AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20150221のエントリ

先日、腹痛で母親に付き添われてやってきたカンボジア人のお嬢さんについて、通学している学校の外国人担当の相談員の方から連絡があった。もともと、この方の紹介で僕のところにやってきたのだ。この方とは30年近くのおつきあいで、よく知っている方なので、お嬢さんのためにもと簡単に僕の診断を伝えておいた。本来、病気の内容は個人のプライバシィーなので他人には教えてはならないというのが大原則なのだが、こういうケースは支援者にきちんとしたことを伝えておかないといけない。支援がまちがった方向に進んで行ってしまう可能性があるのでやむをえないと僕は思っている。保健担当の先生が非常に心配しているとのことだったので、いずれ話し合わねばならないだろう。医師の仕事は診察室で行うものと思っていると大きなまちがいと思う。診察室での診察も大切だが、病の背景、すなわち家庭や生活状況、環境などを確認し、患者をより深く理解しようという姿勢で臨まないと身落とすものがある気がする。そう言っても患者自身が協力してくれないと・・私の中に入ってくるなとシャットアウトされてしまうと何もできなくなってしまう。そうならぬよう、心のドアを開いてもらうためにこちらの想いをドアの入り口に届けることが大切だ。こういうことって患者が外国人であっても日本人であっても同じだと思う。
  • 2015/2/21 9:00
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