AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160128のエントリ

ペルー人男性41歳、生活保護であったが、働くことになったので降圧剤を2か月処方してほしいという。なかなか来る時間がないからとのこと。仕事の内容までは尋ねる立場にはないので了承したが、できれば2か月処方はしたくはない。患者にとっては便利だろうが、降圧剤に限らず、薬には副作用というものがある。それも「体に症状となって出る」副作用と「体に症状となって出にくい」副作用がある。発疹やかゆみ、胃の痛みなどは前者だろうが、肝機能障害や腎機能障害は後者だ。すなわち副作用に気がつくのが遅れてしまう。採血もいやがる人がいてへたをすると半年に一回になってしまう。肝機能障害や腎機能障害の傾向を見つけるチャンスが極めて低くなってしまう。しかし医療費は患者側が支払うものなので、無理やり血液検査を行うわけにはいかない。こういう状況で何かが起きた場合、「主治医」という名前で全面的に責任を負うことには抵抗がある。日本人の患者にどうしても2か月処方と言われたら、ここまで話してから再度どうするか?を尋ね、それでも2か月と言われたらそれはもうやむをえない。リスクを患者が理解して決断したのだから。外国人患者の場合、きちんと理解してくれたかどうかが問題だ。
ペルー人女性、一家でA型インフルエンザ。来季からインフルエンザ予防接種を受けておいたほうがいいと話した。
  • 2016/1/28 9:00
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