AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

ベトナム人の母と娘、娘さんは綾瀬市の特定健診の結果を説明した。とくに悪いところがなく、けっこうなことだ。母親は久しぶりに行った肝機能検査の結果説明。やはりs-GPTとγ-GPTが高値を示していた。さらなる精査が必要と判断したが、やさしい日本語で話してもなかなか理解できないようで苦労した。一般的にs-GOT, s-GPT, γ-GPT, ALPなどが高いと「肝機能が悪い」と表現するが・・本当に肝機能が悪いかどうかはたぶん肝臓に針を刺して、生検をして病理学的検査を行わなければわからないと思う。それには短期間だけだが入院しなければならない。しかし、そんなことを多くの人に行うことはできないので、採血して上記の項目の検査をすることで代用しているのだろうが・・・ここをうまく説明することができない。採血の結果は今度の土曜日、ベトナム人スタッフがやってくる日に聞きにくると言ってくれたので、その時に詳しく話そうと思う。フィリピン人スタッフは休みを取っていたが、事前にこの日は休みを取るので、できるだけクリニックに来ないようにとフィリピン人コミュニティに連絡しておいたそうだが・・・それでもフィリピン人患者が8人やってきた。中に小児科で予防接種希望の人がいたらしい。英語もあまり理解できず、問診票の記入がとても大変だったと後で聞いた。そう、フィリピン人でも英語は話せず、タガログ語だけという人がけっこういる。きょうは台風一過、そろそろお日様が恋しい。
  • 2017/10/23 9:00
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午後になってたまたま小児科の待合室を歩いたら、クリニックのフィリピン人スタッフが近くの公立中学の制服を着たフィリピン人の子弟らしい男女とその母親らしいフィリピン人女性と話をしているのを目撃した。こどもたちのほうはスマホでなにやらゲームをしいるようだった。自分の診察室に戻ってすぐ、小児科から胸のレントゲン写真を撮ってほしいと言われ、レントゲン室に行くとさきほどのフィリピン人の子弟らしい男の子が立っていた。上着を脱ぐように話した時にもおやっと思ったが、撮影のときに「息を大きく吸って」「止めて」と話してもまったく通じない様子。なんとか撮影はできた。後からフィリピン人スタッフに尋ねたら、二人とも日本にやってきてまだ1年だそうだ。こういうケースが増えている気がする。母親が日本で離婚してひとりになったか、あるいは再婚した相手が寛容で母親の求めを受け入れたのか・・・・ただ中学生になってから突然日本にやってくるといろいろなハードルが高い。中学生ならすぐに高校受験になってしまう。あの日本語力では入試には打ち勝てないだろう。フィリピン人スタッフは近隣の市からも依頼されて、フィリピン人子弟の学校の3者面談に出向いていくことがある。僕と同じように感じるそうだ。最近は英語での入試がある県立高校があり、そこなら合格できるそうで、実際、フィリピン人をはじめとする外国人の子弟が多いそうだが、問題は合格することだけではない。入学後に勉学がきちんとできるかどうかだろう。こうして考えると彼らにとって日本で長く生活していくことのハードルは極めて高いと言わざるをえない。小学校の低学年で日本にやってきたこどもたちの適応能力はすごいと思うことがあるが、中学の上級生ともなると、むずかしい。いつも思うのだが、親はさびしいと言ってフィリピンの親族に預けていたこどもを呼び寄せる。それがこどもの人生にとってよいのかどうか、考えさせられる。
  • 2017/10/21 9:00
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ヨーロッパの某国の男性47歳、自分の考えというか、推察というか、思い込みというか、こういうものが強くてしばしば診察の際に窮する。いつもの薬をいつものように処方するときにはそれでいいのだが・・・・新たな症状が現れ、とくにそれが治療を要するものであると、なんでそうなるの?という理論の展開となり、僕を困らせる。昨日は「半年ほど前からときどき排尿の最後にキューンと痛くなる感じ」と言うので、まずは感染症を考えなければ・・と話したのだが、すると・・日本にやってきてずいぶん長くなり、日本人と同じものを食べて、だからこういう病気にも罹りやすくなったというようなことを言い出した。いやいや、それは考えにくいと話したのだが・・ときどき痒みもあるというので、泌尿器系の感染症に罹るようなことはなかったか?と訊ねたが、肩をすくめただけだった。後から考えたら、こういう質問の仕方はよくない。「そういうこと」があっても患者自身が感染症に罹るわけがないという認識をしていたとしたら、「そんなことはなかった」と答えるだろう。正確には感染症をもらうようなチャンスはなかったか?と訊ねるべきだったかもしれない。泌尿器科の分野なので、専門医に診てもらうように手配しましょうか?と話しても反応がうすい。とりあえず抗生剤を処方し、これでもよくならなければ泌尿器科に紹介状を書きますと話しておいた。
