AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

とうとう、大みそか。ことしはいろいろな災害がありすぎました。来年はいいことがありますように。私も1月に母を亡くしましたが、以後はがんばったつもりです。不思議なもので等々力の家に行くといまだに母が二階から降りてくるような気がします。プログを読んでくださっているすべての方にとっても来年が良い年になりますようにお祈りいたします。バンコツクより皆様に愛をこめて。
  • 2012/1/1 13:27
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本年最後の診察日。外国人はペルー人のこどもの予防接種と同じくペルー人のこどもの急性腸炎、同じくフィリピン人の親子の急性腸炎の4件だけ。街は静かだ。みんな出かけたのだろうか? 毎年、最後の診察日は出前のお寿司を頼んで職員全員で食べることにしているのだが、昨年は出前専門店に頼んだらメニューの写真と実物が違いすぎたため、今年は2日にわけて寿司屋に食べに行った。もちろんクリニック持ち。おいしかった。今年はまだ終わってはいないが3月11日の東日本大震災、トルコの地震、バンコックの洪水、フィリピン・ミンダナオ島の台風と大きな自然災害が多すぎた。来年はいい年になってほしい。
  • 2011/12/30 16:39
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きのう、午後になって患者のカルテの列が切れて、一瞬、ひまになった。隣の小児科から聞こえてくる小さい子供たちの泣きさけぶ声、ワクチン接種を受けているのだろう。実は僕も小さいころ、田舎の町では有名な医者嫌いだった。当時は抗生物質をおしりに注射した。それをいやがってあばれて、押さえつけていた医者と看護婦がひるんだ瞬間、下向きからくるりと上向きに変わった僕は緊張のあまりにおしっこをしてしまった。こどものおちんちんはほぼ真上を向いている。僕のおしっこは見事に医者の白衣を汚してしまった。話がそれたが、向きを患者のいすのほうに変え、足を投げ出して考え事をしていたら突然なにか重い感触。うん?と思って目をあけてみたらフィリピン人の母親を持つ男の子が笑いながら膝の上に座っていた。小学3年のR太だ。フィリピンから母親が連れてきた2年前、学校でいじめられ、母親がフィリピン人だからいじめられるのだろうと思い込んで学校と険悪な雰囲気になり、僕が間に入ってクリニックで母親、学校側と話し合いをしたことがあった。すっかり元気そうになっている。こどもはいい。どうした?と聞いたら「予防接種で来たけど終わったよ、二本も打たれた」と屈託がない。フィリピンパブで働く元タレントの母親たちはほとんどが日本人の配偶者と離婚しているか、形式的な結婚をしているように見える。母親が働いている時間帯、朝の3時か4時までこどもたちは誰かが面倒見ている。ほとんどはフィリピン人仲間だ。こういう環境でどう子供が育っていくのか、大きなお世話なのかもしれないが、気になってしかたない。
  • 2011/12/28 9:40
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きのうの外国人患者、午後になってすさまじく多かった。午前午後でフィリピン人8人、
ペルー人5人、韓国人4人、ベトナム人2人、ナイジェリア人1人、計20人。きょうはうってかわって少ない。きのう、自宅に戻ってからNHK出版にいただいたニッポン異国紀行を一気に読破した。取材した在日外国人から次から次へと被取材者を探して書きあげたもので、著者の労力は並大抵ではなかったろう。中味もそれなりに味がある。僕の知らない在日外国人の裏の世界も垣間見た気がする。ただひとつ気になったのは取材を受けた外国人たちが真実を話しているかどうかということだろう。どこで何を売っていたなどということはその場の事実だから信用できるとしても、私はこういう一生を生きてきました的なことはそうかもしれないし、そうではないかもしれない。たとえば僕がかかわったタイ人エイズ患者に、どうして感染してしまったのか?