AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201409のエントリ

今日9月30日で大和市特定健診は終わり、そのせいか、この数日は朝から特定健診の希望者でいっぱい。予約なしで突然やってくる人もいて原則予約制にしてはいるが、むげにも断れず、てんてこまい。きのうも午前の診療が終わったのが受付終了の12時を30分も超えた12時半。食事をしているとドアのあく音がして外国人らしい女性の声が聞こえた。フィリピン人女性42歳、特定健診の結果を聞きにやってきた。本来なら昼休みで午後の診察開始の2時まで待ってもらうべきなのかもしれないが・・・・特定健診の結果なら窓口でお金を出し入れする必要はない、すなわち僕だけが働けばいいわけで、けっきょく結果を伝えて帰ってもらった。仕事を終えて急いで来たという。汗をかきかき、あれを見ていると診察時間について軽く注意はしても断る気にはなれない。15分だけベッドで休んで熟睡、1時から潰瘍性大腸炎の方の大腸内視鏡検査、そして1時半から近くの公立病院の事務職員ときょうの運営会議の打ち合わせ。そして2時はあっというまにやってきた。診察を5時に終えて7時半から医師会の会議。朝7時15分にクリニックに到着し、夜帰宅したのが午後9時すぎ。ほぼ14時間勤務。体、壊しそう。
  • 2014/9/30 8:57
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永井書店から封書が届いた。あけてみると印税のお知らせだった。8年前に発行していただいた「医師・看護師・コメディカルに役立つ外国人患者への外来対応マニュアル」の印税だ。1年間で100冊も売れたとのことで驚いた。たかが100冊と考えることもできるが、こういう「専門分野」の本が100冊もそれも発行して8年を経ても売れているとは驚きだ。診察現場での対応を系統立てて医師が書いた本は僕の知る限りはこの1冊しかないし、最近外国人観光客が増えてきているのも8年を経ても売れている理由の一つかもしれない。
ただ本を発行したころに存在した外国人登録法は2年前になくなり、外国人の在留に関する法律は大きく変化し、それに伴って外国人に適用される医療関係の法律も大きく変化した。こういうところを改定していかないと買ってくださる方々に申し訳ない。今まで自著として5冊の本を書いてきたが、本を書くという作業はものすごい体力とエネルギーが必要とされる。65歳をすぎた僕にはもはや大きすぎる山のように思えるが、まだ部分的改訂であれば書ける気がする。永井書店にはファックスでわけをお話ししたが、どういう返事が来るだろう?
  • 2014/9/29 9:05
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ひさしぶりにやってきた南米の日系人男性、カルテをみたら前回、3カ月分の処方が出されている。話をしていて思い出した。福島の原発関連で働いていてなかなかクリニックにやってくる時間がないとのことだった。原発で働いているという言葉に次の言葉が出なかった。きっと給与はいいのだろうが、大変な仕事なのだろう。また3カ月後にやってくると言い置いて帰っていった。ペルー人女性、いつもの高血圧で受診していて、保険証が大和市国保で大和市の住民であることに気がついた。特定健診を受ける資格があるのに受けていない。受検票が送られてきていないか尋ねても来ていないと。来ていないわけはないので、きっと知らずに捨ててしまったのだろう。受けたいと言われたが、大和市の特定健診は9月末日までなので、もう29日と30日しかない。29日の月曜にすぐに市役所に行って受検票を再発行してもらい、30日にはすでに9人も予約が入っているが10人目で検査を行うようにした。きょうは日本人のほかにフィリピン人、タイ人、ペルー人、ブラジル人、カンボジア人、ベトナム人、インド人と国籍もさまざま。
  • 2014/9/27 13:00
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フィリピン人女性、ご主人と自分の健診の結果を聞きに来院。とくに大きな問題なく、よかった。日本人のご主人の健診結果を聞きにやってきたフィリピン人女性。こちらは異常あり。フィリピン人の奥さんにわかりやすく説明をするのに時間がかかった。こういうことぐらい自分で来てほしい。先日、乳腺のう腫で穿刺したフィリピン人女性の細胞診は悪性細胞なかった。予想通りとはいえ、よかった。すぐに通訳から電話を入れてあげた。インド人女性、痔が一か月近く痛いという。拝見すると血栓性外痔核、これは痛いはずだ。痔核がなぜできるのか、何なのか、排便の後の処理、薬の使い方など説明していたらあったというまに時間がすぎていく。日本人の患者でも同じだが、こういうことを面倒くさいと思うと事故につながりかねないし、説明不足で不信感を持たれかねない。気がついたらもう週末。