  • 2017/10/20 9:00
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カンボジア人患者が3人もいた日、珍しい。58歳、難民として日本に定住している息子を訪ねてやってきて2か月半、11月前半にはカンボジアに戻るそうだが、来日して2回目の血液検査でも中性脂肪は300を超え、空腹時血糖値は190、HBA1Cは9に近い数字、しかも高血圧。高血圧については保険外診療となるが、半年分の処方を依頼された。中性脂肪と血糖値が心配なのだが、こちらは食事療法で行うからと言われたが、そううまくいくものだろうか?47歳の女性、彼女の場合、どのような事情で日本にやってきたのか、まったくわからない。カンボジアにも大きなお嬢さんがいるのだが、日本では日本人男性と結婚していて、小学生になったお嬢さんがいる。おまけにタイ語が上手。タイ国境に近いところに住んでいたとしか考えられない。66歳女性、難民として日本にやってきてもう35年ぐらい。大和市にあったインドシナ難民定住促進センターに入所していたはず。そのころから知っているので、いわばもう戦友のような関係かもしれない。ときどき、たいしたこともないことで僕の顔を見に来てくれる。彼女の場合、本当にポルポトの大量虐殺の中を逃げ延びて、政治に翻弄された人生だったと思うが、お嬢さんたちは日本人と結婚、お孫さんもいて日本社会にしっかりと根付いている。ここまでの苦労はきっと語りつくせないだろう。
  • 2017/10/19 9:04
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ペルー人男性43歳、いつもの高血圧と風邪の診察。いつもつい思ってしまうのだが、彼とひとつ年上の彼の奥さん、この奥さんも高血圧で長く受診中なのだが・・・日本語もそこそこ上手、体だって高血圧がありますというだけで、この15年ぐらい生活保護状態。夏などすることがなくて毎日、江ノ島に出かけているなどと聞くと、僕よりずっと健康的な生活を送っているような気がしてならない。なにかすっきりとしない気持ちになってしまう。韓国人の19歳の御嬢さん、小さいころはよく風邪ひいてやってきたが、もう大学生になったと・・・自分がいかに年をとったか、実感してしまう。○○大学行ってるんだよねと言うと、あっ先生、そんなことまで知ってるの、お母さん、おしゃべりだから・・と返事するので、みんな親というものは自慢したいほどこどもがかわいいのだよ、お母さんにおしゃべりなんて言ってはいけないよと話しておいた。その通りだと思う。フィリピン人女性51歳、CTにて右腎臓の横のしこりを指摘され、そちらはようすをみていてよいと某総合病院で言われたのだが・・・それ以後、体調が悪い、体が痛いと言ってはやってくる。きのうは精神的に参ってますという顔つきになってしまった。セカンド オピニオンが欲しいというので、先日某大学病院に情報提供書を書いたが・・・精査のためのMRI検査が11月中旬とのこと、それまでこんな状態が続くなのではないかと心配になった。
  • 2017/10/17 9:00
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ベトナム人女性34歳、母親の受診に付き添って来院。隣の綾瀬市の特定健診は僕のクリニックでも受けることができるのでやってきたのだが・・・健診は原則予約制にしている。同じ日にたくさんの健診希望者がやってくると、通常診療の人たちを長くお待たせしなければならなくなってしまうからなのだが・・・彼女の健診は受け入れることにした。外国人の初診の人に予約制の説明をしてもむずかしい。次からは・・・ということにせざるをえないだろう。また、次の機会に・・・とすると面倒と思い、来ないかもしれないからだ。フィリピン人35歳、ふたりのお子さんを連れて予防接種の相談にやってきた。3歳と1歳前後のお子さんだが・・・定期予防接種がほとんど施行されていない。隣の小児科で必死に説明しているのだが、あまりに施行されていなくて、長時間の説明になってしまった。インド人女性、母国での健診データを持って来院。専門医療機関が必要と判断して、その医療機関と電話で相談して、1週間後の予約を取ってさしあげた。日時について確認はしたがはたして予約通りの時間に行ってくれるかどうか、ぜひ行ってほしい。
