AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201411のエントリ

きのう、診療時間を10分過ぎた午後5時10分ごろ、4歳のお子さんを連れたお母さんがまだあいていたクリニックのドアを押しあけて入ってきた。お子さんのことだったが、まだ小児科の診察がすべて終わってはいなかったので受けた。クリニックの前に車を停めていたので、お子さんだけおろしてクリニックに入ってもらい、駐車場を教えてあげたのだが、そのお母さんがなかなか帰ってこない。やきもきして待っていたら駐車場の近くをうろうろしている車を1台発見、誘導してあげたらやはりこのお母さんだった。けっきょくは溶色連鎖球菌の感染症であったが、診てあげられてよかったと思う。あとで聞いたら中国か台湾の人の名前だった。たぶん駐車場の場所の説明がよく理解できなかったのだろう。
AMDA国際医療情報センターの相談を見たら、医療機関から電話通訳をお願いしますという電話が3件も含まれていた。ここのところ、一段と多くなっている気がする。センターの役割が医療の現場で役立つものと急激に理解されはじめた証拠だろう。
  • 2014/11/14 9:02
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朝一番でカンボジア人男性、右手親指を切ってやってきた。すでに他院で縫合してあったが、電動ノコで切ったとのこと。痛々しい姿だった。患部も腫れあがっていて、縫ったあたりが相当に腫れている。あの分では一週間後に抜糸してもしばらく腫れが続くだろう。日系アルゼンチン人の女性、とうとう脳梗塞で倒れてしまった。同じような体型のお兄さんも通院してきているので、心配だ。お兄さんから「どこに運ばれたのか?」と電話があったらしい。大事にならないことを祈りたい。彼らに対する栄養指導もより重要になるだろう。もう11月の中旬。来週から早くも忘年会が始まる。本当に1年って早い。1週間前にひいた風邪がまだ治らない。マスクでの診療はつらい。お茶がうまく飲めない。そういえば県からエイズの検査従事者のための講習会のお知らせが来ていた。開催日が1月になってからの金曜日の10時から16時半。もし大切と思うなら出席できる時間帯にしてほしい。この時間帯では丸1日診察を休んで行かねばならない。
  • 2014/11/13 8:49
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ここのところ、風雲急をつげるというか、医療機関から電話通訳の依頼、公共的な立場の組織からの問い合わせが明らかに増加している。それもハンパなペースではない気がする。政府が10の病院を指定して医療通訳を配置して・・・と具体的な構想が明らかになるにつれて増えてきている気がする。日誌でみる相談件数全体も増えてきている。これだけ頼られるということはうれしいことではあるが、NPOとはいえその責任もまた軽くはないということである。幸い、スタッフに恵まれているので、この煩雑さもなんとか乗り切っていけるだろうと考えている。あと半年でAMDA国際医療情報センターも設立24周年を迎える。たくさんの方々の期待にこたえるべく組織を率いて行かねばならない。
きのうは午後になってカンボジア人女性の行政に提出する精神科の申請書を書いた。本人と家族が持ってきたのである。精神科医ではないので、こういう作業がつらい。難民として日本に来日して以来、僕が定住促進センターの嘱託医としてかかわって来たことと、クリニックにカンボジア語の通訳がいたことから、精神科ではなく、精神科の同級生の力を借りながらやむをえず僕のクリニックで診てきた。こういう専門外の書類を書くのがもっとも苦手だ。うなりながら30分かけてようやく書きあげた。
  • 2014/11/11 9:03
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土曜日はけっきょく僕と小児科を合わせて17人の外国人。うち僕が診察したのは9人。ペルー人が5人、フィリピン人が3人、そしてカンボジア人がひとり。そのうちインフルエンザの予防接種を行ったペルー人1人以外はすべて高血圧。だから彼らの中に高血圧が多いと言うのはちょっと乱暴だが。食事療法など話してはいるのだが、大好きなものはみなやめられないらしい。野菜を食べようなどと話してもけっきょくフライにしてしまったり、油であげてしまうとあまり意味がない。塩辛いものは食べないようにと話しても、そういう味で育った人はそもそも塩辛いとは感じてくれないので、うまくいかないことが多い。やはり食事指導に際しては、このあたりのことを踏まえて、調理の仕方、食べ方まで教えてあげないと意味がなさそうだ。今夜は会議。週明けから夜の会議とは・・・
  • 2014/11/10 9:02
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フィリピン人女性、風邪症状の診察の後、なにか書いてほしいとのこと。ハローワークへの書類だという。肩が痛いというのでたぶん肩が痛いので軽作業しかできませんということだろうと想像。本人に確認するとその通りだった。通常診断書など大きな医療機関でお願いすると1週間はかかる。クリニックの場合、入院のための情報提供書、ほかの医療機関で検査するための情報提供書、そして診断書などその場で書かなければならないことが多く、多い日は一日5通は書いている。診察の合間に書かざるをえないので書いているが、けっこうな仕事量だ。57歳のフィリピン人女性の血液検査の結果をフィリピン人の息子さんが代りに聞きにきた。父親もフィリピン人。英語で話し始めたら、日本語で話してほしいと言われた。タガログ語も英語もよくわからないらしい。両親がフィリピン人なのにもったいない気がする。ペルー人女性45歳、めまいがして怖くなったと来院。高血圧だった。以前から血圧が高かったらしいので、本人も高血圧のためだろうと疑ってはいたらしい。きちんと薬を飲みますと帰って行った。診察を終えてから母校の看護医療学部の大学院の講義2こま3時間。風邪気味だが、きのうは10時ごろ帰宅して何もせず、ひさしぶりに7時間半ぐっすり寝たら少しはよくなった。1週間って早い。