  • 2014/9/26 16:15
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ペルー人女性、62歳。ピロリ菌の2次除菌を行った後、呼気テストを行ったがまた陽性。ピロリ菌は生きている。こういう2次除菌を行ってもピロリ菌に効果がなかかったケース、もちろん日本人でもあるが、外国人のほうがはるかに多い。しかも日本語が理解しずらい人たちに多いという印象がある。ピロリ菌の1次除菌の結果も同じ印象。すなわち外国人で日本語がわかりにくい人たちはもしかしたら薬の飲み間違い、忘れなどかんたんにいうと「いいかげん」に飲んでいる可能性がある。自分でもしつこいと思うぐらい説明はしているが、説明が十分に理解されていない可能性もある。たしかに除菌療法は2種類の抗生剤とプロトンポンブインヒビター1種類、計3種類の薬を朝夕朝夕と一週間きちんと内服してもらわねばならない。いつもあんなにいいかげんに内服しているのに、除菌療法だけきちんと内服したとは残念ながら思えない。うーん、どうしたらいいのか考慮中。
  • 2014/9/25 15:36
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フィリピン人女性31歳、甲状腺機能亢進症の治療について話をした後、ひとしきり、身の上話。彼女、フィリピンにお子さんが二人いるそうで、来年は日本で結婚したいと言う。お子さんが二人いるということはフィリピンに少なくともいっときは配偶者がいた可能性が高い。もし今でもいるとしたら国際重婚になってしまう。だから今○○をしているという。○○を聞き逃したが、フィリピンでは国民の多くがカソリック教徒であり宗教上、離婚は認められていない。それでも当然のことながらどこの国でも「うまくいかなくなる」ケースはある。すると教会に行って、「この結婚ははじめからなかった」という形にしてチャラにしてもらうそうだ。ところがこの書類づくりを弁護士に依頼して実行してもらうのに45万円ぐらいかかるそうで、そちらのほうが大変と話していた。
 電車で1時間程度のところからやってきたフィリピン人女性、左の乳房にしこりがあるという。本人はしょげかえるというより真っ青。乳がんを強く疑っているからだろう。確かに触診すると3センチ径のしこりがある。ただ乳がんにしては何かがおかしい。ディンプリングサインなどの皮膚のひきつれがない。超音波で診ると中に液体が貯留しているように見えた。思い切って穿刺をしてみたところ、5ccほど茶色の液体が抜けて、しこりは消失した。のう腫だったのだろう。穿刺した時にはこらえきれずに声をあげた彼女も今度は安堵と喜びで声をあげていた。一応、細胞診に提出した。数は少ないが、のう胞癌もあるので。
  • 2014/9/22 9:02
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危ない。もう少しで「取り違え」が発生するところだった。フィリピン人女性48歳とフィリピン人女性44歳。48歳の女性は左の下腹部痛で、44歳の女性は特定健診で来院。この44歳の女性が問診など書いていた時、48歳の女性がレントゲン室の前のイスに座っていた。この時期、その席は特定健診でレントゲン撮影を待つ人の「指定席」となっている。看護師の1人がこの48歳の女性の身長、体重を測定して、さあレントゲン撮影をしようと僕がレントゲン室の扉をあけたところで異変に気がついた。事なきをえたが、44歳の女性の名前を呼んだら48歳の女性が返事をしたとのことだが、真偽はわからない。健診受診者はフィリピン人と思い、目の前を見たらフィリピン人女性が「健診者指定席」に座っていたのでまちがえたのかもしれない。多い日はフィリピン人だけで一日5人以上やってくる日がざらにあるので、こういうまちがいには気をつけねばならない。もちろんしてはならない。とくに日本語があやふやな人はなんでも呼ばれると「はい」と返事をすることがある。日本人が英語で質問されると、内容がいまいちわからなくても「yes」と返事をしてしまうのと似ている。ゆえに意志確認はしっかりとしなくてはいけない。
  • 2014/9/20 8:50
