AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160122のエントリ

ペルー人男性39歳、38度台の発熱と軽度の鼻水、ついてきた同じペルー人の奥様が来週出産だという。彼はインフルエンザの予防接種を受けていないとのことだったので、それなら比較的典型的なインフルエンザの症状が出るはずなので、インフルエンザの検査は必要ないかとも思ったが・・・奥様が来週出産とのことでとりあえずインフルエンザではないという証明をしておこうかと検査を行ったら・・B型インフルエンザだった。タミフルを処方。潜伏期が3日から5日ぐらいと考えると奥様に感染しているとしたら発症はちょうど出産のころと重なってしまう。その奥様もインフルエンザの予防接種を受けていないそうで、お二人に次年度より必ず受けてくださいとお願いをした。インフルエンザといえば、1週間ほど前に近くの公立病院に隣のA市から1歳のこどもが救急車で運ばれてきたと報告を受けた。A市にも救急体制はあるのだが、たまたま間が悪いことに救急体制のつなぎの時間にけいれんをおこして救急車を呼んだとのこと。外国人のお子さんと聞いたので、昨日担当医に尋ねたところ、ベトナム人のお子さんでインフルエンザ脳症とのことだったが、快方に向かっているとのことでほっとした。こういう各自治体の救急医療体制など日本人でもわかりにくいものは外国人にはもっとわかりにくい。なにか工夫ができないものかと思う。大和市医師会では数年前に言語別に外国人を対象に、救急医療体制や小児予防接種、そして妊娠した場合のその後の医療機関でのフォローアップから出産までの説明会を行った。こうして彼らにとってのトラブルの芽を摘み取ってしまうことが切に必要だと思ったからだ。
  • 2016/1/22 9:00
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