AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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20141129のエントリ

50台のフィリピン人女性、偏頭痛でトリプタン製剤の処方を求めてやってきた。この手の薬剤は保険診療上は一回の処方につき、同一剤型、10個までしか処方が認められていない。トリプタン製剤によっては注射、経鼻スプレー、内服薬と剤型があるが、一回の処方で内服薬と経鼻スプレータイプは処方してはいけませんということだ。しかも一個の金額が高く、裏覚えではあるが、保険診療の3割負担でも1個500円ちかくする。それに処方料などが付くのでもっと高くなる。クリニックの職員でも財布の中を考え考え、1回に3個でいいとかそういう処方を求める人がいるが、もちろん患者でもそういう人たちは少なくない。この女性も以前は3個処方を求めたり、場合によっては支払えないので一時的未払いについていたことがあった。昨年あたりから生活保護受給者となり、以後、毎回10個の処方を希望していて、処方している。いろいろな理由で困っての生活保護なのだろうからそれはそれでいいのだろうが、一生懸命働いている人とのバランスはこれでいいのかと思わず思ってしまう。福祉とはむずかしいものだ。
  • 2014/11/29 9:00
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