AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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201402のエントリ

きのう、僕が会長会に出かけた午後、フィリピン人女性が発熱と、見るからにもう死にそうというかっこうでやってきたらしい。椅子にすわって待っている時もしゃがみそうだったというから相当に参っていたのだろう。すぐにインフルエンザの検査を行ったらAもBも陽性だったそうで、朝、保存しておいた検査キットを見せてもらった。たしかにAにもBにも青い線がくっきりと出ていた。1年に一人ぐらい、こういう「かわいそうな」人がいる。彼女の場合、50代の初めだが、糖尿病があって感染症に弱いことが原因にあるのかもしれない。「今度からちゃんと予防接種受ける」と言っていたそうだ。今日の午前はなぜか外国人いっぱい。電話で先週、検査したクラミジアの検査結果を問い合わせて来た外国人男性、検査の時に匿名を使った上に匿名を忘れてしのったようで、名前を聞いてもそういう人がいない。すぐに気がついて事なきを得たが、こんなこともあるのです。
  • 2014/2/28 13:30
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ガーナ人男性、頭が痛いと訴える。12月まで降圧剤を処方していたのに、その後の来院がない。血圧測定したら160/100、彼のコントロール出来ていた時の血圧と比較するとやはり相当に高い。怒らずに、どうして降圧剤をきちんと内服しなければいけないかを話して再度処方した。午後3時から県医師会の会長会なのだが、その前に横浜で開業している外科の同級生のところで内視鏡検査を鼻から受けた。元来怖がりなのか、幼いころの医者嫌いの性格が現れるのか、昔の肥厚性鼻炎のためなのか、鼻腔に挿入されるときに痛みを感じた。それでも医師が信頼している友人のためなのか、友人のクリニックのスタッフがみな暖かくて安心したせいなのか、無事に検査は終わった。たまに患者になるのもいいことだと思う。いつも自分たちが患者によかれと思って行っていることが、本当にそれでいいのか、改良を加えるべきなのか、ヒントがもらえる。今年も異常はなかった。よかった。終わって県医師会へ。会長会と県医師連盟評議員会。
  • 2014/2/27 14:00
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 さきほどYAHOOのニュースを見ていたら、内閣府が我が国の人口1億人維持のためには毎年20万人の移民を受け入れることが必要であるとして、さまざまな見地から調査を開始するらしい。人口1億人維持そのものが目的なのではなく、少子高齢化社会を一定のレベルで食い止め、就労人口を維持し、生産力からみた日本の地盤沈下を防ぐためなのだと思う。こういう意見というか、方針というか、そんなものが内閣府から出るとは。現実的な考えなのだろうが、ほんの20年前の我が国の外国人に対する対応を知っているものとしてはあまりの方針転換に驚きが隠せない。ただ、この方針はまちがっていないのだろう。アセアンではたしか2015年だったか2016年に地域内での人の移動が自由になる。高度に発展しつつあるバンコクやクアラルンプールにはアセアン各国のお金持ちが移住してくると推測されていて、今やバンコクのいい立地のコンドミニアムの値段はへたをすると東京のものと変わらない。そういう中で危機感を感じた人間が政府の中にいたのかもしれない。移民というからには受け入れる以上、語学の問題、仕事、生活するための医療を含んだ対応策、なにより移民としてやってくる人たちの悩みを聞く場所、日本社会をオリエンテーションするシステムなど、現在とは比較にならないほどの彼らを受け入れるための対策が必要だろう。ぜひ、そういう観点からも議論してほしいものだ。
 きょうは午後から県医師会の会議、あすは講義。がんばらなくちゃ。
  • 2014/2/25 9:06
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まだ小児科の報告は聞いていないが、22日の土曜は僕のほうの診察だけで外国人患者17人だった。国籍別にフィリピン人10人、ペルー人2人、パキスタン人2人、タイ人、カンボジア人、韓国人1人。パキスタン人のご夫婦、2人とも初めて来院。奥様は近くの病院で貧血を指摘されている。まだ30代、ずっと以前から貧血を指摘されているというが、走ると動悸がするというので、とりあえず鉄剤を処方してようすを見ることにした。鉄剤の内服についての諸注意、便が黒くなるとか、内服の前後30分にお茶を飲んではいけないと話すと、すでによく知っている。どうして知っているのかと思ったら・・・パキスタンで医師の資格を持っているそうだ。だが、医師免許を取ってすぐに結婚したので、まったく臨床の経験はないそうだ。まあそういう生き方があってもおかしくはないが・・もったいないと思うのは僕だけか? 何が幸せかは個人によってちがうけど・・・でもどこの国でも医学部の定員、すなわち毎年、新たな医師が誕生するその定員があって、それがはじめから欠けてしままうということは国家的損失とも言えなくはない。そういえば、日本は女医さんが少ない、病気のときに困ると話していた。