内服していて症状が悪化してやってきたという患者を山ほどではないが、けっこう見ているので、今回の彼女は症状が悪化しないうちに来てくれて不幸中の幸いと言うべきか。最後も同じく昨日書いたベトナム人患者の件。約束通り、息子さんと午後から空腹で来てくれた。昨日の心電図も異常なし、今日撮影の胸部レントゲン写真も異常なし。ここでもしやと気がついた。訴えは食後に下から胃が押されるようで、さらに前胸部が苦しいとのことだった。レントゲン写真を撮影しようとして彼の体を見たら、腰にベルトをぐっと巻いている。腰痛症でどこかの整形外科で勧められたとのこと。そう、この「ぐっと巻いた」ベルトが胃を圧迫していて、とくに食後は胃が膨れるので強く圧迫感を感じるのではないかということだ。この通りに話したら笑いながらわかってくれた。
  • 2016/4/28 9:00
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ゴールデンウィークが近づいたせいなのかどうか・・・25日は朝からたくさんの患者、8時50分に診察を始め、午前の診察が終わったのが午後1時近く。その間にこんなケースが。受付にアフガニスタン人が来ていると受付から連絡があった。珍しいことだと思いながら、フィリピン人通訳にとりあえず、どうして来たのか、尋ねてもらったらアジア系のアメリカ人で以前に警備会社に就職して任地のアフガニスタンに行くのでと検診を行い、警備会社に提出する英文書類を書いてあげた人物だった。あれから数年が過ぎたのだが・・今回はアメリカで2回結核を指摘されたが、放置していた、その相談で来たとのことらしかった。資料はまったく手元にないそうだ。2回結核を指摘され放置していたのが本当だとしたら大変なことだ。周囲に感染が広がっているかもしれないし。これは肺の専門家のほうがよいだろうと考え、知り合いの肺の専門家に電話してあす診察をしてもらうことにした。診察の合間にこういう用件を片付けるのは面倒くさいし、診察をしている最中の方に申し訳ない。ところで結核の場合、肺に病変がある場合はガフキーの程度により、たしか命令入所として入院となるはずだが・・・実はここに日本らしいいい加減さがある。結核菌をまきちらしていても強制入院として患者が拒否しても入院させられるなんてことはない。こういうケースでも患者本人が拒否するなら人権上、強制的に入院はさせられないのだそうだ。ずいぶん前の話だが、実際に日本人の患者で糖尿病があって生活保護状態で上記の状態で入院を拒否した人がいて、外来で診てほしいと保健福祉事務所から頼まれた記憶がある。しかし、人権は大切だが、こういう対応では結核は周辺の人に感染をもたらしかねない。日本の人権は絶対君主のようだが、周囲の人の人権はどのように考えられているのか、不思議になる。フィリピン人女性45歳、フィリピンで高血圧で受診していて内服薬も持ってきていると見せてくれる。この忙しい時に海外で売られているこれらの薬が何の薬か、調べるのも大変だ。横に並んでいるカルテの山をにらみながら調べたら糖尿病の薬もあった。糖尿病もあるの?と尋ねたらそうだという返事。採血を希望してやってきたのだが、まず尿の検査を行ったら朝食も食べずにやってきたというのに糖が4プラス、内服しているのに全くコントロールされていない。ただただ故国から薬を持ってきて内服を続けてもこれでは意味がない。今日の昼休みに判明する血糖値のデーターが怖い。ベトナム人男性64歳、今、外国人患者の中で僕の頭を一番悩ませてくれるのが彼だ。日本語がほとんど通じない上に訴えが多い。おまけにベトナム人の通訳の来院日を毎回教えてあげているのに違う日にやってくる。今日は息子さんとやってきた。ただ息子さんの日本語もたどたどしく、理解しきれない。朝、薬を飲むと胸がしばらく苦しいと訴えるとの話だったが、本人は胃の薬が効果ないと話している。カルテの山が待っている中、何をどう検査していいものやら唸りたくなる。けっきょく心電図を撮り、息子さんが明日も会社は休みと言うので、立会いのもとに明日の午後に胸部レントゲン、場合によっては内視鏡を行うこととした。12時になり月に一度の税理士がやってきた。あわてて書類を彼のところに運ぶ途中、待合室を通ったらまだ人の山。韓国人女性58歳、診察したのがすでに12時をだいぶ過ぎていた。先生、待ったよ、今日は2時間近くと言われた。
  • 2016/4/26 9:16