とかタイでどのような仕事に就いていたのか?と尋ねても、医学的にありえないことや後で嘘とわかったことを話してくれた人は少なくない。みな、自分に都合がよいように話すし、とくにエイズ感染に関してはそれは差別からの自己防御である場合もあるので、わかっていても非難することはとてもじゃないが心情を汲むとできない。要するに取材の対象となった人の自己申告というものはこのように事実ではない可能性があるのだと認識しながら読めばいいだけである。著者もそのあたり、注意深く書いていると思う。いろいろ書いたがこの本はそれなりに僕の興味を満たしてくれた。もう一点、きのう書いたことだが、マスコミのペンの力って強いのか弱いのか、どうなのだろう? 政治のからんだ話について書くときはペンの力を折られまいと必死になって書くのだろう。巨悪に立ち向かう正義の味方のイメージだ。だが僕ら、一般の市民を当事者とすると相手としてのペンの力は圧倒的な広報力と組織力を持った強者のイメージになってしまう。きのうの「言論の自由に文句を言うのか」という恫喝ともとれる一言はその典型だ。だから僕はいつもマスコミの人にはそのあたり、わかっていてほしい。
  • 2011/12/27 20:32
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寒さがひどい。僕の北海道のいなか、栗山町のホームページを見たら12月13日だったか、町内のスキー場がオープンしたとあった。朝から韓国人、フィリピン人、ペルー人と風邪ひきが続いた。昼休みは貧血がひどくて便をするたびに赤い血が出るという49歳のペルー人の大腸検査をした。年齢的にはがんがあってもおかしくない年だが、貧血がひどい割には元気。こういう場合、貧血はゆっくりとおこってきた可能性が高く、したがってがんの可能性は低いと言える。まあこれだけで決めてはいけないので大腸内視鏡を行ったわけだが、結果は痔以外、何もなかった。よかった。本人もがんを心配していたらしく、ほっしたようすで帰って行った。
きょうNHK出版から何か送られてきた。あけてみたらニッポン異国紀行という本の取材に協力したお礼にその本が一冊入っていた。外国人が急増した90年代にはこの手の本が少なくなかったが、今頃になってというのはあまり記憶にない。診察の前にパラパラとめくって読んでみたが、全般的にはよく書けていると思う。僕が唯一、気になったのがAMDAとAMDA国際医療情報センターに関する記載のところである。原文通り書きぬくと「AMDA(アジア医師連絡協議会)は外国人の医療をサポートする国内最大の特定非営利活動法人である。その系列団体のひとつにAMDA国際医療情報センターがある。」とある。これは明らかなまちがいだ。一般的にAMDAといえばは国内外で難民など医療に困っている人たちの支援を行っているNPO法人AMDAのことで本部は岡山にある。外国人医療の支援を行っているのはNPO法人AMDA国際医療情報センターだけである。またAMDAという文字を冠に持つNPO法人は3つ、任意団体は一つあり、その4つをメインとしてAMDAグルーブを形作っている。各々が会計的にも独立している組織である。そしてNPO法人AMDAの理事長菅波茂医師がAMDAグループの代表であり、NPO法人AMDA国際医療情報センターの理事長である私、小林米幸がAMDAグループの副代表である。こういうことは送っていただいた本の重要な部分ではないからめくじらをたてるべきところじゃないと思う。だから出版元のNHK出版や著者にアプローチして訂正を求めたりするつもりもないが、一度まちがったことを文字にしてしまうと訂正していただいてもあまり意味がない。まちがいを見た人が訂正文を読んでくれるとは限らない。ましてや単行本なら訂正しようがないだろう。こういうまちがいを避けるためには出版前に関連している客観的事実の記載にまちがいがないかどうか、確認の作業を必ずしていただくしかない。ずいぶん前になるが、AMDA国際医療情報センター関西オフィスに朝日新聞編集委員を名乗る人から電話取材があった。もう15年以上前だろう。