AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20150213のエントリ

アメリカ人男性27歳、初診で横浜市の中心部からやってきた。どなたかに訳してもらった紙を持っていて、そこには米国在住中から潰瘍性大腸炎の診断がついていることが書かれていた。ただし内服治療はしていなかったとのことだった。日本にやってきて数カ月、潰瘍性大腸炎の悪化と思われる消化管症状がはっきりしてきてインターネットで探して僕のところにやってきたとのことだった。国民健康保険に加入しており、すなわち1年以上は日本に在留するということだ。たぶん僕のクリニックまで1時間以上かかるだろう。彼の住所から10分程度のところによく知っている総合病院があり、調べてみると下部消化管外来がほぼ毎日のようにあるので、思い切ってそちらに紹介状を書いた。ここまでおいでというのはあまりにもかわいそうな気がしたので。外国人であっても日本の国民健康保険に加入しているので、難病の助成を受けることができる。一時立て替えで、彼の銀行口座に支払った分が振り込まれるはずだ。そのためには申請をしなければならない。そういう制度や細かいことは彼自身は知らないはずだ。そこまで話してあげたらよかったのだが、紹介状を書いてあげただけなので、お金はいらないと話したらすぐに帰ってしまい、探したが、もう見つからなかった。次の総合病院でこのあたり、しっかりやってくれることを望むかぎりだ。以前に親しい米国人女性に言われたことがあるが・・・彼らが求めているのは英語が堪能な医師ではなく、英語はそこまで堪能ではなくてもよく説明してくれる医師だそうだ。この言葉を頼りに僕は下手な英語でがんばっている。
  • 2015/2/13 8:58
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