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朝、やってきた職員がまだ開かないシャッターの前にアジア系の外国人が数人立っていると教えてくれた。土曜の朝から頭が痛くなるところだが、シャッターをあけたら入ってきたのは旧知のカンボジア人女性とその娘さんだった。ふたりの診察が終わって次のカルテを見たら今度はベトナム人のカルテ。名前を読んだら本人と男性が入ってきた。この男性、さきほどのカンボジア人の女性の息子。今日来てみたら親が来ていて驚いたと話してくれた。このカンボジア人の一家はカンボジア人というより中国人という意識のほうが強いかもしれない。いわゆる潮州人だ。彼らからみるとベトナム国籍の中国系の人とは違和感なくいっしょにいられるのだろう。診察が終わったらつぎは高血圧のタイ人男性、さらに高血圧のフィリピン人女性、同じく高血圧のフィリピン人男性と続き、ここらでようやく日本人の患者のカルテが現れた。外国人患者はその後もベトナム人男性、フィリピン人女性、タイ人女性、フィリピン人女性、中国人男性、ペルー人男性、ペルー人男性と続いた。中国人男性は会社の検診のバリウム検査で胃小彎のびらんという診断で来院。内視鏡検査は一度も受けたことがないそうで不安そうな顔つきは最後まで変わらなかった。静脈注射で麻酔をして行うことにした。ペルー人の男性はずいぶんと体重が減った。意識的に糖尿病の治療のために食事療法を行っているそうだが、血圧も下がってきた。よかったよかった。1か月近く前からこの日は市のがん検診でフィリピン人のご夫婦の予約が入っていたのだが・・・朝になって二人とも熱があるからキャンセルしたいと連絡があった。僕は通常の診察をしながら間に内視鏡検査を行っている。だからいつもは午前中に2件がせいぜい、これ以上の件数をこなそうとすると通常の診察の患者を待たせすぎてしまう。症状があってすぐに内視鏡検査が必要な場合は午後からでも行っている。土曜は3件まで予約をしているが・・・今の時点で予約できるのはもう5月の第三週だ。もしかしたら来ないかと思っていたが・・・もし来ないとわかっていたら早く検査をしてさしあげたい人が何人もいたのに。発熱ならしょうがないが、僕の想像はたぶんそうではないと思う。
  • 2016/4/25 9:00
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某欧米の国の男性33歳、なにやら深刻な顔つきでやってきた。HIVほか即日検査でわかる性感染症の検査を希望。結果は陰性。帰り際にようやく少し笑顔が出るようになった。タイ人女性56歳、高血圧で内服をしていたのに1年ほど来ていない。最近、めまいがひどく動悸がすると来院。どうしてこういうことになってしまうのか。血圧を計測するとやはり高い。貧血はなし。とりあえず以前と同じ降圧剤を処方した。フィリピン人男性38歳、会社の検診で肝機能障害と高尿酸血症を指摘され、やってきた。以前にも肝機能障害でやってきたことがあり、A型肝炎抗体が陽性だった。これだけ長くS-GPTが上昇しているとなかなか正常範囲内には戻らないだろう。ただ戻らなくても心配はないと判断した。全くアルコール類は飲まないというのに尿酸値は11を超えている。なかなか見ることができない値だ。モツなど内臓系が好きだというので、これが原因か?食べてもいいが、今よりずっと少なくするように話したが、この値では内服が必要と思い、処方した。カンボジア人女性61歳、大腸疾患で長期通院中。陽気な性格で彼女と話すとほっとする。もうすぐゴールデンウィーク、早く来い。
  • 2016/4/23 9:00
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タイ人女性63歳、今週末からタイ北部のパヤオ県の田舎に帰るからと高血圧の薬の3か月処方を頼まれた。たしか昨年末に父親が亡くなったはずと思って尋ねたら、父親の法事だそうだ。どうやってバンコクから行くのか?と聞いたら、バンコクからチェンマイまで飛行機、チェンマイの空港まで娘さんが車で迎えに来るとのこと、そこからパヤオまで車。長い旅だ。パヤオって少し興味がある。東北タイと並んでタイでは貧しい地域として知られている。ラオスに面した地域と覚えていたが、あのあたり、メコン河もまだ細い川のはずだ。国境なんてどうなっているのだろう。カンボジア人女性45歳、タイとの国境地帯で商売をしていたらしく、タイ語が普通に上手。彼女とは日本語かタイ語で話をする。彼女が住んでいた地域、日本の明治のころは西クメール国としてタイの影響下のもとにあったとつい先日NHKのビデオで見た。やはりタイ語を理解する人たちが多いそうだ。タイ人女性69歳、彼女もタイのナコンサワンに一時帰国するそうだ。タイ人はみなタイの正月でもあるソンクラン(水掛け祭り)に帰国したがるが、日本で働いているとそうもいかず、その2週間後にあたるゴールデンウイークに帰るのだろうと思う。いつも診察に来るとき、豚肉でつくった細いソーセージ様のネーンという食べ物を作って持ってきてくれる。