  • 2014/11/8 8:50
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タイ人女性52歳、長年通院してくれているが、昨日やってきて誕生日だという。たしかにカルテの生年月日には11月6日と書いてあった。夜、パーティを「お店」で開くそうだ。誘われたが、なんだかんだと夜の会議が多くてお断りした。きのうは「めいです。タイから遊びに来たの」と若い女性がいっしょだった。たしかに顔はそっくり。間違いなく肉親なのだろう。とても美人なのだが、妖艶な感じがする。タイ人はわりとはっきりいろいろなことを尋ねるので、失礼にならないだろうと彼女に年齢を尋ねたら・・・18歳だそうだ。驚いた。彼女が患者であるおばさんに「この先生、どうしてタイ語はなすの?」とタイ語で尋ねていた。すると「しょっちゅうバンコクに行くのよ」と返事していた。
ここのところ、忙しさが尋常ではない。休診日の水曜に医師会事務に行くはめになったり・・きょうは昼休みになってすぐ県医師会職員が先の臨時代議員会の署名を求めて来院、その後、わりと遠方まで往診。途中で銀行に寄ってクリニックの経理も行わなくては。午後2時から診察だが、午前に予定が組めなかった方の内視鏡検査もある。午後5時に診療を終えてから市役所の高齢福祉課と在宅医療と介護の件で面談、さらに7時半から胃・大腸カンファレンスと気がとおくなる。先週末にひいた風邪がなかなか抜けない。
  • 2014/11/7 11:10
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昼休みに近くのりそな銀行に行き、帰りに昼ごはんに某レストランに寄ってみたら・・・働いている色白の中年女性、とても日本語が上手・・日本人だろうと思うぐらい・・・それでもごくわずかにおやっというイントネーションがあり尋ねてみたらフィリピン人だった。そう言われても信じられないぐらい上手。テキパキテキパキ動いていてすばらしい。しばらく感心してしまった。火曜は16人の外国人患者。国籍もフィリピン人6人、タイ人2人、ブラジル人2人、韓国人2人、アメリカ人2人、ネパール人、ベトナム人各1人だった。ネパール人の男性、男性の大切なところが痛いとやってきた。新患だったのではじめて顔を見るわけだが、ときどき行くネパール料理店のコックさんだった。先方はあまり驚いていなかったので、たぶん僕のことは知っていたのだろう。とりあえず抗生剤を処方し、あまりに利きが悪い場合は泌尿器科の専門医に紹介するからと話しておいた。こんな毎日が僕のクリニックでは平凡な毎日。
  • 2014/11/6 13:47
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日曜日の読売新聞によると政府は全国10の病院に医療通訳を配置し、増加している外国人旅行者に対応して、さらに旅行者を増やそうという考えを固めたそうだ。いずれこのような病院を全国に30まで増やしていくそうだ。そして医療通訳の雇用のお金などは政府が負担するそうだ。これって医療が大切というより、観光客を増やすことが大事で、その先に2020年のオリンピックを見据えていることはまちがいがないだろう。こういう外国人観光客は当然だが、日本の公的保険など持っていない。ということは自費診療の外国人患者のために制度をつくろうとしていると言っても過言ではないだろう。今まで、不法滞在だなんだとやっかいもの扱いしていた「外国人」に手のひらを返したような対応ではあるが、今の政府の成長戦略のひとつに観光があるからやむをえないというわけなのだろうか。これまで振り返ることなく見過ごされてきた地域に住んでいる外国人のことは「観光客のための制度をつくって、そのついでに・・・」程度なのかと思うと情けなくなってくる。しかし・・・よくよく考えて見ると公的保険を使う人たちにではなく、自費診療のために特定の医療機関に税金を使って医療通訳を派遣するあるいはそこで雇用するというのはいかがなものかと言わざるをえない。僕の言っていることがおかしいだろうか?
  • 2014/11/4 13:33
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フィリピン人の小学校低学年のお嬢ちゃん、爪切りで指先を切ってやってきた。処置をしながら、どうしたの?と尋ねたら、「お父さんがとても切れる爪切りを買って来たからこうなったの」とかわいい言い訳。こどもの言い訳って世界中こうなのかしら。おとなになると分別はつくが、こういうかわいい心はどこに行ってしまうんだろう。ペルー人男性48歳。ほかの医療機関で下腿の外傷を診てもらっていたが、治りが悪いから診てほしくて来たという。診ると外傷のあたり、ひどい静脈瘤。尋ねてみると糖尿病もあると。ダブルパンチでよくならないのだろう。決して前の医療機関の治療が悪いのではなく、治りにくい因子を2つ抱えていることを話した。これは医師が話さなかったのか、話はされたが本人が忘れてしまったのかは知らないが、ほんの小さな行き違いがこういうことになる。また連休、寒さが段々迫ってきている。最近、とみに行政や各地の国際交流関係の組織、医療機関からAMDA国際医療情報センターにかかってくる電話が増えている。どうしたのだろう?
  • 2014/11/1 9:00
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