AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201410のエントリ

数日前に書いた尿糖が出ているカンボジア人女性の件、血液検査の結果が翌診療日に戻ってきたが、血糖値は286、HBA1cは8.7と前回の血液検査の数値を大幅に上回っている。糖尿病の専門家ではないのでわからないが、たぶん内服治療は始めなければならないだろう。あれほど口をすっぱく糖尿病については食事のことなど話しておいたのに・・・。きょうの午後にしっかり者のお嬢さんが付き添ってやってくる。そのときには厳しい話をしなくてはならないだろう。食事といえば秋になり、急に食欲が出てきたのがわかる。レストランに行くとつい2つオーダーしてしまい、反省するが、つぎの機会になるとまた同じことで悩まされる。いま177センチ、73キロちょいだが気をつけないと74キロ台に上がりそうだ。他人ごとではない。自分自身も気をつけなくては。きょうの夜は医師会の社会保険懇談会がある。これは県医師会から講師の先生を派遣していただいて、医師会の先生方が正しく保険診療を行うように年に1回、厚労省から義務付けられているものだ。このように保険診療制度を守るためにさまざまな勉強が医師に義務付けられている。
  • 2014/10/17 9:03
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カンボジア人女性、73歳、うつ病なのだが、言葉の関係で僕のところに長期に通ってくる。今回は末のお嬢さんとその娘さんもいっしょにやってきた。比較的すいている時間帯だったのでひさしぶりにゆっくり話をした。手元にIパッドミニがあるのを思い出し、ユーチューブでカンボジアの音楽カントルムを聞かせてあげた。正確にいうと東北タイ南部のカンボジア国境に近い地域のカンボジア系タイ人の音楽だが、あんなにうれしそうに画面に食い入るように見る彼女をひさしぶりに見た。昔、大和市立病院外科に勤務していたころ、カンボジア難民、ラオス難民の人たちを診察するときにモーラムやカントルムをテープで聞かせてあげながら行ったことを思い出した。音楽ってやはり人の心を溶かす働きがある。
火曜、水曜と原稿書きに没頭した。小さな手直しで乗り切ろうと考えたために、整合性など考えていろいろと悩んだが、とくに制度のことなどは全面的に書き直した方が前後の整合性があると悟り、土日月は目次から見直し、火曜水曜で一番大変なところをほぼ乗り越えた。この分なら12月末どころか11月末までにはできあがりそうな気がする。それにしても65歳になってまだこんなパワーがあるとは・・・自分でも驚いた。
  • 2014/10/16 8:59
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土曜日のこと。カンボジア人女性、ずっと消化管の病気で拝見しているのだが、両親のどちらかが糖尿病だったらしく、心配している。採血して境界型糖尿病とわかったのが数年前。心配するなら食事に気をつけてねと言うのだが・・・。お嬢さんから電話があり、どうやらいつも餃子を食べ過ぎているらしい。クリニックにやってきたときに餃子を食べ過ぎないようにと話すと返事はいいのだが、今回はてんぷらがおいしくてたまらないと言う。採血と検尿を行ったが、尿中の糖がはじめて出た。それも3+。血液検査の結果が出たら医療関係の仕事に就いているお嬢さんに連絡することになっている。いい結果でありますようにと祈りたいが・・・。インド人女性30歳、胸が痛いとやってきた。はじめは心臓かと思ったが、すぐに右の乳房が痛いとわかった。それも押すと圧痛が少しある程度で外見は発赤もない。触ると3.5 センチ程度のしこりが・・・。あまり可動性があるとは思えない。こちらは専門医への紹介状を書いた。いつもやってくるカンボジア人女性、訴えの多い方だが、きょうは家族の方だけで薬だけでいいと受付で言ったらしい。それはそれでこちらは楽でいいのだが、もしかして嫌われているのかと複雑な気持ちになった。患者も医師の少しの言葉で動揺したりいろいろとあるだろうが、医師も患者や家族の一言であれやこれやと考えてしまう。そんなものである。
  • 2014/10/14 9:04