昨日も診察が終わった時に「クンモウ」(お医者さん)と言って差し出してくれたが、いつもより太い。聴診器を耳にあてていたので、なにか彼女が言ったが、聞こえなかった。昼休みにいただいたものをあけてみると・・まずぐるぐる巻きの新聞紙をはずしたと思ったら、次はバナナの葉っぱと思うがさらにぐるぐる巻いてある。これをいくつもはずしたらようやくなにか白っぽいものが見えてきた。切って恐る恐る食べてみたらハムだった。よくベトナム人の患者がつくるハムだ。タイには実はベトナム系の人たちがたくさん住んでいる。とくに東北タイは多い。フランスとのベトナム独立戦争その後の南北ベトナム戦争を逃れてメコン河沿いに上流へと逃げてきた人たちだ。東北タイのウドンタニのお祭りの行進の中にベトナムの民族衣装アオザイを着た少女たちの集団を見たことがある。診察中だというのについついアジアの風に吹かれてしまった。
  • 2016/4/22 9:00
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先日から下痢と発熱のフィリピン人男性、ようやくおさまってきたが・・まだ少し具合が悪いと言うので、尋ねたらお酒を飲んでいた。やさしく注意した。左の頬が腫れているとやってきたタイ人女性53歳、1か月ほど前からと訴えるのだが、痛みもないし、触っても何も触れない。そう告げても全く納得してくれない。以前から相当な心配性だったのでやむをえず、近くの公立病院に紹介状を書いた。先方もなんでこんな患者を送ってきたのかと考えるにちがいない。すぐに担当医から連絡があり、「何もない」ので再診は必要ないと話したとのことだった。手間をかけて申し訳なかったけど、こういう手順を踏まないと納得してくれないのでやむをえない。おとといの夜、5時に仕事を終えてすぐにイギリス大使館へ。エリサベス女王の90歳誕生祝賀会にお招きをいただいた。大使館のお庭で会は行われたが、肌寒かった。とくに話し相手もおらず、ノンアルコールビアなど飲んでいたら大使館で働いている日本人女性が話しかけてきてくれて助かった。たぶん彼女たちはホストの側なので気を使ってくださったのだろう。タイの友人の医師2人から熊本の地震の件でお見舞いのメールをラインでもらった。東京のほうは心配ないと返事を書いたが、うれしかった。
  • 2016/4/21 9:00
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このところ、日本人も外国人も妙な発熱の患者が多い。28歳の韓国人の御嬢さん、全身の痛みと発熱、咳と喉の痛みもあり。もしやインフルエンザかと思い、検査をしてみたが陰性だった。フィリピン人男性60歳、発熱したのが数日前、ほかに何も症状がなかったが、昨日になって下痢、腹痛。白血球数もCRPも上昇していて細菌性腸炎を疑って便培養など行った。中国人女性48歳、先週上海に出張した時にマスクをするのを忘れたそうで・・・それから喉が痛くなって上海の病院に行ったらこれをくれましたとファイザー製薬と包装に書いてある箱を見せてくれた。抗生物質だった。効果が何もなかったと・・・そうだろう、通常のウィルス性感染症のいわゆる風邪に抗生物質が効くわけない。空気が悪いのにマスクをしなかった自分が悪いと話していた。上海ってそんなに空気が悪いの?と尋ねたら、さあ?でもだれもマスクをしていなかったので自分ひとりがマスクをするのは恥ずかしいと思ってしなかったという返事。要は通常の風邪をひいただけだと思うのだが。午後2時に午後の診察を始めたらいきなりタイ人の旅行者だという男性、33歳、唸っている。このあたりに住んでいる母親を息子の一家が観光を兼ねて尋ねてきたというわけ。朝から血尿が出ているという。採尿すると真っ赤。右の腰部を痛がり、冷や汗をかいている。たぶん尿管結石か腎結石と判断。僕のところで診てもいいのだが、腎臓が水腎症になっている可能性もあり、また痛みがそうそう鎮痛剤で取れないこともあるので、近くの公立病院の泌尿器科に電話、救急担当の泌尿器科専門医に診てもらえることになった。するとタイ語で入院が必要ですか?と尋ねられた。観光で来ていて、旅行者保険にも加入しておらず、近くの公立病院で保険外診療15割で入院してしまったら相当な金額になってしまうだろう。それを心配していたのだろう、結局僕のクリニックの診療費は取らなかった。これでいいのかどうか・・・数日前にラーメンをつくっていてお湯で熱傷となったフィリピン人女性はよくなった。
今日は5時まで診察してすぐにイギリス大使館へ。エリザベス女王90歳の誕生パーティの招待状をいただいている。久しぶりにスーツを着た。
  • 2016/4/19 9:01