関西オフィスのスタッフが電話取材の最後に「まちがいがあってはいけないので最終原稿の前に見せていただけますか?」とお願いしたところ、「それは言論の自由を侵すものでできない」と相当に怒られたと聞いた。ペンの力は圧力には負けないぞということなのだろう、きっと。でももしこれが事実だとしたらあきれた話だ。スタッフが気にしたのはセンターが行っている外国人の無料医療・医事相談の時間帯とか、センターが掲げている考えとかそういう客観的な部分だ。一度まちがって書かれた後で小さな訂正文を出されてもこちらのダメージは大きい。取材側がどのように取材したことがらをまとめるかということには一切関係ない。そういうところに茶々を入れようとは思っていない。これこそ言論の自由の部分だろう。こんなにこだわるのも実は僕自身、痛い目にあったことがあるからだ。これももう15年以上前になるだろうか。当時の毎日新聞の厚生省担当の方から取材を受けた。ある事柄について僕の考えを尋ねられたのだが、数日後に小林米幸氏談として載っていたのは僕が話したこととほぼ正反対のことで非常に迷惑した。では新聞社の方々がみんないい加減かと言うとそうではないことも書いておきたい。記事の内容を確認するために「大切なことなのでこれでまちがっていませんか?」とパソコンやファックスで最終確認を求めてくる人たちも少なからずいる。ひとりひとりの報道姿勢のちがいなのだろう。こういう人たちとは信頼関係で長くおつきあいしたいと思っている。
  • 2011/12/26 16:08
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朝の8時50分から午後1時に終わるまでまったく患者の列がとぎれず、トイレにも行けなかった。胃の内視鏡を行った人がひとり。なにしろ大人の急性腸炎が多い。アルゼンチンの人もフィリピン人もペルー人も・・・みんな具合悪い。ひとりは「真っ赤な血がおしりから出てる」ということで緊急でロマノスコープで見たが、直腸粘膜から全体的にウージングというしみだすような出血があった。やはり感染性腸炎のひどいタイプである。高齢者ならこれだけで脱水となり、体調がどんどん落ちて行く。点滴した人もひとり。ことし最後の土曜日だったので外国人の患者、多かった。横須賀からインフルエンザの予防接種を受けにきたフィリピン人女性がいて驚いた。遠すぎる。たぶん2時間近くかかるはず。どうしてここまでやってきたのだろう? 尋ねてみようと思ったが忙しくて忘れてしまった。
もうクリスマス、あと一年ももう少し。
  • 2011/12/26 9:23
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きのうは午後から神奈川県医師会の会長会に出席した。席上、黒岩知事の神奈川県の医療のグランドデザインの現状が報告されたが、どこをどう探しても外国人医療という文字は見つけることができなかった。最初のグランドデザインには医療特区とかメディカルツーリズムというようなお金をもうけるための外国人医療が含まれていたと記憶している。今回の大見出しの中に「地域医療」という項目があったので、期待してよくみてみたが、小見出しの中に在日外国人の医療という文字はなかった。在日外国人の医療と書くと、それがなぜ地域医療なのか?と思われる方もいるかもしれないが、外国籍地域住民と書いたらどうだろう? みなさんの隣に住んでいる人たちのことだ。これが地域医療じゃなくて何だろう? 今までふりかえられることがなかった人たちのことはマミコミ界出身の新知事なら少しは頭の片隅にあるかと思ったが、やっぱり単なる「日本人」なのね。先週の火曜から日曜にかけて南山堂の雑誌「治療」の特集号の依頼原稿4千字ひとつと日経BP社の依頼原稿1500字三つを書き上げた。もちろん外国人医療に関するもので、とくに月刊治療の特集号は外国人患者がやってきて困ったときにどうするか?というハウツーものだ。書いているうちに「いや、私は外国人なんて診たくないからこんな文章、読む気にもならないよ」という医師も少なからず、うーん、相当数いるような気がした。日本医師会が作成したTPPに反対するパンフを見ると「外国人患者を治療すること、それは医師としての責務である。