AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20160108のエントリ

 新年あけ、忙しくて正月気分は吹っ飛びました。フィリピン人男性64歳、12月の中旬に突然、左の視野が上半分が白く、下半分が黒くなって某病院に緊急入院、手術を受けて2週間入院していたとのこと。何の病気?と尋ねても本人は全くわからないとのこと。病名を書いた紙を何かもらったかと尋ねてももらっていないと言う。目はまだ赤く、もらったという点眼液を調べれば何かわかるかと思って出してもらったが、特別に特殊なものではなかった。緑内障ではないし、どうやら白内障でもないらしい。僕が処方している降圧剤を先方には見せたというので、定期的に受診している医師がいることは承知のはずだ。だとしたら一言書いてくれてもよさそうなものだと思ってしまったが、どうだろう?万が一、この手術後はこういう薬は使ってほしくはない、あるいは使うのがまずいなんてことがあるなら知っておかねばならないからだ。患者の「自己申告」だけでは真実はわからないが。
 フィリピン人女性59歳、会社の検診結果を持ってやってきた。LDLコレステロールと中性脂肪が高値、さらにS-GPTとγ-GTPも高値。食事をしてきたというのでまず食事指導、その1か月後に空腹で採血することにしたが、「これは少し減らしましょう」という食べ物が好きなものばかり。それらを減らせば少しは値が下がるわけだから、ある意味簡単なことと思うのだが、笑いながら「できない。だっておいしいもん」と言う。そうだろう、そうだから高くなる。僕もあまり人のことは言えないが。
 アメリカ人男性、昼休みに入ってからしばらくした12時20分ごろやってきた。薬だけでも出しますか?それとも昼休みが終わる2時まで待ってもらいますか?と看護師に問われた。2時まで待たせるのはかわいそうと思うが、彼は高血圧ほかで定期的に受診しているわけで、僕のクリニックの受付時間、昼休みの時間は熟知しているはず。しかも緊急ではない。正直、診察できないわけではなかったが、薬だけの処方とした。診察してしまうと看護師も事務職も休憩する時間がなくなってしまう。初めてやってきた人ならやむをえず、診察したろう。
  • 2016/1/8 9:00
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