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台風がまた来るらしい、気が重い。気圧の変化があるのか、こういうときに偏頭痛がおきる。60歳をすぎたころから偏頭痛の発作もだいぶ軽くなってきて、以前のようにうなったりすることはなくなってきた。自分が患者のせいか、日本人も外国人も偏頭痛の患者がいつのまにか集まってきて、おおげさに表現すると毎日だれか発作的頭痛でやってくる。いったいだれに聞いてくるのだろうと不思議になる。きのうはペルー人の患者の内視鏡検査に苦労した。日系のご主人が検査室でずっとつきそっていた。そのご主人の前で挿入するのはけっこうストレスがある。ああとかううとかわめいたり騒いだりすると家族としてはいたたまれないだろう。そのためにはすっと一回で挿入しなければならない。サイレースを10分の1にうすめて静脈注射するとすぐにうとうとしはじめる。そこで挿入を試みたところ、そのまますっと挿入できた。十二指腸の第二部まで挿入し、何も病変がないことを確認して胃がん検診の内視鏡検査は終わった。その間ずっとご主人がぴったりつきそっている。やはり愛情表現がちがうとつくづく思う。たったいまフィリピン人の通訳の携帯にフィリピン人患者から電話あり。めまいがひどくてきょうの内視鏡検査をキャンセルしたいとのこと。そうそう、このようにきちんとキャンセルも連絡してくれると非常に助かる。
  • 2014/10/11 9:00
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昨日の昼休み、私の外国人医療関係の本を担当してくださることになったパーソン書房の責任者の方がお見えになった。同書房は前回出版してくださった永井書店の東京事務所が独立?した組織らしく、永井書店との関係は友好的らしい。今回の本についても前回の永井書店の本の内容を使うことで許可はいただいているとのことだった。最低限の追加、変更で早めに完成させたいと思っていたが、よくよく検討して見ると外国人医療にかかわる法制度の改定、新設、医療制度の改定、新設は前回書きあげた平成18年より大きく変化していて、さらに円安、労働力の不足など外国人をめぐる問題も大きく変化している。そしてオリンピック。ビジネスにつなげようと医療分野に参入しようとしている株式会社の存在など、大きく変化をしようとしており、「ほんの少し」の追加・修正ではとてもじゃないが収まりきれれない。それなのに12月末を期限と約束してしまった。今まで原稿の期限はただの一度も破ったことはないし、並行して4つの依頼原稿まで書いていたことがあるが、こんなに毎日忙しくて期限を守ることができるのか、今回は不安だ。ただ出していただくからにはいいものを書きあげたい。
  • 2014/10/10 9:10
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午前中は外国人患者もそれなりだったのに・・・・午後になったら突然嵐のようにやってきた。南米某国の若いお嬢さん、胸が苦しいと訴えて都内からやってきた。話を聞いていて自律神経失調症かとも思ったが、まずは心臓と肺の疾患を否定しようと胸部レントゲン写真と心電図検査を行った。両方とも異常なし。結果と僕の考えていることを話したら、薬は必要ないとのことで元気に帰って行った。パキスタン人男性、お子さんの風邪をもらってしまったらしい。呼吸音も異常なく、処方して終わり。いつもやってくるタイ人女性、薬だけでいいと受付で言ったらしいし。ところが・・・処方している薬が日によってちがう。あれはいらない、これは欲しいといつも言うので、何がなんだかわからない。待合室に出て行くと彼女がいたので何が欲しいのかを聞いて処方した。忙しいらしい。韓国人女性、胃がん検診ではじめての内視鏡の予約、顔が緊張しきっている。サイレースですこし寝ていただきながら行うことにした。もう秋なかば。半袖で来たら少し寒い。冬も近いかも。
  • 2014/10/9 16:30
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きのうのような台風の日でもやってきてくれる外国人患者が5人。台風でもちろん混んではいなかったのでいろいろと世間話をしたり、その中で得るものもあった。ペルー人の男性、日頃はあまり無駄話をしないのだが・・・薬を内服していてもなかなか中性脂肪が下がらない、それどころか上昇してしまうことがある。食事のことなどよくよく尋ねてわかったことはチョコレートが好きだということ。個人差はあっても一般的にペルー人はチョコが好きらしい。いいことを聞いた。今度から中性脂肪が高いペルー人にはチョコを食べていないか、必ず尋ねてみなくては。尋ねるときに「食べ過ぎてはいないか?」と聞いてはいけない。「食べ過ぎ」の量は個人個人異なる。別に普通に食べてますってことでも実は「多すぎです」ということもごくありえる。フィリピン人女性、51歳、橋本病と高血圧で拝見しているが、TSHとT3,T4の関係を何度説明してもわかってもらえない。とうとうシーソーの絵を書いて、TSHがあがるときはT3T4が下がっている、逆にTSHが下がっている時はT3T4が上昇していると説明したが、いぶかしげな顔をしていた。少々時間がかかってしまい、疲れた。