しかし営利目的で、組織的に外国人患者を招致することには問題がある。」と書いてある。まったく意義がない。後半の部分はメディカルツーリズムに反対するという意味だろう。この部分、反対するまでもなく、うまくはいかないだろう。関係者の読みが甘すぎる。さて前半の部分、「外国人患者を治療すること、それは医師としての責務である」については日医執行部はよく書いたと言いたい。これは明らかに外国人医療は地域医療として取り組むべきですよと言っているのだ。外国人登録者だけで約217万人、日本の全人口の1.67%を占めるわけだから当然の見解だ。さらにこれに外国人登録を必要とされない「90日以内に日本から退去する」親族訪問、旅行者、ビジネスでやってきた人たちがいるわけだから、きょう今の時点でカウントしたら日本にいる外国人って全人口の2%は軽く超えているだろう。では「外国人患者を診ることが責務」であるとしたら言葉もわからず、場合によっては医療費の問題も抱え、物の考え方も医療の習慣もちがう外国人をどのように受け入れろというのだろう? 外国人医療にかかわるさまざまな問題点を外国人患者を迎える前に医療機関の中で勉強し、意思統一というかコンセンサスを得ておいたほうが後々、問題を抱えたときに対処しやすい。最後に残る最大の問題は言葉の問題だ。責務だとしたらどうすべきというのか? 指針をぜひ与えてほしい。僕はAMDA国際医療情報センターが電話通訳機関になってもいいと思っている。実際に今でも一日何件かはそのような依頼もある。
  • 2011/12/26 9:18
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先日から書いているめまいを訴えるベトナム人に女性について精神疾患を診てくださっている精神科医から問い合わせに対する手紙が来た。やはり心因性のめまいであるとのこと。精神科医ではない僕にはわかりづらい精神科専門用語で見解が書いてあった。さすが専門家だ。10時ごろになって奥さんがついてきたペルー人男性50歳。会社の検診の結果がヘモグロビン8.2g/dlと強い貧血、採血をしてみると7.6mともっと進んでいる。たしかに顔色が悪いが、動いても動悸はないそうで、ゆっくりと貧血が進んでいるのだろう。そうすると痔を一番考えなくてはならないのは痔かなあと思ったところ、次の言葉に驚かされた。「せんせい、まいにちね、うんちするとあかい血が出る」。痔も考えなくてはならないが直腸がんなども否定しなくてはならない。否定しなくては・・・というより可能性としては半々かもしれない。この年末にきて新年まで置いておけない患者が出てくる。そのまま肛門直腸診をおこなっても、触れるところにしこりはなく、手袋に付いてくる便も血液が混じっている感じではない。26日の月曜の昼休みに大腸内視鏡を組んだ。何もないことを祈りたい。昼から県医師会の会長会へ。あすは祭日で一日早く木曜に来てくれた方が多い。おひとりおひとり話をしているはずなのだが、忘れて僕がいない時間帯に来てしまう患者が少なくない。きょうも迷惑をかけるのが心苦しい。
  • 2011/12/22 13:41
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12月も中旬になり、風邪がはやって来たのか外国人の患者数も急に増えてきた。きのうは計15人、フィリピン人3人、ブラジル人3人、中国人2人、ガーナ人2人、ペルー人、韓国人、タイ人、アメリカ人、パラグァイ人だった。外来から聞こえてくる言葉もにぎやかだ。冬になるとフィリピン人がみな元気がなくなって見える。寒いところは苦手なのだろう。きょうの朝になって受付でフィリピン人男性のカルテが出ないと騒いでいる。僕のところはまだ電子カルテではない。電子カルテを導入すると今までのカルテを全部電子カルテになおさなければならないので作業量を考えるととてもできない。どうもそのフィリピン人男性が過去に使っていたカルテの名前と今回、窓口で告げた名前がちがうらしい。保険診療ではこういうことはないが、自由診療ではこういうことがありうる。