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きのうの診察が終わった午後5時ごろ、突然救急車のサイレンが聞こえ、クリニックの前に停まった。なにごとかと看護師に確認に行ってもらったら小児科を受診したお子さんがチアノーゼで呼吸停止に近い状態だということだった。しかも何か疾患を抱えていて朝、専門病院を退院してきたばかりだという。小児科にはまだ患者が何人も待っていて、やむをえず、僕が救急車に同乗して専門病院まで行くことになった。南米出身の母親はおろおろするばかりで、顔を不安が覆っている。どうやらミルクを誤嚥したらしい。吸引をさんざん行ってから救急車に乗ったので、救急車の中で吸引してもミルクはもはや引けなかったが、肺の呼吸音がおかしい。体温は33度台まで低下していて、顔色はきわめて不良だ。看護師が体を温めるためにつくってくれた暖かいタオルをビニールに包んで毛布の上からかけて、出発した。救急車に同乗するのは数年ぶりだ。外科医ばりばりのころはよくあったが。生後3カ月だというのに片手におさまるような小さな命を抱えて、救急車が走る。救急隊員が状況について母親に質問しても質問の意味がわからず、顔をしかめるばかり。とうとう僕の携帯でAMDA国際医療情報センターに電話して通訳をしてもらうことになった。電話をしていろいろと聞いてもらった。母乳を飲んだのは午後2時が最後で母親が異常に気がついたのは午後3時半だということがわかった。それからクリニックにやってくるまでに1時間程度のタイムラグがある。専門病院に到着するまでの40分が1時間以上にも感じたが、呼吸を確保し、酸素を入れ、しだいに患児の体温も上昇し、心電図も不整脈も認められず、到着するころには舌を動かし、目をあけるまでになっていた。到着してから主治医が母親に質問と説明をしようとするが、やはりまったく通じない。派遣の通訳は依頼していたらしいが、予約制であるし、こんな夜に来てくれるわけもない。再びAMDA国際医療情報センターに電話、通訳をお願いして主治医と母親の間のコミュニケーションをとってもらった。母親も通訳が中に入り、通訳の話を電話で聞いて少しほっとしてしたようだ。AMDA国際医療情報センターの電話通訳に関しては救急隊員からも主治医からも大変感謝された。あの子はきっと助かるだろう。僕のクリニックの小児科、救急隊員、専門病院の主治医をはじめとするスタッフなどの連携の賜物だが、私たちAMDA国際医療情報センターの電話通訳も命を救ったその連携の一員である。AMDA国際医療情報センターの関係者の皆さんは誇りに思っていいと思う。
  • 2014/9/19 9:10
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きのうはAMDA国際医療情報センターの医療通訳研修会に出席した。みんな真剣で一生懸命やっていた。いつものことだけがこういうスタッフ、通訳相談員の皆さんに心から感謝したい。こんな人たちだけなら世界に紛争がおこるはずもないのにとつい思ってしまう。フィリピン人女性36歳、きょうの朝から喉がつばを飲み込んでも痛いという。体も痛く発熱あり。少し喉が赤いので溶色連鎖球菌略して溶連菌の感染症を疑って検査を行ったところ、陽性だった。フィリピン人男性47歳、頭が痛いと来院。聞けば僕が処方していた高血圧の薬を内服せずにいたとのこと。血圧は170、頭が痛いはず。きちんと毎日内服してくれるようにしっかりと話した。こういうケース、日本人にも少なくないが、発展途上国からやってきた人たちの場合、とくに多い気がする。折にふれて話すことが必要だとつくづく感じた。
  • 2014/9/18 16:00
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土曜日は全般的に患者が少ないと思ったら・・・近くの小学校で運動会が行われていた。12時ぐらいからやってくる人が多くなった。ちょうど運動会が終わったあたりだった。このように開業医になると地域の催しなどに影響されるようになる。それでも外国人患者にはあまり影響がないのか、フィリピン人5人、パキスタン人3人、タイ人、韓国人、ペルー人、ドミニカ人、プラジル人各1人とやってきてくれた。フィリピン人女性、高血圧で拝見している46歳。診察しながらフィリピンソングを鼻歌で歌っていたら、急に歌いだした。こちらも負けじと歌いだしたら、途中で僕と歌っている歌詞がちがう。よく知っている歌なのでまちがうわけないと思って、彼女の顔を見たら笑っている。途中から勝手に歌詞を変えてしまい・・・私の血圧がなんとかかんとか・・・と即興の歌詞で歌いながら目をくりくりさせて自分で笑っている。こういう人はいいなあ。陽気でうらやましい。韓国人女性、毎年がん検診と特定健診にやってくる。いつもにこにこしていて、張り切り屋さんだ。以前は近くのファーストフードで働いているのを見たことがあるが・・・パキスタン人の一家もよくやってくる。こういう人たちを見ていて思うことは・・どうして地球上に争いがおきるのだろうということだ。そんなこと当たり前だろうと人は言うだろうが、クリニックにやってくる外国人患者を見ていると、思わず「なぜだろう?」と思ってしまうのだ。おかしいだろうか。
  • 2014/9/16 9:02
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