AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20150120のエントリ

フィリピン人男性60歳、1年以上のご無沙汰で突然現れた。たしか何かで警察のお世話になり、当時警察署から連絡があってそれまでに処方していた降圧剤の追加分を処方したことまでは覚えている。本人が言うには「裁判になっている」そうだ。「もう人生のほとんど日本にいるし・・・」とつぶやいていた。不法滞在について争っているのか? 詳細は不明。もともとおとなしい無口なタイプだったが、事情がわからなすぎる。保険がないので自費診療となってしまうがきちんと支払って行った。タイ人のお嬢さん2人、連れだって来院。カルテの住所を見ると同じマンションの階ちがい。幼馴染だそうだ。1人はタイ語の名前、もうひとりは日本語の名前。とくに日本語の名前のお嬢さんはタイには行ったことがないそうで・・・するともはや外国人とは言い難い。ふたりとも感冒症状に発熱でインフルエンザを心配したが、検査結果は陰性だった。そういえば先日、東北タイ南部のカンボジア国境に近いブリラム県、スリン県、シーサケット県にはクーイ族という少数民族がいてスワイ語というカンボジア語に近い、でもカンボジア語ではない言葉を話すのだと知った。本を読むと「昔は像ともスワイ語で話ができた」と書いてあった。もちろん標準タイ語とはまったくちがうし、東北タイではメジャーなラオス語にきわめて似ているイサーン語ともちがう。こういう知識を得たときってなんだかうれしくなる。たまたま昨日、東北タイの大都会ウドンタニ出身で奥様とともにタイ料理店を市内で経営している日本人のご主人がやってきたので、このスワイ語について尋ねてみた。相当なタイフリークの方だが知らなかった。このスワイ語、日本のウタリ(俗称アイヌ)の人たちの言葉同様に文字がないそうだ。使用人口は東北タイ南部に約30万人、ラオス領内に約6万人、カンボジア領内に約1万6千人だそうだ。
  • 2015/1/20 8:57
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