  • 2017/10/16 9:00
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最近、AMDA国際医療情報センターの外国人からの電話相談で急増しているのが、母国からやってくる親族・友人の病気治療の相談だ。海外から病気療養目的でやってくる場合には本来、医療ビザが必要だ。数次のビザで温泉での湯治までその対象となり、また病人がひとりで来日するのは困難なので、その介助の人もビザの対象となる。ところが現地日本大使館にビザの申請をしなくてはならないうえに、医療機関の紹介など専門業者に依頼しなければならない部分があり、それだけでも高額になってしまう。日本にいる親族・知人が受診する医療機関を探し当てれば、医療ビザを取得する必要もないし、仲介業者に高額なお金を支払う必要もない。しかし、以前はビザなしで来日することが不可能な国が多かった。親族訪問でやってくる人たちの中に滞在中に治療を受けたいという人たちがいた程度だったのだが・・・この数年、外国人観光客を増やそうという国交省や観光庁の思惑からとくにアジアの国々に対する15日程度のビザなし渡航が解禁となり、観光ではなく、医療そのものが目的でやってくる人たちが急増しているのだと思う。たぶん法務省が医療ビザを創設した裏には、医療ビザの取得要件に経済的ハードルを設け、来日後に医療機関で治療を受けた後に「支払えない」などという、いわゆる医療費未納のトラブルを極力避けるという目的があったのではないかと推察する。しかし、こういう思惑もビザなし渡航の解禁であてがはずれつつあるのではないかと思う。日本の医療機関にアクセスすることは簡単になったが、医療機関にとっては悩みの種なのではないだろうか? 日本に住む親族や知人の言葉を信じて、患者を診察しても余病が見つかり、ビザの延長などの書類作成を依頼されるとか、保険外診療で支払えないなどというトラブルを抱え込む可能性が高いからだ。実際、僕のクリニックでもこの1か月のうちに次のようなことがあった。カンボジア難民として来日定住している方から母国にいる自分の母親の治療を日本でしたいと相談があった。彼女の話ではタイの病院で診察を受けて、食道の腫瘍という話だった。数週後に母国からの資料を持ってやってきたときに全部読んでみると、甲状腺腫、それも良性の甲状腺腫と書いてあった。これなら時間も費用もそうかかることなく、治療できるだろうと知り合いの病院でおおよその金額を計算してもらい、支払えるということで話を進めていたのだが・・・実際に母親がやってきて術前の診察を受けたら、心臓疾患が見つかり、大学病院レベルでの治療が必要になってしまった。大学病院での保険外診療費用が支払えるかも問題だし、親族訪問ビザで許可された3か月以内に治療が完結するかもわからない。こんな難問を押し付けた私は大学病院からみたら、好ましからざる人間なのかもしれない。
 話はもとに戻って・・・親族や知人が日本にやってくる、医療機関には自分たちが連れて行くので、治療できる医療機関を教えてほしいという電話相談に応えて、AMDA国際医療情報センターが医療機関名を告げたとしたら、そしてその件で当該医療機関で医療費の支払いなども含めてトラブルが発生したら・・AMDA国際医療情報センターは好ましからざる組織として医療機関から嫌われるかもしれない。いや、その可能性は非常に高いと言わざるをえない。そうすると長い年月をかけてつくりあげてきた医療機関との信頼関係が崩壊しかねない。それは電話相談と医療機関からの電話通訳も行っているAMDA国際医療情報センターにとっては致命傷になりかねない。そういう理由から、日本に滞在する人から海外にいる親族・知人の病気療養についての受け入れ医療機関に関する電話相談には対応しないという方針を出したしだいだ。ぜひご理解をいただきたい。
  • 2017/10/14 9:00
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午前11時ごろになって横浜市内のホテルからベルギー人の女性がやってきたと受付から連絡があった。症状は強い頭痛とのことだった。ちょうど内視鏡検査を始めるところだったので終わるまで15分ほど待っていただくことになったが・・・・診察室にお呼びしたら、顔つきがアジア人、たぶん韓国人ではないか?と思い、英語のほかに何語が話せるのですか?と訊ねたら、英語とベルギー語しか話せないとのことだった。ごく小さいころ、韓国から養女としてベルギーに渡ったのだそうだ。この件に関してそれ以上のことを訊ねるのはやめた。