AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2013 11月 » »
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

20131128のエントリ

ペルー人とフィリピン人のご夫婦、2人とも若干肝機能が悪く、調べたら二人ともA型肝炎抗体が同じ程度に上昇していた。東南アジアの人も南米の人も本当に多い。ガーナ人男性、いつものように血圧測定し、処方箋を書いていたら、おしっこのことで相談したいと言う。この1週間、昼間に排尿回数が多く、夜間は排尿回数はいつもと同じだが、下腹部が痛いと訴える。前立腺肥大とか過活動膀胱の診断は場合によってはむずかしいし、前立腺肥大があるのに過活動膀胱のお薬を処方すると、副交感神経の作用が遮断されて、前立腺肥大なら悪化する可能性もあり、これはもう専門医に診断を委ねるべきと紹介状を書いた。フィリピン人女性41歳、甲状腺機能亢進症だが、現在コントロールできていない。そのせいもあるのか、精神的に不安になっている。よく聞くと1人暮らしだそうだ。どうして1人暮らしなのに、名字は日本名?なんてこと探る必要もないが、そういう「不安さ」がさらに不安になるのだろう。次の患者の内視鏡検査に行くために診察室を出るときに、まだイスに座っていた彼女に「ひとりで暮らしていて不安になるんだね、ここの人たちはみんな友達みたいなものだからいつでもおいで」と英語で話しかけたら、初めて笑みがこぼれた。どういう先生なのか、怒られるのではないか、そんなことも不安になるのだろう。
  • 2013/11/28 12:46
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (711)