AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201510のエントリ

3日前の火曜日に突然やってきたカンボジア人のお坊様、主訴は首の痛みだったが、きっと健診など受けたことがないのでは?と一般的な血液検査を行っておいたが・・・きのう結果が返って来た。採血しておいてよかった。中性脂肪は400台、こちらはまだいいとしても血糖値が200以上、HbA1Cは10を超えていた。ひどい糖尿病だ。きっとあすの土曜日に結果を聞きにやってくると思うが、問題はその治療だ。現在旅行中で日本にいる。こういう状況で糖尿病の治療を始めるのはどうなんだろう。いつ帰国するのかを尋ねてもうすぐということであれば紹介状を書いて持って行ってもらうのがいいかもしれない。たぶん日本で治療を始めると費用がかかる。その分は支援者が負担せざるをえなくなるだろう。AMDAカンボジアの代表が偶然、僕が日本でずっと診ている難民出身のカンボジア人女性の親戚で親しくしているので、メールで善後策を相談してみようと考えている。フィリピン人男性58歳、血圧が上がっている。セブパシィフィック航空のプロモーションチケットで成田から片道5000円程度でフィリピンに帰って来たそうで、「おいしいもの食べて体重が4キロも増えたよ」とのこと。がっかり。
  • 2015/10/2 9:00
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受付から連絡があり、看護師が出て行ってしばらくして戻ってきて「先生、受付にカンボジア人のお坊さんが来ています。首が痛いというから整形外科かもと話したら、付き添いの人がほかには絶対に行きたくないので診てほしいと言っている。どうしましょうか?」と言った。待合室に出て行くとたしかにあのビルマの竪琴とか旅行ガイドブックに載っているようなカーキ色の衣をまとったお坊様が座っていた。隣に付き添いと思われるカンボジア人男性がいて、さらに日本人患者を数人はさんでいつもやってくるカンボジア人の高齢女性とその家族がいた。てっきり彼らがお坊様とそま支援者を連れてきたのかと思ったら、偶然僕のクリニックで鉢合わせし、驚いていると話してくれた。お坊様に診察室に入ってもらい、話を聞いた。よくわからないところがあり、血液疾患を否定するためなどのために採血したが、これは僕が行った。東南アジアの上座部仏教は戒律が厳しい。女性がお坊様に触れるとそれまでの修行がすべて無になるとされていて、かの国では乗り物に乗る時もお坊様は最初に乗り込む。以前に二人、ベトナム人のお坊様を診察したことがあり、その時も点滴まで僕が行った。そういう戒律について僕が知っているので安心して来るのだとお坊様に当時言われたことがあった。付き添いのカンボジア人男性がお坊様のことをルンポーと呼んでいるのに気がついた。これってタイ語も全く同じ「ルンポー」である。年上のお坊様という意味である。
  • 2015/10/1 9:08
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