横浜のホテルからタクシーで7千円を超える金額を支払ったそうで、どうして僕のクリニックまでやってきたのか?と訊ねると、ホテルのフロントが教えてくれたとのこと、僕自身、典型的な片頭痛の発作に25歳の時から悩まされてきたので、片頭痛の患者も少なくはないのだが・・・そんなことまで知ったうえで僕のクリニックを受診するように勧めたのではあるまい。横浜市内には英語で対応してくれる医療機関が少なからずあるはずなのに・・・もっとフロントは親切な対応をしてほしいと心から思った。頭痛で45分もタクシーに揺られるのはつらかっただろう。頭痛の性状を聞くと、どうやら片頭痛の発作ではないらしく、頭が重苦しいということであるし、血圧も全く正常範囲内であり、神経学的にも異常はなさそうだったし、あと数日で帰国するということなので、鎮痛剤の処方で終えることにした。彼女が加入している民間保険会社に支払い明細を書いて、さて帰りについて、大和駅までタクシーで初乗り運賃程度、大和駅から横浜駅まで相鉄線で250円と教えてあげた。タクシーが来たようすもなかったので後でスタッフに尋ねたところ、最寄りの小田急江ノ島線鶴間駅から電車に乗り、大和駅で乗り換えると話して、出て行ったそうだ。それにしても遠くまでやってきてと気の毒に思った。
  • 2017/10/13 9:00
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先週の金曜日にやってきたアメリカ人女性、フェンタニールのテープが欲しかったようだが、僕自身は麻薬の使用許可を更新しなかったので処方ができず・・・どこかに処方してくれるドクターはいないか?と再三電話で依頼され・・・近隣のペインクリニックの医師に確認したところ、処方可能だとの返事なので、最後に彼女が電話してきたときにこれを伝え、今週の火曜日にまずは僕のクリニックに来てもらい、先方のクリニックまで徒歩4分程度、クリニックのフィリピン人スタッフに同行してもらう予定でいたのに・・・先方の医師にも火曜日にうかがうと話しておいたのに・・やってこなかった。このペインクリニックには医師が二人いて、院長である彼が毎日いるわけではない。たしか一日休みがあったと記憶している。こういう日に突然、やってこられてもパートの医師のほうはこの一連の話を聞いて入ないので戸惑うばかりだと思う。よかれと思ってここまでやったけど、迷惑なことだったのか、はたまたいい加減なのか? 何度も電話してくるほど頼って来るなら、来るなら予定通り来る、もし日にちを変更したいならそうと電話で連絡してくれないと困る。また僕自身の信用度も落ちてしまう。結果的に、そうでなくても外国人を受け入れることができる医療機関が多くはないというのに・・さらに少なくなることにつながりかねない。残念と言うか、なんと言うのか。
  • 2017/10/12 9:00
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ベトナム人通訳が来てくれた土曜日、やはりベトナム人患者が多くなる。ベトナム人男性48歳、いつものように血圧を測定して処方箋に書いていると、「おしりから出血する」と訴える。便と血液が混じりあっているわけではなく、色も鮮血だというので、肛門近くからの出血を疑い、まずは直腸肛門診、つぎに直腸鏡で覗いてみた。内痔核がけっこうひどい。痛みはないそうだが・・・ブレドニン・フラジオマイシンの坐薬を処方した。インド人男性45歳、珍しく同じインド人の奥さんがついてきたと思ったら、いつもの診察の後に「奥さんの件で話がある」と言う。そしてなにやら英文の書類を取り出した。読んでみると僧房弁閉鎖不全と書いてある。インドの病院で健診を受けたら、このように診断されたそうだ。インドでは手術は必要ないと言われたが、日本に戻ってきて、ご主人の会社が探してくれた某専門医療機関に診てもらったら、大きな手術が必要で、それも近くではなく、神戸のその医療機関の系統の病院で手術をしたほうがいいと勧められたとのこと。セカンド オピニオンを聞きたいとの話だった。幸い、近くに循環器の専門病院があるので、すぐに院長に電話してことのしだいを話したところ、専門医に話をしておくので・・・と言ってくれた。よかった。奥さんのほうは話を聞いただけだったので、診察代をもらいにくく、本来は話を聞いたことも立派な医療行為なのでもらうべきなのだろうが・・もらわなかった。10月になり、夜間は医師会、市役所、市立病院、県、県医師会関係の会議が目白押し。前半は7、8、9以外、すべて埋まっている状態。
  • 2017/10/10 9:00
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