AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20150303のエントリ

28日の土曜日、診療時間中にラオス人患者から電話が入った。自分の友人のラオス人2名が胃が具合悪くて内視鏡の検査を受けたいと言っている、自分が付いていくので2日の月曜日にお願いしたいとのことだった。たしかこの患者は平塚市のY団地に住んでいると記憶していた。すると友人というラオス人2名も平塚市の同じ団地からやってくるにちがいない。この団地はラオス人難民出身者が少なからず住んでいるはずなので。朝の早い時間にそれも約束の時間の少し前に2人のラオス人が現れた。あれ、3人のはずでは・・・と思ったが、1人は検査が怖くなって「まだ覚悟ができていないので」見合わせたそうだ。きのうはすでに日本人患者の内視鏡検査が1件入っていたので、こちらも助かったのだが。内視鏡検査の前に診察すると、具合が悪いと指差すところは胃ではなさそうであった。このことを本人に話したが、覚悟してやってきたし、今まで胃の検査を受けたことがないので行ってほしいとのことだった。内視鏡検査の直前、そういえばずいぶん前、開業当初に同じ団地からやってきていた2人のラオス人女性のことを思い出した。こちらの近くに住んでいたが、その平塚市内の団地に引っ越していったのだ。2人のうちの一人の名前を覚えていたので、「ワ○○ンさん、知ってる?」と尋ねると、患者の顔がぱっと明るくなった。「毎日、会社いっしょに行くよ、先生」と。ああ、彼女も元気で暮らしていたのだなとうれしくなった。胃の内視鏡検査は無事終了、何事もなかったが、ピロリ菌が陽性で、除菌療法を処方した。ここまでの彼女たちとの会話は60%日本語、35%タイ語、そして5%がラオス語に近いタイのイサーン語。タイ語とラオス語は親戚間のような関係なのでタイ語でも十分に通じる。世間話などは日本語でも十分だが、検査結果の説明ともなるとやはり日本語では理解できないようだ。下手なタイ語で説明するとようやく「理解できた」という顔つきになる。
  • 2015/3/3 9:00
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