イスラム教徒の女性らしい発言だ。タイ人女性66歳、診察の終わりににこにこしながら「せんせい、これ」と差し出されたのは、紙に包まれてタッパのようなものに入ったもの。よくよくみると東北タイのソーセージ、サイコーだった。これはうれしい。独り占めして食べることにした。フィリピン人女性31歳、日本人のだんなさんと暮らしているというが、こどもの父親とはちがうらしい。胃が痛いと言うのだが、胃のあたりの痛みには波がある。吐き気あり、便もゆるく、聴診器で聞くとおなかがごろごろといっている。腹鳴が強い、すなわち小腸の動きが強まっているということで、胃潰瘍などという病気ではなく、感染性胃腸炎と診断した。処方箋を書いて説明して・・診察が終わってクリニックのフィリピン人通訳が先に部屋を出て行って、ふたりになったほんの一瞬、彼女が身仕度を整えて、ちょっとかがんだかなと思ったら、僕の頬に頬をくっつけてチュッと挨拶。別にいやらしい意味ではないのだが、一瞬ぼおっとしてしまった。
  • 2014/2/24 9:06
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41歳フィリピン人女性、アメリカ人のご主人と来院。体が痛い、頭が痛いと言う。熱を測ってみると37度台後半。いつから具合が悪いのか、本人もよくわかっていない。インフルエンザを疑うと告げると、ええっ、今まで罹ったことがないと驚きの表情、鼻から鼻汁を採取して調べると案の定、A型インフルエンザ。今シーズンのA型インフルエンザの中にはタミフルが効きにくいタイプのものもあるというので、リレンザを処方するケースが多かったが、彼女にはタミフルを処方した。リレンザは吸入で、解説書にどのように使うか、図解はしてあるが、僕自身が読んでみても少しわかりづらい。使い方をまちがえるのではないかと心配になったからだ。よほど関節と頭が痛いのが堪えたとみえてえて、「来年からは予防接種するわ」ということになった。ご主人がにこっと笑って日本語で「英語うまいねぇ」と言ってくれたが、自分の語学力は自分が一番よく知っている。日本人にしてはうまいねぇという意味だろう。今月、フィリピン人の初診患者が数名いて、いよいよトップのペルー人との差が2名程度になるはず。いっとき、日系人が急増してあっというまにトップの座を奪われ、新患数で100人以上の差をつけられていたのに・・開業して24年、こういうことは世相を反映する。インド人が日本に多くなるなんて誰が想像しただろう?
  • 2014/2/22 9:00
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ひさしぶりに午前中は外国人患者いなかった。珍しい外国人ゼロという日になるかならないか・・・先日茅ケ崎市からやってきたアジア系のアメリカ国籍の男性、日本の公的保険には加入していなかったが、米国の民間会社の保険に加入していた。あのときは忙しく、話し忘れたが、彼の在留期間と資格なら国保に加入できるはずだ。それを加入していないというのはたぶん米国の民間保険に加入しているから、日本の公的保険に加入する資格があっても自分の意志で加入しないということなのだろう。でもこれはまちがった「方針」だ。日本の公的保険に加入する資格のある外国人にとって、加入は法律により義務付けられた「義務」なのであるから。ところがこの「義務」はそれを果たさなくても、法的に罰せられるということがない。だからこんなことになってしまうのだろう。外国人が増えると、こういうケース、きっと多くなる。ゆえに厚労省などはテレビや新聞などのメディアを使って、正確な広報をすべきと思うのだが、そんな記事にはついぞお目にかかったことがないこの患者が言うには、今まで日本の医療機関で治療を受けても、米国の民間保険を使ったことがないとのことだ。ないというか、わからないというか、断られてしまうそうだ。何度も書いたけど、海外の会社の民間保険というのは①まずは患者が窓口で日本円で現金でお金を支払う②そのときにいくらお金がかかったのかを項目ごとに分けて英文で書いてあげる③患者はそれを自分の民間保険会社に送る。④すると保険会社から患者の金融機関口座に、医療機関で支払った金額が支払われる、とこういう流れになる。②の書類もひな形をつくっておけばごく簡単なことだ。東京オリンピックに向けて、外国人観光客が多くなるとますますこういうケースが多くなるだろう。医療機関ももう少し勉強しておかねばならない。
  • 2014/2/21 13:59
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先週雪が降ってインフルエンザの患者ががくっと減少したと思っていたら、きょうはまた朝からインフルエンザ続き。たぶん雪がやんで除雪も済んで、また空気が乾燥しはじめたのだろう。ペルー人の新患の男性39歳、B型インフルエンザ、カンボジア人の新患の男性36歳、A型インンフルエンザ、なんだか二人とも気の毒になるぐらい気弱になっている。来年からは予防接種をしようねと話しておいた。このところ、外国人患者数がほぼ毎日同じ、土曜は少し多いというパターン。2月10日19人、13日13人、14日10人、17日13人、18日13人。昨年の終わりにやってきたパキスタン男性、バキスタンに一時帰国してもどってきた。にこにこして。パキスタンにいる年の離れた兄が手が震えて、手に何かを持つと落としてしまう、医者に診てもらったが治らない、何か薬を出して欲しいと言われたのが昨年末。自分の診察が終わった後に切り出した。気のりはしなかったが、どうしてもと泣くようにせがむので、自分が診察したこともない患者に、たとえ自費と言えど処方していいものかと悩んだが、とうとう根負けして特発性振戦を疑ってアルマールを処方してみたのだが・・・・はたして結果は・・・完全に震えがなくなったわけではないが、すごくよくなったと抱きつかんばかりに感謝された。よかつた・・・と思った瞬間、だからまたあのお薬をとアルマールの処方を頼まれた。