ようやく入ってきたフィリピン人男性、よく見る顔だった。以前に比較してあまりに顔が痩せこけている。糖尿病が心配になり、尿の検査だけまず行ってみたが、異常はなかった。空腹時に胃が痛いと言うが、ごはんを食べてきたし、保険がないので、まずは胃酸を抑えるプロトンポンブインヒビターを数日処方し、効果がなければ内視鏡という話をした。午後になってやってきた日系アルゼンチンの男性、仕事場で具合が悪くなり、血圧を測ったらあまりに高いので、会社から帰って医者のところへ行けと言われたとやってきた。血圧190/100、すごすぎる。具合が悪いわけだ。年末が近いけどとりあえず数日分処方して降圧剤の効果を見、さらに空腹時で採血してコレステロールや中性脂肪や肝機能、腎機能をチェックすることにした。
  • 2011/12/20 19:08
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ある学会からメディカルツーリズムを受け入れる医療機関を支援する・・・というようなメールが届いた。個人的な感想を言うと、やはり大きな医療機関のことが頭の中に最初にあるのだろう。僕のクリニックのようないわゆる開業医のところには地域の外国人やたまたま親族訪問に日本にやってきて病気になったという外国人がやってくることがあっても、わざわざ「治療のために日本にやってくる」外国人が来ることはない。大きい病院ではそういうメディカルツーリズムのニーズがどれほどあるのだろう? いろいろな本、雑誌に書かせていただいたが、メディカルツーリズムを積極的に受け入れている国といえばインド、タイ、シンガポール、韓国だ。そしてメディカルツーリズムにやってくると想定されているのは現時点では中国の富裕層だ。タイ、シンガホールでは華僑が多くて、なおかつシンガホールでは中国本土と同じく学校でも北京語での教育となっているので中国本土からの人とは通訳を置かずに話をすることができる。おまけに韓国、タイ、シンガポールの物価は日本よりはるかに安い。それでも日本の医療は進んでいるからと言う人はいるかもしれないが、留学生や国際学会などを通じて医療技術は世界中にあっと広まっていく。「この手術は私の大学が開発したので特許にして私の大学でしか手術ができません」などいうことがないのだ。心の中ではメディカルツーリズムはだめかとすでに思っている関係者は少なくないと思う。関係しているお役人の中にもいると思う。
日本医師会はメディカルツーリズムが広がることによって自費診療が増え、TPPで市場開放を求める米国の保険会社などがそこにもつけこんでくると思っているようである。TPPで米国の保険会社が付け込んでくるのはまちがいないだろう。医療関係の財政の厳しいことを受けて近い将来、政府が保険診療できる疾患に制限を付け始めると、では国民としては保険診療から除外された疾患の治療などに要する費用をどのように工面するかというと保険会社にお世話になるということになる。すなわち公的保険と民間保険の二つの制度に加入するということになる。しかしそれは民間保険に加入できる財力のある人たちだけだ。こうして国民皆保険制度は崩壊する。このシナリオは正直、ものすごく信ぴょう性がある。日本医師会がメディカルツーリズムやTPPに反対しているのは理にかなっていると僕は思う。
話が脱線してしまったが、どうして「メディカルツーリズム」で、どうして「在日外国人」ではないのだろう? 今までだって在日外国人は健康、医療に関しては極端な言い方をすると誰にもふりかえられずに来た。国にも地方自治体にも多くの医療機関にも。今回、外国人の医療に少しは日が当たるかと思ったが、厚労省の外国人受け入れ医療機関の認定制度といい、今回の学会といい、医療を受けることを目的にやってくる外国人を想定してのことである。僕らのまわりにいつも暮らしている外国人はまたまた置き去りか忘れ去られているようだ。もしかして彼らが同じ外国人と言っても医療機関にとっては「もうからないやっかいな」人たちだからだろうか?
  • 2011/12/19 16:20
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