  • 2014/10/7 9:00
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4日の土曜日、診療を終えてから車で日比谷へ。日比谷公園で行われているNPOのフェスタの中のAMDA関係のブースに立ち寄った。夕方、隣の帝国ホテルでテレビ通訳システムを考えている某会社の人たちと話しあい。午後6時に帝国ホテルから徒歩10分程度のところで行われた医学部卒後40周年の同級会に出席。前回の同級会はたしか卒後15年だったかその程度だと記憶している。ひさしぶりに同級生の顔を見て、しばし昔に戻った。5日の日曜は朝から自著の外国人医療関係の本の改定版を出すための下準備。出版社からまるまる1冊分、コピーしていただいたものを訂正個所を確認しながら読んだ。ところが、前回出版してから医療制度の変更、新設など思ったよりたくさんある。外国人登録制度は在留制度となり、結核予防法は二類感染症なんとか法になり、法務省が医療ビザを創設、厚労省が外国人患者受け入れ医療機関の認証を開始した。数字の入れ替えだけでは事が治まらないことがわかった。ここでどっと疲れが出た。この数日、どうすべきか考えてみるつもり。台風18号はいまこちらに向かっているらしい。おかげで外来患者は朝から数人。
  • 2014/10/6 10:45
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きょうは医学部卒業40周年の同級会がある。銀座の格調高いところであるというのでスーツ・ネクタイ着用という指示が監事からあり、僕もいま、ネクタイで首が窮屈だ。いつもラフな格好ばかりしていると、やはりこういう服装は似合わないのだろう。昭和49年に卒業したときには98人だった同級生もすでに1割が他界している。みんなの顔を見るのが楽しみだ。大学に残ったり、他の大学に転出して教授などについていた連中も、65歳になって定年になっているか、もうすぐなるはずだ。彼らは彼らでまた忙しい次の道があるのだろう。1割が他界していると書いたが、中でも外科はきわだっている気がする。14人の同級生のなかで、すでに3人が他界している。卒業が同じではないが他の大学を卒業していっしょに卒後訓練を受けた1人を加えると15人中4人が他界しているわけで、単なる偶然なのか、外科が非常にストレスフルで多忙なのかはわからないが、数字は数字だと思う。僕も自分の体のことを考えながら仕事をする年にいつのまにかなってしまったというわけだ。外国人も日本人も地域住民としていっしょに診るという理想のために開業して今度の12月で25年になる。仏様、八百万の神様にお願いしてもうすこしこの世で仕事をさせていただこう。
  • 2014/10/4 9:40
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昨日、夕方になって以前から精神科疾患を患っていたアメリカ人女性がやってきた。思い切って入院治療を行った後、精神科疾患はきわめてよくなっていて、彼女が以前から訴えていた大腸疾患のほうも嘘のようによくなっていて、ほっとしていた。大腸疾患は「思い込み」に近いとずっと思っていたので、それはそれでよかったのだが・・・先週に続いて数日おいて昨日突然やってきた時にはまた精神科疾患がぶりかえしたのかと思ってどきっとした。診察室で話しを聞いたら、単なる「かぜ」であった。入院治療後は明らかに体重が増え、折れそうな体つきをしていたのがうそのようだ。薄く化粧をなさっているのをみるとまったく「普通の人」である。クリニックの中でどなったり、偶然僕が居合わせた銀行でどなっていたのが信じられない。彼女の場合、そもそも米軍関係の医療機関で診てもらっていたものが、このような態度や加入している日本の保険が使えなく、医療費が高いことから米軍病院での治療を体よく断られた結果、僕のクリニックに数年前にいらっしゃった。何度も精神科疾患の治療を積極的に進めるように提言はしたが、ご本人が納得せず、ある意味、人権という名前の壁に阻まれてきたと判断せざるをえない。彼女にとって母国語で診療してもらえない日本側の医療機関で診てもらうことのハンディについては常日頃から考えていた。単に体を見るのではなく、とくに精神科疾患となると考え方、心理的側面まで診なければわからないことが多く、日本側の医療機関でこれが満たされるのか、心配ではあったが・・・幸い、いい医師にあたったのか、近隣の病院に入院して帰って来た時には別人のように「普通」になっていた。判断はまちがっていなかったと喜びたい。
  • 2014/10/3 9:06
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