  • 2014/2/20 14:14
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ペルー人男性まだ40代。高血圧で内服していてようやく安定していたのに、1カ月間があいてやってきたら170/110だった。案の定、薬は一か月内服していなかったとのこと。たばこのにおいがプンプンする。たばこやめる気はないのかと尋ねたら、あっさりのノーと言われてしまった。仕事が不定期で昼番、夜番があって大変なのはわかるが、食生活を含めてこうも自分で治す気がないと医者なんて無力なものである。ついてきた母親にも話はしたが、いつ心筋梗塞や脳卒中で倒れるか、心配だが、心配してもしかたない。53歳の日系ドミニカ人男性、ひさしぶりに健診で来院。こどもたちが小さくてやってきたのはたしか15年ぐらい前だろう。一番下のお嬢ちゃんももう高校生だと教えてくれた。彼のようにまじめにこつこつと働く人間が報われるような世の中であってほしい。あさって、また雪?
困ったものだ。夜はある団体に招かれて講演。朝からずっと仕事。
  • 2014/2/18 12:57
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金土日とひどい目にあった。金曜の昼から雪が激しくなり、夜のJMATの研修会をやむなく中止。3月に延期すると医師会の予算案など決めなければならず、開催してしまいたかったが、近隣の医師会との共催なので、そちらの先生方が雪で来られそうもなく、中止にした。やっとのことで夕方車で帰宅。駐車場に無事入れた。夜中からひどい吐き気と下痢、急性感染性胃腸炎になってしまった。悪寒もあって最悪。朝になったらまわりの景色は雪国の山の中。外に出ようとしても雪で門から出られない。雪かきしようにもしようがなく、職員に連絡してクリニックを臨時休診にした。土曜の夜まで水分取りながら絶食。おかげで土曜の夜には体力は回復。日曜はAMDA国際医療情報センター関西のスタッフと会うために羽田から大阪に行かねばならない。11時半の飛行機に乗るために自宅を車で出たのが9時。16号バイパスに入るとすぐにトラックの列。なんだろう?と思ったが、東名高速が通行止めで入れないトラックの列がずっとつながっているとわかった。保土ヶ谷バイパスを走って行ったら、狩場から先がすべて通行止め、国道1号線をみなとみらいまで走って高速に入り、なんとか10時40分に到着した。帰りは悲惨なことに。まず伊丹発のJALが1時間半遅れ。強風のためだそうだ。午後9時に羽田に戻ってきて車で帰宅。羽田から梗塞に入るときに料金所のおじさんに、どこまで行けますか?と尋ねると、ずっと行けますという返事。信じて保土ヶ谷バイパスに入ったらまったく車が動かなくなった。これって東名の入り口まで5キロ以上あるはず。途中で降りようにも降りれず。やっとのことで二俣川で降りて、相鉄線に沿って大和市内に入り、藤沢街道を右折して・・・自宅についたら午前0時、3時間かかってしまった。我ながらよくやった。
  • 2014/2/17 9:02
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ときどき消化管症状を訴えてやってくる精神疾患を抱える米国人女性、一時は精神疾患の内服薬を始めたのか・・・非常にまともになってきて喜んでいたのに、最近はまたもとの症状に戻ってしまった。きのうはひどかった。1日120人も患者がやってきた混雑の中で、理解不能なことを話して、イスから立ちあがらない。午後は午前中より少しはすいていたが、それでもイスに座ってぶつぶつと1人で45分は話していたと思う。その間、待っている人のことが気が気ではなく、処方箋を書いたり、検査の点数を書き込んだりしていたが。最後は僕についている看護師に日本語で相手をしてもらうようにして、席をたってもらった。彼女がだれも信用していないので、だれに間に入ってもらうわけにもいかず、やって来られるとただただ話を聞くというか、彼女がとうとうと話すのを聞いているかっこうになってしまっている。席をたつ前に「あなたが私のことを○○病院の先生にうそつきとかバカと言ったので・・・」と言うので、うそつきと話したことはない、バカと話したこともない。ここははっきりわかってもらわなければ困るとちょっと気色ばんで話してしまった。そう、事実とちがうところはきちんと指摘して理解してもらわないといけない。はい、わかりましたと急におとなしくなってしまった。こういうやりとりがいつまで続くのだろう。
  • 2014/2/14 9:09
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