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先週までの土曜日が比較的すいていたのはみなさん、お花見に出かけていたのだろうか?16日の土曜日は日本人も外国人もいっぱい。外国人患者は僕の診察室だけで4時間で13人。ベトナム人の通訳が月に1回、やってくる日でベトナム人の患者も多かった。フィリピン人男性60歳、数日前から発熱。前日やってきたときには発熱以外の症状はなく、発熱の原因探しに末梢血で白血球数そしてCRPを採血するとともに高値。これはどこかに細菌感染があるのだろうと抗生物質を処方したが、その夜から軟便と腹痛。細菌性感染性腸炎を疑って便の培養を行った。抗生物質を念のためにキャンピロバクターを疑い、ホスミシンに変更した。ベトナム人のご夫婦、大和市がん検診の問診と予約、肺がん検診としての胸部レントゲン写真正面と側面はその後に撮影した。フィリピン人女性57歳、一か月ほど胃の具合が悪いから内視鏡をしてほしいと初めて来院。食べては来てはいなかったが、もともと2人内視鏡検査の予約が入っていたうえに、前日胃が痛いという日本人の患者をやむをえず、3人目として予約に入れたばかり。内視鏡検査の間は外来の患者に診察を待ってもらわねばならず、心苦しくなる。しかし具合が悪いと訴える人の中には結果的に急いでの治療が必要な人もいるわけで、できれば早く検査をしてさしあげたい。しかもこのフィリピンの女性、この日しか予定があいていないという話。けっきょく4人目として内視鏡検査を行うことにした。ずいぶん待たせてしまったが、12時半ごろには終了した。彼女も総入れ歯だった。フィリピンでは虫歯があるとすぐに抜歯してしまう。抜歯すると隣の歯はもたれかかる歯がなくなってしまうわけで、すぎにグラグラしてしまう。だから抜く。また隣の歯がだめになるという繰り返しで若くして総入れ歯の人が多いと聞いたが、彼女もそうだった。日本人の歯医者はなかなか抜歯してくれないと外国人から不満を聞くことが少なくない。しかし安易に抜歯しないほうがいいわけで、決して金儲けのために患者をひっぱっているわけではない。日本の歯医者の名誉のために書いておきたい。その後もインド人の採血、肝機能障害のフィリピン人と難問が続いた。半日で丸一日働いたような気がした一日だった。熊本の地震の被害が甚大だ。厚労省から日本医師会宛に医療の確保のための依頼が来ているとして、そのコピーが県医師会経由で郡市医師会宛にファックスで送られてきた。現時点では長崎など九州県内の医師会からJマットを派遣するようだ。AMDAもいち早く医療チームを派遣している。彼らはみな宿泊や食糧確保など自分たちで行わねばならない。大変なことだ。ぜひ二次災害に遭わぬよう祈りたい。
  • 2016/4/18 9:00
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昨日は珍しくアメリカ人の患者が3人続いた。いつも不思議に思うのだが、どうして同じアメリカ人なのに僕からみてわかりやすい英語、わかりにくい英語があるのだろう?英語やアメリカ文化、イギリス文化についてはあまり学んだことがないのでわからないが、このわかりやすさわかりにくさは英語の方言ともいうべきことが影響しているのか、個人的な発音の癖が影響しているのか、癖というより口などの解剖学的構造が構音に影響を与えている結果なのか?以前に僕の頭を悩まし続けた患者がひとりいて、初めに彼が話すと僕はその1/3ぐらいしか理解ができなかった。こういうときは彼に一方的に話してもらい、終わった後で、あなたの言いたいことはこういうことですか?と僕が質問する。正しければイエスと言ってくれるし、間違っていれば説明しなおしてくれる。彼は僕の英語力については「正しく」理解できていたはずだが、ずっと通院してくれた。そこがよくわからない。自慢じゃないが、僕の英語といえば中学、高校、大学と学んだ英語のみで語学学校で学んだこともなければ留学経験もない。勉強不足で彼の英語が理解しづらいのかと思ったが、あとで聞いたところでは彼は南部のテキサスの出身だそうで、南部訛りが強いのだそうだ。昨日は最初のニューヨーク出身の男性の英語は半分ぐらいは一回聞いてわかった。ただ単語がときどき全くわからない。口語のスラングだと思う。つぎのアフリカ系アメリカ人の御嬢さんの英語は完璧に聞き取れるし、理解できる。最後の女性の英語もほとんどはわかるが、文語体ではない、会話のスラングがやはりわかりにくいときがあった。というわけでイギリス人アメリカ人のカルテが並ぶとため息が出る毎日を実はすごしている。
  • 2016/4/16 9:00
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